ノンアルコールでも飲酒運転になる!?

キー お酒

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アルコールが含まれていないことから、車を運転する人にも人気の高いノンアルコールのビールやカクテル。種類も豊富で年々進化しているノンアルコール飲料ですが、本当に飲んだ後に運転しても問題ないのでしょうか?

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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「ノンアルコール」でもアルコールが入っている場合がある!?

「ノンアルコール」でもアルコールが入っている場合がある!?

近年、飲酒運転や酒気帯び運転に対する罰則が厳罰化されたことで、ノンアルコール飲料の需要が高まっています。実際、ここ数年で各社から多くのノンアルコール飲料が登場し、その味わいもアルコール飲料に比べて遜色のないものとなっています。

ただ、スーパーマーケットやコンビニエンスストアを見ると、ノンアルコール飲料はアルコール飲料のコーナーに置かれていることが多く、お茶やジュースといったソフトドリンクとは区別されています。

そのため、ノンアルコールとわかっていても、なんとなくアルコールが入っているような気がして、飲んだ後に運転するのは気が引けるものです。

基本的には、大手ビールメーカーや大手飲料メーカーによって販売されているノンアルコールビールやノンアルコールカクテルは、アルコール度数がほぼ0%であるため、飲んだ後に運転しても、飲酒運転や酒気帯び運転に問われることはまずありません。
ただ、日本の酒税法ではアルコール度数が1%未満であれば、ノンアルコール飲料として販売できるとされています。そのため、ノンアルコール飲料でもわずかにアルコールが含まれている場合があり、それを大量に摂取すると、血中アルコール濃度が上がってしまう可能性があります。

現実的には、1杯や2杯程度であれば飲酒運転や酒気帯び運転になることはないと考えられますが、運転する予定がある際には、ノンアルコール飲料でもほどほどを心がけておくようにしましょう。

また、各飲料メーカーでは、車の運転中にノンアルコール飲料を飲むことは推奨されていません。ノンアルコール飲料=ソフトドリンクではないことを理解した上で、適切に楽しむようにすることが重要です。

ちなみに、ノンアルコールビールについては、ディグマルが行ったこちらの調査も興味深いです。
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