アバルト 124スパイダーの長所は?(CBA-NF2EK/ABA-NF2EK型)

アバルト 124スパイダー

2016年に日本での販売が開始したアバルト 124スパイダー(CBA-NF2EK/ABA-NF2EK型)。

2020年に生産を終了していますが、エクステリア(外装)、インテリア(内装)、サスペンションパワートレインなどにアバルトならではのこだわりが見受けられ、根強い人気を集めているクルマです。

今回は、そんな124スパイダーの長所に迫っていきましょう。

Chapter
アバルト 124スパイダーの長所はダイナミックなドライビング!
アバルト 124スパイダーはスポーティなエクステリアデザインを採用!
アバルト 124スパイダーの長所は高級感のあるインテリア!
アバルト 124スパイダーのインパネ周りは利便性抜群!

アバルト 124スパイダーの長所はダイナミックなドライビング!

マツダ ロードスターのアーキテクチャーをベースとしたアバルト 124スパイダーの長所として、ダイナミックなドライビング体験を実現している点が挙げられます。

2ドアの2シーターである124スパイダーは、あらゆる路面で最大限のトルクを路面へと伝えるFR(後輪駆動)を採用しました。FRの利点を最大限に引き出せるよう、ビルシュタイン製のショックアブソーバーやブレンボ製のブレーキシステムを採用している点も長所といえるでしょう。

124スパイダーでは、ダイレクト感を楽しめるショートストロークの6速マニュアルトランスミッションと、パドルシフトでエンジンの魅力を堪能できる6速オートマトランスミッションを設定しました。

これらのトランスミッションは、アバルトのレーシングチームと共同開発したため、オートマ車とマニュアル車の両方でダイナミックなドライビング体験を実現しています。

ボディサイズは全長4,060mm×全幅1,740mm×全高1,240mmで、車両重量はマニュアル車で1,130kg、オートマ車で1,150kgであり、124スパイダーは軽量かつコンパクトな車体が特徴です。

このようなコンパクトな車体の特性を利用して高い敏捷性やパフォーマンスを実現するため、重さのある部品などはすべてホイールベース内に配置しました。

エンジンは、コンパクトかつ軽量でありながらパワフルな、1.4L マルチエア4気筒ターボエンジンを搭載しています。自然吸気の1.5L SKYACTIV-Gを搭載したロードスターよりも、パワーやトルク、加速に優れているでしょう。

ダンパーはビルシュタイン製のものを採用するなど、アグレッシブなパフォーマンスをもたらす数々のアイテムを装備しています。

そのほかにも、コーナリング時に高いトラクションを確保する「トルクセンシング式LSD」を標準装備しており、スポーツドライビングを徹底的に追求しているクルマといえるでしょう。

124スパイダーでは、優れたハンドリング体験を実現するため、レースのノウハウを生かしたサスペンションも採用しました。

また、アバルトがこだわるエキゾーストサウンドは、オプション設定されているハイパフォーマンスエキゾーストシステム「レコードモンツァ」により、魅力的に演出されるでしょう。

レコードモンツァでは、排圧によりバルブが開くことで内側の2本のパイプにも排気ガスが導かれ、スポーティで刺激的なサウンドを奏でると同時に、中回転域でのレスポンスが向上します。

左右のサスペンションを連結させ、ねじり剛性を高めることで、コーナーでのハンドリングを向上させる「ストラットタワーバー」もオプション設定しました。

アルミニウム製アバルトロゴプレート付きで、ボンネットを開くたびカスタマイズする所有欲に満たされるでしょう。ストラットタワーバーは、標準装備のストラットタワーバーを取り外して装着します。

ボディ剛性を向上させ、ボディの変形を抑制することで、サスペンションの作動を理想的にする「スチール製パフォーマンスバー」もオプション設定しました。

見た目にも効果を感じる左右対称のXレイアウトが、刺激的な走りの欲望を一層駆り立てるでしょう。

ロアアームの付け根に連結させてねじりを抑制し、サスペンションの動きを正確にする「スチール製ロアアームバー」もオプション設定しています。124スパイダーのハンドリングにカッチリしたフィーリングをもたらしてくれるのが特徴です。

このように、124スパイダーでは妥協を許さない標準装備やオプション品が設定されており、圧巻の走りを体感できるのが長所といえるでしょう。

アバルト 124スパイダーはスポーティなエクステリアデザインを採用!

スポーツカーならではのエクステリアデザインを採用している点も、アバルト 124スパイダーの長所です。

迫力あるフロントに対して、リアのデザインは非常にシンプルかつエレガントな仕上がりとなっており、ロングノーズ/ショートデッキのスポーツカーらしいプロポーションが124スパイダーの魅力でしょう。

124スパイダーのレッドに塗られたサイドミラーやブラックのボンネットは、車好きの方に向けたデザイン性を感じさせてくれます。

リアライトは昼夜を問わず、124 スパイダーを表情豊かに演出してくれ、オプションでLEDヘッドライトも追加可能です。

タイヤ&ホイールは、17インチアロイホイールに205/45R17というタイヤをセットしており、アバルトの象徴であるサソリが描かれたレッドのセンターパーツがポイントになっています。

さらに、124スパイダーのエクステリアを一層引き立てるオプションも用意しました。ブライトシルバー仕上げの高級感溢れる「フロントピラーバーベゼル シルバー」や、リアビューをより印象づける「シートバックピラー バーベゼル シルバー」を設定しています。

そのほかにも、アバルトらしいワンポイントを加える「トーイングフック キャップ」や、フロントエアダム部にワンポイントを加える「エアダムカバー」を設定しました。

アバルトの象徴ともいえるレッドミラーカバーや、ブライトシルバー仕上げの高級感溢れるミラーカバーもオプション設定しており、124 スパイダーのエクステリアを引き立ててくれるでしょう。

アバルト 124スパイダーの長所は高級感のあるインテリア!

スポーティなエクステリアだけでなく、高級感のあるインテリアデザインを採用している点もアバルト 124スパイダーの長所です。

たとえばレザーシフトノブを採用したほか、メーターフード、アームレスト、シフトブーツ、パーキングブレーキブーツ、インパネではレザーインテリアを設定しています。

レッドステッチをあしらったレザーステアリングホイールは握り心地が良く、快適なドライブが楽しめるでしょう。

また、レザーとアルカンターラで仕立てられたブラックのシートを標準搭載しており、鮮やかなレッドのステッチやアバルトのロゴでドレスアップしました。レッドもしくはブラックのオールレザーシートもオプション選択できます。

滑らかな手触りなど、素材としての機能性と美しさを最高レベルにまで高めたアルカンターラが、ハイクオリティなドライビングを予感させてくれるでしょう。

ここからはオプションですが、アルカンターラを使用した多数のオプションをラインアップしました。

「ロアダッシュボード アルカンターラ」を設定しており、インテリア全体をアップグレードしてくれます。コックピットをより力強く見せる「メーターフード アルカンターラ」も設定しました。

そのほかにも、「コンソールリッド アルカンターラ」「シフトブーツ アルカンターラ」「パーキングブレーキレバーブーツ アルカンターラ」などを取り揃えており、アルカンターラの素材感がクルマの質感をより高めるでしょう。

アバルト 124スパイダーのインパネ周りは利便性抜群!

クルマの利便性を大きく左右するインパネですが、クルマを自由自在に操るために必要な機能をインパネに搭載している点もアバルト 124スパイダーの長所です。

たとえば運転席前には、視認性に優れた3眼メーターを搭載しました。

3眼メーターは、中央に配置されたタコメーターのみがレッドになっており、ブラックを基調としたなかにアクセントとしてレッドを入れているのが特徴です。このデザインが、スポーティで刺激的な走りを予感させてくれるでしょう。

また、7インチのタッチパネルディスプレイを標準装備しました。このディスプレイはBluetooth対応でハンズフリー機能もついており、利便性に優れている点が魅力です。

ここからはオプションですが、「CD/DVDプレーヤー+フルセグ地上デジタルTVチューナー」を追加すれば、より快適なドライブを楽しめます。

アバルト 124スパイダーがこだわっているのは、インパネの利便性だけではありません。

インパネ周りの利便性にもこだわり、7インチのタッチパネルディスプレイの下には、フルオートエアコンの設定ができる操作性の良いダイアルを装備しました。

エアコンダイアルの下には、外部入力端子として2つのUSB端子、AUX端子、ナビゲーション用SDカード専用スロットを装備しています。

また、「ナビゲーション用SDカード」もしくは「ナビゲーション用SDカード PLUS」をオプションで購入可能です。ナビゲーション用SDカード PLUSでは、地図表示やルート案内が可能となるため、よりスムーズなドライブが実現するでしょう。

オートマ車の場合は、ステアリングにパドルスイッチも標準装備しており、クルマの安全性を高めています。

今回は、アバルト 124スパイダーの長所を紹介しました。

124スパイダーは、アバルト独自の技術を搭載することで、ダイナミックなドライビング体験を実現しています。スポーティなエクステリアや、高級感のあるインテリアを採用している点も魅力です。

インパネ周りも充実している124スパイダーは、多くの長所を持つクルマといえるでしょう。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道