今ではほとんど同じ車!? かつてトヨタ 初代プロボックスとサクシードは何が違ったのか?

プロボックス/サクシード TRD

今回は、トヨタ 初代プロボックス(XP5#型・XP16#型・XP16#V型)とトヨタ 初代サクシード(NCP5#・NLP5#・NCP16#・NHP16#型)の特徴と相違点、そしてこれまでの変移についてお話していきましょう。

トヨタ プロボックスとトヨタ サクシードは日産のADバンと共に、今では数少ないライトバンの生き残りとなってしまいました。のトヨタにはフルラインアップメーカーらしく、様々なライトバンが存在していました。現在のトヨタ プロボックスとトヨタ サクシードは殆ど同じクルマのように見えますが、当時はそれなりに違いがあったのです。

トヨタ プロボックスとトヨタ サクシードの快適性・機能性

プロボックス/サクシード共に無駄な装備が省かれているので、最小限の装備しかありません。しかし営業車として考えてみると高い機能性が有ることが分かります。

運転席周りには多くの収納を有しており、業務上必要な書類や荷物をすぐ手の届く範囲に収納することができます。一般車にはないようなパソコンを置けるテーブルや、コートやスーツをハンガーで掛けることができるフック、大きな書類でもそのまますっぽりと入る大きなフリーラックが装備されています。

グレードによって標準装備かオプション装備かの違いはありますが、荷物を紫外線から守るUVカット付きのプライバシーガラスや、効き目の早いマニュアルエアコンがあり、営業活動をサポートしてくれる車両です。

トヨタ プロボックスとトヨタ サクシードにもハイブリッドモデルが!

トヨタ車の殆どがハイブリッド化している中、おいて行かれていたプロボックスとサクシードですが、2018年12月にようやくハイブリッド車の仲間入りを果たしました。沢山走る商用車は燃費が大切なので、待ち望んでいた方も多かったでしょう。

肝心のスペックを見ていきましょう。プロボックスは1.5Lモデルにのみハイブリッドが追加されたので、諸元は全く同じになっています。燃料消費率は驚きの27.8km/L(JC08モード)。従来のガソリンモデルが19.6km/L(JC08モード)だったことを考えると大進歩です。

新車価格はグレードによって30から40万円程上がっていますが、エコカー減税の対象車に該当するので、自動車取得税・自動車重量税において減税が受けられます。維持費を加味すると、実際の価格差はそれほど大きくなく、長く使っていくことを考えると有意義な支出だと言えます。

最高出力(ネット)は54kW(74PS)/4,800rpmとモーターの45kW(61PS)、最大トルク(ネット)は111Nm(11.3kgfm)/3,600~4,400rpmとモーター169Nm(17.2kgfm)となっています。エンジンモデルの力強さを残したまま、モーターによる迅速でスムーズな走り出しを取り入れた、正当進化のハイブリッドになりました。

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トヨタ プロボックスとトヨタ サクシードは車中泊に向いている!?