スズキ アルトの内装(インテリア)は質感の高さと気安さを両立【プロ徹底解説】
更新日:2024.09.09
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2021年12月にフルモデルチェンジした新型アルト。初代から数えて9代目となるモデルです。
新しくなったアルトのインテリアは、どのようになっているのでしょうか。その狙いや、先代モデルからの変化などを解説します。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
新しくなったアルトのインテリアは、どのようになっているのでしょうか。その狙いや、先代モデルからの変化などを解説します。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
アルトの内装(インテリア)デザインのテーマは「気軽」「安心」「愛着」
新型アルトのデザインのテーマは「気軽」「安心」「愛着」というもの。親しみやすく愛着を持てるようなデザインを目指しています。
エクステリアには楕円をモチーフにしたデザインが多用されましたが、インテリアにも同様に多くの楕円のデザインが採用されています。
ドライバーの前のメーターカバーをはじめ、センターコンソールにあるディスプレイの土台や、フロントのエアコン吹き出し口の周囲などが楕円形状となっています。
エクステリアには楕円をモチーフにしたデザインが多用されましたが、インテリアにも同様に多くの楕円のデザインが採用されています。
ドライバーの前のメーターカバーをはじめ、センターコンソールにあるディスプレイの土台や、フロントのエアコン吹き出し口の周囲などが楕円形状となっています。
また、コンソール周りのデザインには、厚みある立体的な造形となっており、そこが質感の高さを感じさせるポイントとなっています。
シートの表皮をはじめ、内装材にジーンズと同じようなデニム調素材を使用。これも親しみやすさを感じるポイントとなっています。
シートの表皮をはじめ、内装材にジーンズと同じようなデニム調素材を使用。これも親しみやすさを感じるポイントとなっています。
また、シートは表面がデニム調、背面がブラウンのカラーを採用。インパネとドアトリムには、ネイビーカラーを採用。インテリア全体が、ブルー系とブラウンで統一されていることで、落ち着き感と居心地の良さを生み出しています。
アルトの内装(インテリア)はバックモニター付きのディスプレイオーディオを採用
センターコンソールには7インチのディスプレイオーディオが用意されています。ディスプレイオーディオということで、スマートフォンとの連携で、ナビ表示や音楽再生などを可能としています。
また、スズキ初となるバックモニター用のカメラを備えるだけでなく、ディスプレイ下の「VIEW」ボタンを押せば、バックカメラだけでなく、車全体を俯瞰できる全方位モニター表示も可能としています。
また、スズキ初となるバックモニター用のカメラを備えるだけでなく、ディスプレイ下の「VIEW」ボタンを押せば、バックカメラだけでなく、車全体を俯瞰できる全方位モニター表示も可能としています。
また、全方位モニター付きディスプレイオーディオ装着車にはヘッドアップディスプレイも備えています。
ドライバーの前のメーターはホワイトをベースにした単眼メーター。常時照明が灯っている方式のため、昼夜を問わず高い視認性を備えています。
快適装備が数多く用意されているのもアルトの特徴のひとつとなります。
シートヒーターに、キーレスプッシュスタートシステム、USB電源ソケットなどが用意されています。
シートヒーターに、キーレスプッシュスタートシステム、USB電源ソケットなどが用意されています。
アルトは全高が高くなったことで室内寸法も拡大
新型アルトの先代からの変化で、最も大きかったのは全高のアップでしょう。先代よりも50㎜も全高が高くなっているのです。
そのおかげで、室内高も45mmアップ。室内の頭上空間は、先代よりも前席で39mm、後席で27mmも広くなっています。
そのおかげで、室内高も45mmアップ。室内の頭上空間は、先代よりも前席で39mm、後席で27mmも広くなっています。
また、左右の室内寸法も25mm拡大。運転席の肩回りの空間(ショルダールーム)も21mm広くなっています。
さらにドアの開口高を20mm拡大。ドアが大きくなったことで、乗降性も高まっています。
さらにドアの開口高を20mm拡大。ドアが大きくなったことで、乗降性も高まっています。
気軽で安心でき、愛着を持って運転することのできる車。それが新型アルトです。
デニム調の内装材など、普段着のような気安さと使いやすさを感じさせるインテリア・デザインとなっていました。
ファミリーからビジネスまで、幅広い層で利用できる車と言えるでしょう。
デニム調の内装材など、普段着のような気安さと使いやすさを感じさせるインテリア・デザインとなっていました。
ファミリーからビジネスまで、幅広い層で利用できる車と言えるでしょう。