機能性とデザイン性を両立して使い勝手抜群!?アバルト 124スパイダーのインパネをピックアップ! (CBA-NF2EK/ABA-NF2EK型)

アバルト 124スパイダー

2016年に日本での発売が開始したアバルト 124スパイダー(CBA-NF2EK/ABA-NF2EK型)。

マツダ ロードスターのアーキテクチャーをベースとしたオープンスポーツカーで、圧巻のスポーツドライビング体験を実現している1台でもあります。

今回は124スパイダーのインパネと、インパネ周辺のデザインや機能についてじっくり迫っていきましょう。

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アバルト 124スパイダーはどんなクルマ?
アバルト 124スパイダーのインパネは使い勝手抜群!
アバルト 124スパイダーのインパネ周辺は優れた機能性を実現している!
アバルト 124スパイダーのインパネ周辺は高級感あふれる仕様!
アバルト 124スパイダーが展開していたカスタマイズプログラムとは?

アバルト 124スパイダーはどんなクルマ?

インパネを詳しく見ていく前に、124スパイダーがどのようなクルマかご紹介します。

124スパイダーは、世界で最も多く生産されたライトウェイスポーツカーとして、2000年5月にギネスブックに認定されたマツダ ロードスターをベースとして設計されたクルマです。

加えて、1970年代にラリーフィールドを席巻した「アバルト 124 スパイダー ラリー」へのオマージュという特徴も持っています。

残念ながら124スパイダーはすでに生産を終了しているものの、エクステリア(外装)、インテリア(内装)、サスペンションパワートレインなどにアバルトならではのこだわりが見受けられ、根強い人気を集めている1台といえるでしょう。 

2ドアの2シーターである124スパイダーは、ロードスターと同様のFR(後輪駆動)を採用。

ボディーサイズは全長4,060mm×全幅1,740mm×全高1,240mmで、AT(オートマ車)とMT(マニュアル車)を設定しています。

エンジンにはコンパクトかつ軽量でありながらパワフルな1.4L マルチエア4気筒ターボエンジンを搭載しており、自然吸気の1.5L SKYACTIV-Gを搭載したロードスターよりも、パワーやトルク、加速に優れているのです。

また、最高出力は125kW(170PS)/5,500rpm、最高トルクは250Nm(25.5kgm)/2,500rpmで、0-100km/hを6.8秒で加速します。

さらに、燃費はJC08モードでMTでは13.8km/L 、ATでは12.0km/L を実現しました。

アバルト 124スパイダーのインパネは使い勝手抜群!

124スパイダーのインテリアはドライバーの運転のしやすさに配慮して設計されており、中でもインパネにはクルマを自由自在に操るために必要な機能が多数搭載されているのです。

まず運転席前には、視認性に優れた3眼メーターを搭載。3眼メーターは中央に配置されたタコメーターのみがレッドになっており、ブラックを基調とした中にアクセントとしてレッドを入れていることが特徴です。

このデザインが、スポーティで刺激的な走りを予感させてくれること間違いありません。

また、7インチのタッチパネルディスプレイも標準装備されています。

このディスプレイはBluetooth対応でハンズフリー機能もついており、機能性に優れている点が魅力なのです。

さらに、オプションではありますが「CD/DVDプレーヤー+フルセグ地上デジタルTVチューナー」を追加すれば、より快適なドライブを楽しめるでしょう。

アバルト 124スパイダーのインパネ周辺は優れた機能性を実現している!

124スパイダーは、インパネだけでなくインパネ周辺の機能にもこだわっています。

まず、7インチのタッチパネルディスプレイの下には、フルオートエアコンの設定ができる操作性の良いダイアルを装備しました。

さらにエアコンダイアルの下には外部入力端子として2つのUSB端子AUX端子ナビゲーション用SDカード専用スロットが備わっているのです。

また、「ナビゲーション用SDカード」もしくは「ナビゲーション用SDカード PLUS」をオプションで購入可能。

ナビゲーション用SDカード PLUSでは、地図表示やルート案内が可能となるため、よりスムーズなドライブが実現するでしょう。

ATの場合はステアリングにパドルスイッチも標準装備しており、クルマの安全性を高めています。

運転席右側には、ESC(エレクトリックスタビリティコントロール)のOFFスイッチやヘッドライト光軸補正コントローラーを配置。

加えて、車内に合計6つのスピーカーも装備しているため、運転中でも高音質の音楽を楽しめるのです。

アバルト 124スパイダーのインパネ周辺は高級感あふれる仕様!

124スパイダーのインパネ周辺は優れた機能性に加え、インテリアとしての高級感も追求しています。

レザーシフトノブを採用しているほか、メーターフード、アームレスト、シフトブーツ、パーキングブレーキブーツ、インパネではレザーインテリアを設定。

中央にアバルトエンブレムを配置し、0時位置にレッドのレザーステッチをあしらったレザーステアリングホイールは握り心地が良い点が魅力なのです。

レザーとアルカンターラで仕立てられたブラックのシートを標準搭載しており、鮮やかなレッドのステッチやアバルトのロゴでドレスアップしました。

レッド、もしくはブラックのオールレザーシートもオプションで選択できるため、インテリアにこだわりたい方にはオススメのオプションといえるでしょう。

オールレザーシートは、滑らかな手触りなど、素材としての機能性と美しさを最高レベルにまで高めたアルカンターラが、ハイクオリティなドライビングを予感させてくれます。

また、124スパイダーでは特別感のあるインテリアを追求し、アルカンターラを使用した多数のオプションがラインアップされているのもポイント。

たとえば「ロアダッシュボード アルカンターラ」はインテリア全体をアップグレードしてくれるほか、コックピットをより力強く見せる「メーターフード アルカンターラ」や、サソリのロゴがアバルトらしさを醸し出す「コンソールリッド アルカンターラ」などが設定されています。

「シフトブーツ アルカンターラ」「パーキングブレーキレバーブーツ アルカンターラ」など、シフトやブレーキの操作部分にこだわったオプションも設定しており、アルカンターラの素材感がクルマの質感をより高めてくれるでしょう。

さらに、ここまで紹介したロアダッシュボード、メーターフード、コンソールリッド、シフトブーツ、パーキングレバーブーツがセットになった「アルカンターラ インテリアキット」も用意されているのです。

その他にも「カップホルダーリングブライトシルバー」をオプション追加することで、標準装備のカップホルダーリングをブライトシルバーへと変更できるほか、「エアコンディション ルーバーベゼル」ではアバルトらしさを主張するレッドと、インテリアをよりスポーティに彩るブラックの2色が設定されています。

アバルト 124スパイダーが展開していたカスタマイズプログラムとは?

実はアバルトは、2019年8月1日〜9月23日の約2カ月間の期間限定で、 124スパイダーのカスタマイズプログラム「MAKE YOUR SPIDER」を展開していました。 

現在はサービスを終了していますが、このカスタマイズプログラムで提供されるパッケージにはナビゲーションシステムが含まれているため、インパネ周りの充実したクルマを選びたいという方にとっては参考になるかもしれません。

このカスタマイズプログラムでは、「ボディーカラー」「シート&パッケージ オプション」「アクセサリー」のセットを提供していました。

ボディーカラーは、標準車でラインアップされているレッド、ホワイト、メタリックブルー、パールホワイトに加え、シルバーとブラックを追加で設定。

シート&パッケージ オプションでは、「レザーシート/ナビゲーションパッケージ」「RECAROシート/ナビゲーションパッケージ」「レザーシート/ナビゲーション/オーディオパッケージ」の3種類を展開していました。

1つ目のレザーシート/ナビゲーションパッケージは、「レザーシート」「アダプティブ機能付フルLEDヘッドライト(光軸自動補正式)」「ヘッドライトウォッシャー」「ナビゲーション用SDカード」「CD/DVDプレーヤー+フルセグ地上デジタルTVチューナー」がセットになったものです。

2つ目のRECAROシート/ナビゲーションパッケージの構成は、1つ目のパッケージと同様ですが、レザーシートの代わりに世界で最も有名なシートメーカーのひとつであるRECARO社製のレザー/アルカンターラを採用している点がポイント。

インパネ周りを充実させつつ、シートにもこだわりたいという方にこのパッケージは適しているでしょう。

3つ目のレザーシート/ナビゲーション/オーディオパッケージには、1つ目のパッケージに含まれていた装備に加え、9つのスピーカーを搭載した「BOSEサウンドシステム」と、「ブライドスポットモニター/リアクロスパスディテクション」が追加されます。

インパネ周りやシートだけでなく、車内の音空間を楽しみたいという方にオススメのパッケージといえそうです。

今回は、124スパイダーのインパネと、インパネ周辺のデザインや機能を紹介しました。

124スパイダーには、オーナーの所有欲を満たす充実した機能や、高級感あふれるデザインが多数盛り込まれた1台です。

気になっている方は、今回紹介したインパネ周辺の情報も判断材料にしてみるのも良いかもしれません。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道