【交通ルール】白とオレンジのセンターライン

道路

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多くの道路には中央にオレンジや白の線が引かれていますが、これはセンターラインと呼ばれるもので、車線を区切るために対向車線との間に設けられています。

色や形によって意味が異なりますが、ここではオレンジの線について説明します。
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白線・オレンジ線また破線はどのような違いがあるの?

白線・オレンジ線また破線はどのような違いがあるの?

センターラインには、白い実線のもの、白の破線のもの、オレンジ色の実線のもの、オレンジ色の実線と白の破線を組み合わせたものがありますが、オレンジの線にはどのような意味があるのでしょうか。

まずオレンジ色の実線で引かれたセンターラインは、道路の片側の幅員が狭い道路に引かれており、「追い越しのためのはみ出し禁止」というルールが設けられています。

よってセンターラインの右側にはみ出して前の車両を追い越すことはできません

また、センターラインにはオレンジ色の実線と白の破線が並行して引かれている場合がありますが、これにはどのようなルールがあるのでしょうか。

この線には、白の破線側からであれば、右側にはみ出して追い越し走行をすることが可能オレンジの実線側からは右側にはみ出して追い越し走行をすることは禁止、というルールがあります。
では、オレンジの線を踏んでもいい場合とはどのようなシーンが当てはまるのでしょうか?

前述した通り、オレンジの線には「追い越しのためのはみ出し禁止」というルールがありますが、文字通り追い越しでないはみ出しは禁止されていません

つまり、前方に路上駐車や停車しているバスがある際や、工事などの障害物がある時などのやむを得ない場合は、オレンジの線をはみ出して避けることができます。

なお、中央線はセンターラインの役割と同時に、車線境界線としての役目も担っていますが、オレンジの実線の場合は、車線変更が禁止となっています。

車に乗る人にとっては当たり前のルールですが、うっかりミスをしないためにも、今一度しっかりと覚えておきたいところです。
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