トヨタ ライズは支払い総額269万9300円!?実際に見積もりを取ってみた!

トヨタ 初代ライズの運転席

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トヨタ 初代ライズ(5BA-A200A、5BA-A210A)の見積もりをとってきました。初代ライズは、ダイハツとトヨタが共同で開発し、ダイハツが製造するコンパクトSUVで、2019年11月5日にダイハツ 2代目ロッキーとともに発売されました。

2代目ロッキーと初代ライズのグレードや本体価格をWEBで比較すると、ダイハツの方が上級グレードを用意している、トヨタの方が若干高いなど、微妙な違いがあることに気がつきます。今回は初代ライズと2代目ロッキーの違いに迫りながら、初代ライズの見積もり額を紹介していきます。
Chapter
トヨタ 初代ライズはダイハツ 2代目ロッキーとなにが違う?
トヨタ 初代ライズはコンパクトで軽快な走りを見せる!
トヨタ 初代ライズの郊外モード燃費は最新ハイブリッド車に匹敵!
トヨタ 初代ライズは若者とシニア世代に人気!?
トヨタ 初代ライズの見積価格は269万9300円!

トヨタ 初代ライズはダイハツ 2代目ロッキーとなにが違う?

まず初代ライズと2代目ロッキーの違いから見ていきましょう。初代ライズのグレードは、XX“S”GZの4クラスです。一方で2代目ロッキーはLXGプレミアムの4クラスで、ライズのX“S”がロッキーのLに該当しています。そして、ライズ GがロッキーのX、ライズ Zがロッキー Gと同等グレードです。

さらにライズ Xは、安全支援機能のスマートアシストが付いていないエントリーグレードで、ロッキーには設定されていません。反対にロッキー プレミアムは本革巻ステアリングや本革巻シフトノブ、レザー調シートなどが装備されたプレミアム感たっぷりのグレードで、ライズには設定されていません。

グレード別に比較すると、若干ですがトヨタ ライズの価格が高くなっていまが、一部の装備の違いによります。例えばトヨタ ライズの上級グレードZは、ダイハツ ロッキー Gより5万8000円ほど高くなっていますが、それはライズ Zにロッキーではプレミアムにだけ装着されている本革巻ステアリングと本革巻シフトノブが標準装備されているからです。

トヨタ 初代ライズはコンパクトで軽快な走りを見せる!

初代ライズと2代目ロッキーは、エクステリア(外観)には多少の違いがありますが、パワートレインやインテリア(内装)やシート、ラゲッジルーム、走行性能は同じです。

パワートレインは、水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボ付きエンジンで、2WDと4WDが設定されています。このエンジンは1.5L自然吸気エンジンに匹敵する出力とトルクがあり、車両重量が980kgに抑えられていることもあって1L車とは思えない加速感が味わえます
サイズは、全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mmです。全長が4mを切っているので運転が難しくなく、回転半径が4.9m(Zは5.0m)と軽自動車並みなので小回りもきき、SUVらしい運転の楽しさも存分に味わえます。

全長が4mを切ると、佐渡や伊勢湾、隠岐島、利尻島などのフェリーでは4mで料金が変わるので、トヨタ C-HRやホンダ ヴェゼルよりも安く乗船できるというちょっとうれしいメリットもあります(東京湾フェリーや津軽海峡フェリーなどは軽自動車と普通自動車で分かれています)。

トヨタ 初代ライズの郊外モード燃費は最新ハイブリッド車に匹敵!

トヨタ 初代ライズの燃費は、WLTCモード18.6km/Lで郊外モード20.2km/L、高速道路モード20.1km/Lです。ハイブリッド車がラインアップされてないのでどうかと思ったのですが、2020年6月発売の日産 キックスが郊外モード20.2km/L、高速道路モード20.8km/Lなので、遊びに使用する分には遜色がありません。

ただ、街乗りは日産 キックスが市街地モード26.8km/Lでトヨタ 初代ライズが市街地モード14.4km/Lと差が付いています。街乗り中心に考えている人にとってはハイブリッドがあるとより良いのでしょうね。
トヨタ 初代ライズの室内はどうでしょうか。クルマに乗り込むと室内高が1,250mmあるので、大人が乗っても圧迫感はありません。また、一見狭いように見えるラゲッジルームも室内高があるので、369Lと十分な広さを確保しています。
さらに、以前のクルマではスペアタイヤが収納されていたラゲッジルーム下のスペースが、80Lもの収納スペースになっています。ただしメーカーオプションのスペアタイヤを装着すると、このスペースは使えなくなります。

トヨタ 初代ライズは若者とシニア世代に人気!?

ディーラー担当者に聞くと、「もちろん購入希望者は若い人が多いのですが、意外というか、シニア世代の方もかなりいらっしゃいます。若いときからSUVが好きで、本当は新しいRAV4やハリアーに乗りたいんだけど、車体が大きくなってしまい、予算からも難しいと思っていたところライズを見て、これだ!と。その方は楽しそうにライズを眺めてから試乗して即購入を決められました」とのこと。

ライズが売れる理由がなんとなく分かったような気がしました。
初代ライズの見積ってもらったグレードは、最上位グレードのZ。このグレードは、本革巻ステアリングや全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズ コントロール)、195/60R17タイヤ×6Jアルミホイールなどが標準で装備されています。

さらに私がライズにした理由は、SUVとして大いに楽しみたいからなので、スペアタイヤ(1万1000円)は必須。

オーディオ、ナビは純正のディスプレイオーディオ(9万7900円)にして、クルマとトヨタスマートセターがつながるTコネクトナビ(9inch24万4640円)は予算の都合もあって装着しませんでした。ほかにはパノラミックビューパッケージ(1万6500円)をオーダーしました。さて、見積価格はいくらになったのでしょうか。

トヨタ 初代ライズの見積価格は269万9300円!

メーカー:トヨタ
車種:ライズ Z
型式:5BA-A200A
外装色:ブラックターコイズブルーマイカ
内装色:ブラック
エンジン:水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボ 無鉛レギュラーガソリン(1KR-VET)
駆動:2WD
ドア:5
定員5名
メーカーオプション:ブラックターコイズブルーマイカ(5万5000円)、スペアタイヤ(1万1000円)、ディスプレイオーディオパッケージ(9万7900円)、パノラマビューパッケージ(1万6500円)
付属品:リレーアタック防止キーケース(1100円)、ロックボルトナンバープレート用(2860円)、フロアマット ベーシック(1万8700円)、サイドバイザー RVワイドタイプ(1万8900円)、ETC2.0ユニット(ビルトイン)ボイスタイプ(3万4100円)、ミルモアイ2カメラTML(5万3350円)

【見積もり内容】
車両本体:206万円
メーカーオプション:18万400円
付属品:12万8700円
メンテナンス費用:12万9100円
税金・保険等:9万8570円
預り法定費用等:1万7030円
手続き代行費用等:4万1540円
リサイクル法関連費用:9080円

支払総額:265万9300円

初代ライズはダイハツ 2代目ロッキーと双子なので、ダイハツに行くか、トヨタにするか迷うところですが、販売台数を見るとトヨタ 初代ライズがダイハツ 2代目ロッキーの倍以上売れています。もともと月間目標販売台数がライズ4,100台、ロッキー2,000台なので、想定どおりといったところです。

2020年7月の販売台数ではトヨタ 初代ライズが12,283台(2位)でダイハツ 2代目ロッキーは2,595台(24位)とかなり差が付いてしまいましたが、これがトヨタのネームバリューなのでしょう。

トヨタ 初代ライズを見て、試乗して、こんなに楽しいクルマが1Lでできるのかとびっくりしました。「ダイハツの開発陣はすごい」とトヨタの社長がテレビで言っているのを聞いたことがありますが、まさしくその結晶がトヨタ 初代ライズですね。
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