野生動物との衝突は「自損事故」扱い?事故対応と保険の補償について解説
更新日:2022.05.19
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都心部などではほとんど起こりませんが、山間部の道路や高速道路では動物とぶつかってしまう事故が少なくありません。
動物との衝突事故はロードキルとも呼ばれますが、自分が当事者になってしまった場合、どこに連絡するべきなのでしょうか。
動物との衝突事故はロードキルとも呼ばれますが、自分が当事者になってしまった場合、どこに連絡するべきなのでしょうか。
- Chapter
- まずは警察に連絡を!
まずは警察に連絡を!
高速道路や一般道で起こる、動物が死亡する事故はロードキルと呼ばれます。
自分がロードキルを起こしてしまった場合、警察に通報しなければなりません。
なぜなら、事故発生時の通報は道路交通法の第72項によって義務付けられており、同法の第119条にて違反した人に対して3ヵ月以下の懲役または5万円以下の罰金が定められているからです。
通報せずに放置してしまうと、その動物が何度もクルマに轢かれてしまう無残な事態を引き起こす可能性があるだけでなく、その後を通過するドライバーの注意をひくため、二次事故を誘発する可能性もあります。
自分がロードキルを起こしてしまった場合、警察に通報しなければなりません。
なぜなら、事故発生時の通報は道路交通法の第72項によって義務付けられており、同法の第119条にて違反した人に対して3ヵ月以下の懲役または5万円以下の罰金が定められているからです。
通報せずに放置してしまうと、その動物が何度もクルマに轢かれてしまう無残な事態を引き起こす可能性があるだけでなく、その後を通過するドライバーの注意をひくため、二次事故を誘発する可能性もあります。
このことから、まずは警察に連絡して事故の状況を伝え、けが人がいるならば救急車の手配を行います。
次に、車とぶつかった動物が生きている場合、動物病院や動物保護施設へ連絡をして指示を仰ぐのがよいでしょう。
搬送が必要な場合は手袋などを使用し直接触れないようにして、タオルにくるむ、もしくは段ボールに入れた状態で運びましょう。
次に、車とぶつかった動物が生きている場合、動物病院や動物保護施設へ連絡をして指示を仰ぐのがよいでしょう。
搬送が必要な場合は手袋などを使用し直接触れないようにして、タオルにくるむ、もしくは段ボールに入れた状態で運びましょう。
一方、動物がすでに死亡している場合は、まず後続車両の通行の妨げにならないよう、路肩に動物を動かします。その後、動物は道路の管理者や自治体が処理を行います。
また、野生動物との衝突は単独事故扱いとなり、基本的に自賠責保険の補償を受けることができません。
そのため、事故によって破損した箇所の修理費などは任意保険で補償することになりますが、ロードキルを起こして警察に連絡をしなければ、事故証明書が発行されません。
事故証明書がなければ、保険で補償されない可能性も出てきます。
車や人相手でなく、衝突した相手が野生動物であっても事故扱いです。そのまま放置せず、警察に連絡した方が良いでしょう。
また、野生動物との衝突は単独事故扱いとなり、基本的に自賠責保険の補償を受けることができません。
そのため、事故によって破損した箇所の修理費などは任意保険で補償することになりますが、ロードキルを起こして警察に連絡をしなければ、事故証明書が発行されません。
事故証明書がなければ、保険で補償されない可能性も出てきます。
車や人相手でなく、衝突した相手が野生動物であっても事故扱いです。そのまま放置せず、警察に連絡した方が良いでしょう。