なぜワックスが必要なのか?車に濡れたような艶を与えるワックス掛けのコツとは?

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クルマのお手入れの基本中の基本といえばまずはワックス掛け!

デリケートな塗装をキッチリ守り、輝きも出す。ただ塗るだけではダメなワックス掛け。実は奥が深いのです。自称ワックス評論家の筆者がワックス掛けの基本を伝授します。
Chapter
なぜワックスが必要なのか?
塗装面に安全で取り扱いやすい「カルナバ蝋」主原料のワックスを選ぼう
早速、塗布してみよう
塗り込みは基本直線で行います
ボディの平面も同じ感覚で仕上げていきます
エンブレムや樹脂部分は詰まりやすいので注意
仕上げはマイクロファイバークロスで拭き上げる
最初はザッくり、仕上げは丁寧に
固形ワックスの醍醐味。このウットリとする艶が愛車を惚れ直す

なぜワックスが必要なのか?

ワックス掛けをしていると「クルマを大切にしている」という満足感でいっぱいになります。

しかし、ボディの艶をウットリ眺める満足感も大事ですが、一番の目的は塗装面の保護です。ワックスを塗布し、塗装面にもう一枚皮膜を形成することで、降雨、紫外線、排ガスなど有害な物質から保護をしてくれます。通常ワックスを塗布して形成される皮膜の厚さは0.55ミクロンと非常に薄いものですが、これが塗装面をしっかり守ってくれます。

塗装面に安全で取り扱いやすい「カルナバ蝋」主原料のワックスを選ぼう

今回は、コーティング剤ではなく固形ワックスが主役。星の数ほど製品が販売されていますが、出来れば「カルナバ蝋」が主成分の製品を選びたいものです。「カルナバ蝋」とは、ブラジル原産のヤシから取れる植物性の蝋のこと。

その品質は1号から3号まで分けられており、用途はクルマに限らず化粧品や靴磨きまで様々です。クルマ用でもできるだけ、品質の高い「カルナバ蝋」を使用したワックスがオススメです。
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早速、塗布してみよう
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