前方のパトカー追い抜いても大丈夫?追い越す時の注意点

パトカー パトランプ

高速道路や自動車専用道路など、複数の車線がある道路で、前方を走行するパトカーに追いついてしまい、追い越していいのか迷うことありませんか?

多くのドライバーは、いつの間にか後ろに隊列ができるほど、前方のパトカーを追い抜くことに躊躇してしまいます。

しかし、違反をしていなければ捕まることはありません。

ここでは、パトカーを追い越す際の注意点や実際の追い越し方について紹介していきます。

Chapter
「追い越す」だけなら違反にならない
パトカーを追い越すときに検挙されやすい違反項目
前方にパトカーがいる場合の追い越し方

「追い越す」だけなら違反にならない

パトカーは、基本的に前方を走っているクルマを取り締まりの対象としているため、一般道を走行しているパトカーも高速道路を走行している覆面パトカーも、追い越すだけで「違反」になることはありません

そのため、パトカーを追い越した後は、目につく行動をしないように、交通ルールをしっかり守って、走行しましょう。

パトカーを追い越すときに検挙されやすい違反項目

パトカーを追い越したときに、検挙される理由として多いのが、「車間距離不保持」「進路変更禁止違反」「速度超過」です。

「車間距離不保持」

車間距離不保持」は危険な事故に繋がりやすいだけでなく、あおり運転として検挙されないためにも、もっとも注意しければならない項目と言えるでしょう。

最近も、あおり運転に関するニュースがメディアを賑わしており、警視庁も全国の警察に向けてあおり運転の取り締り強化を命じています。

また、2020年6月10日に公布された道路交通法の一部を改正する法律も施行され、あおり運転に対する罰則がより厳しいものとなっています。

自分が適切な車間距離だと思っていても意外と接近していたり、時間に追われるあまり、焦って前方の車と距離を詰めすぎたりすることがないように注意しましょう。

「進路変更禁止違反」

ウィンカーを出すタイミング車線変更のタイミングが不適切だと、「進路変更禁止違反」の取り締まり対象となります。

道路交通法には、”後方から進行してくる車両等の速度又は方向を急に変更させることとなるおそれがあるときは、進路を変更してはならない”と定められています。

パトカーの後ろで、ウィンカーも出さず、もしくはウィンカーを出すのと同時に車線変更すると、取り締まりの対象となるので注意が必要です。

「速度超過」

法規上では、1km/hでもオーバーすれば「速度超過」となりますが、1km/hオーバーで捕まることは、まずありえません

なぜなら、クルマのスピードメーターでは、表示速度と実際の速度との誤差が認められていて、通常は実走行の速度よりも高い数字がメーターに表示されます。

つまり、メーター読みで100km/hのとき、実際の速度は100km/hに達していないのです。

この誤差の部分を考えて、警察も取り締まりを行うため、100km/h制限の道路であれば、100キロ+数キロ程度であれば、取り締まりを受けることはないでしょう。

目安は、制限速度に対して1割程度の超過です。(※制限速度を守らなくていい、という訳ではありません。)

前方にパトカーがいる場合の追い越し方

パトカーを追い越す際には、まず、走行車線でパトカーの後ろを十分な車間を保って走行します。

次にウィンカーを点けて、3秒数えてから追い越し車線へ入りましょう。このとき、追い越し車線の交通を乱してはいけません。

追い越し車線は、走行し続けると違反になります。パトカーを追い越したら、すみやかに走行車線に戻りましょう。追い越しで、追い越し車線を走行しても良い距離は2km程度です。

パトカーを見かけるとドキッとしてしまいますが、何も違反をしていなければ怖がる必要はありません。

追い越しが可能な状況であれば、違反切符を切られやすい項目をケアしながら、パトカーをスマートに追い越しましょう。