マフラー音がうるさい!スーパーカーの音量規制はどうなってる!?
更新日:2024.09.09
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スーパーカーが鳴らす甲高いマフラー音は、一部の人には憧れであるとともに、騒音として批判の対象とも成りえる存在です。
そもそもマフラーの音量には規制がかけられていますが、スーパーカーのマフラー音は合法なのでしょうか。
そもそもマフラーの音量には規制がかけられていますが、スーパーカーのマフラー音は合法なのでしょうか。
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- 現行の規制でギリギリのライン
現行の規制でギリギリのライン
マフラーの音量は道路運送車両の保安基準によって規制がかけられており、音量が規制値を超えれば一般道を走ることはできません。
音量は、db(デシベル)という単位で測定されます。
現行法では2010年4月1日以降に生産された車の場合、マフラー出口に測定器を置く近接排気騒音という条件で、普通車であれば96db以下であれば合法であり、車検も通すことが可能です。
近接排気騒音の測定方法は、独立行政法人である自動車技術総合機構審査事務規程によって非常に細かく定められています。
要約するとマフラーの出口から45度の角度で、50cm離れたところに計測器を設置し、暖気が終わって停車状態の車のギアをニュートラルに入れ、最高出力回転数の75%までエンジンを回した状態を約5秒程度維持するという方法です。
音量は、db(デシベル)という単位で測定されます。
現行法では2010年4月1日以降に生産された車の場合、マフラー出口に測定器を置く近接排気騒音という条件で、普通車であれば96db以下であれば合法であり、車検も通すことが可能です。
近接排気騒音の測定方法は、独立行政法人である自動車技術総合機構審査事務規程によって非常に細かく定められています。
要約するとマフラーの出口から45度の角度で、50cm離れたところに計測器を設置し、暖気が終わって停車状態の車のギアをニュートラルに入れ、最高出力回転数の75%までエンジンを回した状態を約5秒程度維持するという方法です。
人気Youtuberグループ 東海オンエアのメンバーである、としみつが購入したことで話題となったフェラーリ ローマを例に挙げてみると、エンジンの最大出力回転数は7,500rpmとなっているので、その75%は5,625rpmとなります。
測定は、アクセルを踏み込んだ場合や、音が大きくなるエンジン始動時で計測する訳ではありません。上記の例では、エンジンの回転数を5,625rpmを保ったまま、高速道路を巡行しているような状況となります。
つまり、エンジン回転数が5,625rpmを維持していれば、騒音規制の範疇内に収まる音量になるためスーパーカーのマフラーも合法だといえるのです。
現在、マフラーの騒音に対する世間の評価は年々厳しくなっているのが現状です。今後、フェーズ3と呼ばれる、更に厳しいマフラー騒音規制が定められる可能性があるとも言われています。
今後、スーパーカーの代名詞ともいえる、甲高いマフラー音が聞こえなくなる時代が来るかもしれません。
測定は、アクセルを踏み込んだ場合や、音が大きくなるエンジン始動時で計測する訳ではありません。上記の例では、エンジンの回転数を5,625rpmを保ったまま、高速道路を巡行しているような状況となります。
つまり、エンジン回転数が5,625rpmを維持していれば、騒音規制の範疇内に収まる音量になるためスーパーカーのマフラーも合法だといえるのです。
現在、マフラーの騒音に対する世間の評価は年々厳しくなっているのが現状です。今後、フェーズ3と呼ばれる、更に厳しいマフラー騒音規制が定められる可能性があるとも言われています。
今後、スーパーカーの代名詞ともいえる、甲高いマフラー音が聞こえなくなる時代が来るかもしれません。