ビートル、フィアット500…愛嬌?洗練?丸目の輸入車4選!
更新日:2019.05.31

絶世の美女ですと、付き合っていても飽きると聞いたことがあります。
末永く楽しく付き合えるタイプは、平均的でややまるめな女性らしいです。
なるほど、よくよく考えてみるとクルマもそうかもしれません。ただし、この場合はまるめ、すなわちまん丸いヘッドライトということですが。
- Chapter
- 定番の定番、ビートル
- ビートルとくれば……
- 忘れちゃイケナイ パブリックカー
- おフランス代表
定番の定番、ビートル
丸目のライト特集筆頭は、おそらく世界中を走り回ったであろうビートル。
タイプIと呼ばれる初期型は1938年にデビューし、半世紀以上にわたり2100万台以上生産された有名すぎる大衆車。そのデザインを活かした新世代ビートルもまん丸のライト。駆動方式はRRからFFへ移りましたが、デザインはザ・ビートルになってもタイプIの雰囲気はそのままです。
しかしボディはそれ、現在のクルマゆえ全幅で30cm近く大きくなり、快適性や衝突安全性も高水準になっています。うれしいのはインパネにある一輪挿し。これぞビートルのアイデンティティと思います。まさに世界が愛したカブトムシなのです。
ビートルとくれば……
丸目ライトの王道車としてミニもあげられます。BMC時代のクラシック・ミニのデザインを現代に蘇らせたBMWミニ。BMC時代のそれに比べると3ナンバーだったり、4ドアもあったりと古くからのファンにとってはミニではないような気がする方も多いですが、デザインが愛され好調なセールスを続けています。
一方、これがホンモノのオーラよ、といえばやはりクラシック・ミニだと思います。センターメーター以外に何もないシンプルなのも魅力ですが、ウッドパネルにパイピングが施されたレザーシートなど品が良すぎて卒倒してしまいそうです。
英国紳士という雰囲気も言い得て妙。今だに人気の1台です。
<次のページに続く>
- 次ページ
- 忘れちゃイケナイ パブリックカー