過去の遺産となった電動伸縮タイプのアンテナ…最近のクルマのアンテナはどうなった?

メルセデス・ベンツ 500E 1993

カーオーディオでラジオを楽しむにはアンテナが必要です。

かつては手動で伸ばすタイプが主流で、長いアンテナを揺らしながら走っていました。

いまやアンテナといえばルーフ上のちょこんとついている、もしくはついていないという時代。なぜ、長いアンテナは減ってしまったのでしょうか?

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長いアンテナは商用車などに健在!
現代の主流?フィルムタイプ

長いアンテナは商用車などに健在!

手動で伸ばすタイプの長いアンテナは商用車など、コストが厳しいモデルでは健在です。

たとえば、スズキ アルトは乗用タイプが短いアンテナをルーフ後方に配置しているのに対して、商用バンはAピラーの上部に手動で伸ばすタイプの長いアンテナを採用しています。

今や幻のアイテム「電動伸縮タイプ」

かつてはスイッチで伸び縮みを行なうタイプや、ラジオのスイッチにリンクして電動でアンテナが伸縮するタイプなどがありました。

電動式のためレイアウトの自由度も高く、リアフェンダーなどにアンテナを配置したクルマも!

ただし立体駐車場などで「ラジオを切り忘れてアンテナを折ってしまう」などの事故もあったようです。

そうしたトラブルを避けるため、短いアンテナにシフトしてきたという歴史があります。

見た目がカッコいいという側面もあるかもしれませんね!

現代の主流?フィルムタイプ

新しいタイプではありませんがコストが高いため、これまでは主流にはなりませんでした。

ボディからの飛び出しがないため、デザインを損なうこともなく、空気抵抗も低減できるため、現在はフィルムタイプのアンテナを採用した車種も増えてきています。