三菱自動車「トライトン」のグレードをプロが徹底解説 見分け方・グレードごとの違いは?【プロ徹底解説】

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三菱自動車のピックアップトラック「トライトン」の最新モデルが、2024年2月より発売となっています。「トライントン」には、どのようなグレード編成になっているのか? その内容をプロが徹底解説します。

文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK

鈴木 ケンイチ

モータージャーナリスト。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。レース経験あり。毎月1回のSA/PAの食べ歩き取材を10年ほど継続中。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 自動車技術会会員 環境社会検定試験(ECO検定)

鈴木 ケンイチ
Chapter
「トライトン」のグレードの概要
「トライトン GLS」の特徴
「トライトン GSR」の特徴

「トライトン」のグレードの概要

三菱自動車の「トライントン」は、1978年に発売になった「フォルテ」をルーツに持つ、ピックアップトラックです。これまでデビューから46年の間に、世界約150か国で約570万台以上が販売されています。三菱自動車を支える大きな柱となるモデルです。
今回紹介するモデルは、2023年7月に世界初披露された第6世代となります。日本では12年ぶりとなる2024年2月に発売となりました。
新型モデルは「パワー・フォー・アドベンチャー」をコンセプトに開発され、内外装デザインからシャシー、エンジンまで、すべてが一新されています。
その「トライントン」のグレード編成は、以下の2つになります。

・「GLS」 スタンダードなグレード
・「GSR」 上位グレード

「トライトン GLS」の特徴

「トライトン」のスタンダードグレードとなるのが「GLS」です。ホイールアーチモールや、ルーフレール、スタイリングバー、フロントアンダーガーニッシュなどの装飾的な部品がないのが特徴です。
また、内装では、天井の色がグレーで、シートがシルバーステッチのファブリックというのも特徴です。エンジン、駆動システム、先進運転支援システム、ナビオーディオは上位と変わることなく充実しています。落ち着いたルックスの車が欲しい人、コスパを重視する人におすすめしたいグレードです。
価格:498万0800円
サイズ:全長5320×全幅1865×全高1795㎜
乗車定員:5名
燃費性能:11.3km/l(WLTCモード)

「トライトン GSR」の特徴

「トライトン」の上位グレードとなるのが「GSR」です。特徴は、力強さを演出する外装部品の装着と、レザーシートの採用です。外装では、フロントバンパーガーニッシュがブラックメタリックとなりグリルがカラードとなります。
ドアミラーとアウタードアハンドル、リヤゲートガーニッシュ、リヤバンパーがブラックメタリックとなり、サイドステップはダークチタン加飾付きとなります。
また、ダークチタン加飾付きのフロントアンダーガーニッシュ、スタイリングバー、ルーフレールが装着されています。18インチのアルミホイールもブラックとなっています。
内装では、オレンジステッチ付きのレザーシートを採用。本革巻きステアリングもオレンジステッチと、ダークチタン加飾がついています。運転席のシートが、パワーシートになり、パワーランバーサポートが付くのも「GSR」の特徴です。内装の天井はブラックになります。
力強く、きらびやかなルックスと、レザーシートを採用するのが「GSR」の特徴です。押し出しの強い、精悍な車を求めるにおすすめです。
価格:540万1000円
サイズ:全長5360×全幅1930×全高1815㎜
乗車定員:5名
燃費性能:11.3km/l(WLTCモード)
「トライントン」のグレード編成は2つ。シンプルな「GLS」と、力強いルックスの「GSR」となります。ただし、パワートレインや先進運転支援システムは、グレードごとの違いはありません。
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