【時速13km】電動スーツケースって何?
更新日:2024.09.09
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突然ですが、このニュース覚えていますか?
2024年6月26日、無免許で「電動スーツケース」に乗って歩道を走ったとして、大阪府警福島署が道交法違反(無免許運転)の疑いで、大阪市此花区に住む中国籍で留学生の30代女性を書類送検されました。
では、「電動スーツケース」とは一体どういったものなのでしょうか。
2024年6月26日、無免許で「電動スーツケース」に乗って歩道を走ったとして、大阪府警福島署が道交法違反(無免許運転)の疑いで、大阪市此花区に住む中国籍で留学生の30代女性を書類送検されました。
では、「電動スーツケース」とは一体どういったものなのでしょうか。
「電動スーツケース」とは?
モーターが搭載されたスーツケースに腰かけ、アクセルとブレーキで移動するものです。
誰が何のために作った?
2016年に発表されたModobaghttps://modobag.com/features.htmlは、シカゴの起業家で世界中を旅するケビン・オドネルの発明品です。彼が初めて「電動スーツケース」というものを発明しました。このアイデアを思いついたのは、空港を移動していたとき、子供たちが交代で彼のスーツケースに乗り始めたときでした。作られた目的は世界中の何千人もの人々に、よりスマートで、より速く、楽しい旅行方法を提供することです。
「電動スーツケース」はリチウムイオンバッテリーを搭載した充電式で、ハンドル、アクセル、ブレーキを備えており、最高時速は約13km。ざっくり言うと、徒歩の3倍のスピード。
流石に早すぎではないかと思います。
実際、シニアカーでも最高速度が時速6km以下です。
「電動スーツケース」はリチウムイオンバッテリーを搭載した充電式で、ハンドル、アクセル、ブレーキを備えており、最高時速は約13km。ざっくり言うと、徒歩の3倍のスピード。
流石に早すぎではないかと思います。
実際、シニアカーでも最高速度が時速6km以下です。
車?スーツケース?
結論から申し上げると、道路交通法上、原動機付き自転車(ミニバイク)に区分されます。
つまり、原動機付自転車免許か普通自動車免許が必要となります。今回の事件も歩道を無免許で運転していたことによって書類送検されています。また、免許以外にもナンバープレート取得やバックミラーの装着、ヘッドライトやブレーキランプの装備などが求められていて、自動車損害賠償責任保険への加入も必須です。ヘルメット装着も義務付けられています。
つまり、原動機付自転車免許か普通自動車免許が必要となります。今回の事件も歩道を無免許で運転していたことによって書類送検されています。また、免許以外にもナンバープレート取得やバックミラーの装着、ヘッドライトやブレーキランプの装備などが求められていて、自動車損害賠償責任保険への加入も必須です。ヘルメット装着も義務付けられています。
どこで買える?どこで使える?
どこで買える?
日本でも家電量販店や通販サイトで購入できます。価格は10万円ほどで、使用者の年齢が12歳以上、体重が100キロ以下であることが推奨されています。
どこで使える?
私有地や使用を許可している施設であれば法律上使うことが出来ます。ただ、日本では公道を走ることが出来ません。
羽田空港でも、他の客との接触事故防止のため、ターミナル内での走行は控えるよう呼びかけています。
・機内の持ち込みは可能ですが、「電動スーツケース」に搭載されたリチウムイオンバッテリーは過熱すると火災のリスク があるため、事前に航空会社に確認する必要があり、慎重な取り扱いが必要です。
・通常のスーツケースに比べて重いため、機内持ち込みの重量制限に注意が必要です。
・操作を誤ると、衝突事故や転倒事故が発生する可能性があります。
羽田空港でも、他の客との接触事故防止のため、ターミナル内での走行は控えるよう呼びかけています。
・機内の持ち込みは可能ですが、「電動スーツケース」に搭載されたリチウムイオンバッテリーは過熱すると火災のリスク があるため、事前に航空会社に確認する必要があり、慎重な取り扱いが必要です。
・通常のスーツケースに比べて重いため、機内持ち込みの重量制限に注意が必要です。
・操作を誤ると、衝突事故や転倒事故が発生する可能性があります。