車のラジオアンテナの種類を紹介!フロントガラスに貼るタイプも

シャークフィンアンテナ

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市販の自動車に必ずついているアンテナ。このアンテナは、時代の変化とアンテナに求められる機能が増えたことによって、形状が変わっていることをご存知でしょうか?今回は、車載アンテナの種類についていくつか紹介していきます。

文・赤井福
Chapter
伸縮自在、感度良好のピラーアンテナ
アンテナを廃止!フィルムアンテナ
現在の主流はルーフアンテナとフィンタイプアンテナ

伸縮自在、感度良好のピラーアンテナ

ひと昔前には、乗用車からトラックまで、多くのクルマに採用されていたタイプが「ピラーアンテナ」です。Aピラーに張り付くように接地され、先端が伸ばせる設計でした。

しばらくするとデザインが進出し、使わないときはボディに埋め込まれた手動タイプが主流になります。これは、運転席上のルーフ部分にAピラーの内部にアンテナを格納できるものや、フロントやリアフェンダー内側に格納できるものなどがありました。このフェンダー部分に格納できるタイプは、電動格納式へと進化します。

当時はラジオの感度が悪く、停車中にクルマから降りてアンテナを伸ばしたり、運転席の窓からルーフのアンテナを伸ばしている姿を、よく目にしたものです。

これらのアンテナの長さは、ルーフアンテナを除くと、1m近くあり、ちょっとしたことで折れることもありました。

その後、ルーフの中央部分に取り付けられて可倒式となったり、ガラスに貼り付けるフィルムタイプになったりと進化を遂げていますが、ここで紹介したシンプルな構造が、もっとも感度が良く、実用的だと言われます。

アンテナを廃止!フィルムアンテナ

外装を見回して、アンテナが見つからない車種は、ガラスにフィルムアンテナが貼付されているはずです。

フィルムアンテナは、フロントガラスの上部やリアガラスに貼られていたり、サイドガラスに組み込まれていたりします。

リアガラスの場合は、よく見ると電熱線とは異なる線が見えます。ガラスフィルムは、デザイン向上とアンテナ破損の防止にくわえて、耐久性にも優れている点が特徴です。

現在の主流はルーフアンテナとフィンタイプアンテナ

1990年代になると、可倒式かつ取り外し可能なルーフアンテナが主流になりました。このころから、アンテナに求められる機能が増えます。ラジオに加えて、カーナビに必要なGPS、テレマティクスサービスなど、多機能化が進むことで、より多くの情報を受信する必要が出てきました。

ルーフアンテナの次が、現在、主流のフィンタイプです。シャークフィンやドルフィンアンテナなどと称され、デザイン的にもかなり格好良くなりました。

フィンアンテナは、そのサイズからは想像できないほどの大きな役割をもっています。ただし、ラジオ感度が落ちたときに、昔のように調節ができないことは悩みの種です。

ガラスアンテナの登場によって、アンテナはより目立たなくなるのかと予想をしていたのですが、車内で受けることができるサービスの多機能化によって、また車外に出されることになりました。今後もアンテナがどのような形状になっていくのか、クルマの進化とともに注目です。

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文・赤井福
大学卒業後、金融業に従事。その後、6年間レクサスの営業マンとして自動車販売の現場に従事する。若者のクルマ離れを危惧し、ライターとしてクルマの楽しさを伝え、ネット上での情報発信を行っている。
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