目をそらしたくなる税金…自動車税の支払いが遅れたときはどうなる?

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自動車税は、毎年4月1日に車検証上での車の持ち主に対して課せられる税金の1種です。多くの場合5月の上旬に納付書が発送され、記載されている税額を支払うことになります。では、自動車税の支払いにはどのような方法があるのでしょう。また、支払いが遅れてしまうとどうなるのでしょうか。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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さまざまな支払い方法が用意されている自動車税、遅れると延滞金や車検に問題も

さまざまな支払い方法が用意されている自動車税、遅れると延滞金や車検に問題も

自動車税の支払い方法として一般的なのが、納付書を金融機関や郵便局の窓口で現金にて支払う方法でしょう。コンビニや自動車税の事務所に赴いて支払うことも可能です。

現金以外の支払い方法として、電子マネーを用いたスマートフォン決済アプリを使う方法も考えられます。

現在利用できるアプリはau PAY・d払い・J-Coin Pay・LINE Pay・PayB・ PayPay・モバイルレジなどが挙げられ、都道府県や地方自治体によって使えるサービスは異なります。

また、口座振替を利用することも可能です。これは、自動車税を金融機関の預貯金から自動引き落としで納税する方法であり、窓口に出向く必要がなく、納税した記録も通帳に残すことができます。

ただし、こちらも電子マネーを用いた時と同じく都道府県や地方自治体によって対応が異なるため事前の確認が必要でしょう。例えば、東京都は口座からの自動引き落としに対応していません。
次に、口座振替でなくクレジットカードで決済することもできます。

多くの都道府県や地方自治体で、クレジットカードによる自動車税のお支払をするための専用ホームページを設けており、そこで手続きをすることで支払いが可能です。

以上のように、さまざまな方法で自動車税を支払うことができますが、自動車税には納付期限が定められています。

その年や都道府県によって差異がある場合もありますが、多くの場合で納付期限は5月31日となっています。

期限を1日でも過ぎてしまうと、延滞しているものとして扱われます。
自動車税を延滞すると、延滞日数に応じた利率で計算された延滞金が発生するだけでなく、納税証明書が発行されないために車検を受けることができなくなります。

さらに、納付の督促状を無視し続けていると、最悪の場合、自動車が財産差し押さえの対象になってしまう可能性もあるのです。

このことから、自動車税はなるべく早めに納めた方が良いでしょう。
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