コンパクトハッチバックながら荷室容量は351L!フォルクスワーゲン 6代目ポロの収納機能を徹底紹介!(3BA-AWDKL/AWDAD/ABA-AWCHZ型)

フォルクスワーゲン 6代目ポロ

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フォルクスワーゲン 6代目ポロ(3BA-AWDKL/AWDAD/ABA-AWCHZ型)は2018年のフルモデルチェンジにより誕生した、ドイツの名門ブランドであるフォルクスワーゲンのクルマです。

日本のみならず世界中で人気が高く、同じコンパクトハッチバックであるゴルフとともにユーザー数が多い1台でもあります。

非常に人気の高いポロですが、高い人気の裏にはフォルクスワーゲンが培ってきた走行性能だけではなく、そのほかの機能も深く関係しているのです。

今回は、そんなポロの収納機能をピックアップ。使い勝手はどれほどのものなのか、じっくり紹介していきましょう。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
フォルクスワーゲン 6代目ポロとはどんなクルマなの?
フォルクスワーゲン 6代目ポロのフロントシート周辺の収納機能をチェック!
フォルクスワーゲン 6代目ポロのリアシート周辺の収納機能を紹介!
フォルクスワーゲン 6代目ポロの荷室の収納機能をチェック!
フォルクスワーゲン 6代目ポロの収納機能の使い勝手をオプションでさらに向上!

フォルクスワーゲン 6代目ポロとはどんなクルマなの?

ポロは1975年の初登場以来、半世紀近く愛され続けているコンパクトハッチバックです。

現行モデルは6代目であり、2018年にフルモデルチェンジされたばかりの1台でもあります。

全長4,060mm×全幅1,750mm×全高1,450mmと先代ポロよりも大型化しており、日本の車両区分では5ナンバーから3ナンバーに変更されました。

大型化した最大の理由は新採用されたプラットフォーム「MQB」の影響で、大型はしたもののホイールベースも長くなった関係、で取り回し自体に変化はありません。

このプラットフォームに変更されたことにより、従来のポロの欠点でもあったリアシート(後席)および荷室(ラゲッジルーム)の拡大に成功し、長年の課題をクリアしました。

また、排気量は最初に投入された「TSI トレンドライン」「TSI コンフォートライン」「TSI ハイライン」が1.0L と小型で、パワー不足を心配する方もいるかもしれません。

国産車でいえば軽自動車よりほんの少し排気量が多いぐらいなので、走りに期待しない方がいてもおかしくはないでしょう。

しかし、小型エンジンであるにもかかわらずその力強さは折り紙付きで、5代目ポロの市販モデルのトルクを優に超えるだけのパワーを秘めているのです。

これは、搭載されているエンジンが5代目ポロの特別仕様車「BlueMotion」のエンジンをチューニングしているためで、カタログに記載されている排気量以上の走りができることは間違いありません。

上位クラスには「TSI Rライン」と「GTI」の2種類がありますが、どちらも排気量が初期に投入された3台よりも高く設定されています。

本当の意味で走りを楽しみたいのであれば、スポーツ仕様である「GTI」を選ぶことをおすすめします。しかし、普段の街乗り程度であれば、初期投入型の3種類でもまったくもって問題はないでしょう。

フォルクスワーゲン 6代目ポロのフロントシート周辺の収納機能をチェック!

ポロには収納スペースが多数用意されており、オプションを取り付けることでさらに使い勝手が向上する場所もあります。

そこで、収納スペースを4つに分け、各部位について見ていきましょう。

まず紹介するのは、フロントシート(前席)周辺の収納機能。

主にドライバーの利便性を考えた設計になっており、ドライバーの快適なドライブを支える機能として充実しています。

ドリンクホルダーがインパネではなくセンターコンソールに設置されており、ステアリングホイールの操作の邪魔にならないように配置されているのもポイントです。

近年このタイプが増えてきましたが、一昔前までは場所の関係でステアリングホイール右側に設置されていることがほとんどでした。

しかし、ドライビングポジションを崩してしまうことからセンターコンソールに移動したケースが多く、6代目ポロも同様の仕様になっているのです。

また、ワイヤレス充電機能を備えたセンターコンソールボックスも特筆すべき機能といえるでしょう。

有線での充電もできるうえ、AndroidユーザーのためにもUSBデバイス接続ポートが2つ装備されているのも魅力。

このポートは一段低く作られており、これは手前にシフトノブがあることから、双方が干渉しないための配慮でもあります。

他にも、サンバイザー部分のカードポケットや助手席側のグローブボックスなど、ポロのフロントシート周辺には便利な収納機能が多数備わっています。

フォルクスワーゲン 6代目ポロのリアシート周辺の収納機能を紹介!

続いて、ポロのリアシート周辺の収納機能を見てみましょう。

リアシート側の収納機能は、基本的にオプションを装備することによって使い勝手に磨きがかかるようになっています。

標準仕様ではシートバックポケットドアドリンクホルダーの2箇所ほどしか収納機能がなく、特筆するべき点はありません。

しかし必要最低限の収納機能は有しているため、これで十分だと思うのであればわざわざオプション追加する必要はないでしょう。

それでもリアシート周辺の収納をさらに魅力的にしたい…という方には、オプションで装備できる「ベースモジュール」とそのアタッチメントの使用がおすすめ。

例えば「ハンガー」を装着すれば、衣服をフロントシート後方に、しわを気にすることなく掛けることができるほか、「フック」にすれば最大1.5kgのものまで吊り下げ可能になり、買い物などで役に立つこと間違いなしです。

また、「フォールダブルテーブル」を付ければ簡易テーブルを出現させることもできます。

パソコンの大きさにもよりますが、テーブル上で作業もできるようになるため、非常に使い勝手の良いアクセサリーといえるでしょう。

タブレットを固定できるホルダーもあれば、さらに便利になります。

iPadのサイズに準じた3種類のホルダーが選択できるため、サイズが合えばiPad以外のタブレットも装着できるのです。

同時に、センターコンソール後方にオプションで追加できる「USBデバイス充電ソケット」を組み合わせれば、さらに利便性がよくなるでしょう。

ペットを乗せる場合には「フラットベッド」「ペットシートカバー」を装着することで、クルマを汚れや抜け毛から守ることもできます。

標準装備での収納機能は必要最低限にとどめられていますが、高い機能性を誇っていることは間違いなく、オプション追加をすることによってさらに使い勝手がよくなるのです。

フォルクスワーゲン 6代目ポロの荷室の収納機能をチェック!

ポロは、荷室の機能性が高いことで話題になったクルマでもあります。

先代モデルと比べて大幅に拡大した荷室の容量は351L と大きく、ほかのコンパクトハッチバックと比較しても十分すぎる大きさを誇っているのです。

フロア(床面)には2段階調整機能付きという特殊な構造を採用しており、荷物の状態によって開口部の段差でストップを掛けたい場合は下段に、それ以外のフラットな収納機能が必要なら上段に任意で設定できるのもポイント。

しかし一般的には、荷室には大きな荷物を収納するイメージが強いでしょう。

ポロももちろん例外ではなく、基本的な使い方としては大型の荷物を積むためのスペースです。

実際ポロにも設定があるように、オプションでボックスが取り付けられるほか、それ以外にもポロには小物収納に適したオプションがあります。

それに当たるのが、リアシートのシートバックに装着できる「ラゲッジホルダー」「ラゲッジネットカバー」

どちらもほかのクルマにはあまり装備されている例がなく、オプションでも取り扱いがある車のほうが珍しいアイテムでしょう。

荷室に小物類を載せたいけれど、バラバラになるのを防ぎたいという方にはこれらのオプションを装着することをおすすめします。

このように、荷室に小物収納スペースを確保できるのは、ポロの大きな特徴といっても良いでしょう。

フォルクスワーゲン 6代目ポロの収納機能の使い勝手をオプションでさらに向上!

ポロにはオプション設定でさらに収納機能を拡大できる部分があり、天井がそれにあたります。

天井に「ルーフバー」を取り付けることで、車内のスペースを無駄にすることなく荷物の収納ができるのです。

「ルーフバー」に取り付けられるアタッチメントを変えることで、長いものから嵩張るものまで幅広く収納できるようになります。

例えば「ルーフボックス」はその名のとおり天井部分に取り付け可能で、折り畳み可能なソフトタイプと頑丈なハードタイプの2種類から選択が可能です。

その他のアタッチメントは以下の4種類が存在します。

・バイシクルホルダー
・サーフボードホルダー
・カヤックホルダー
・スキー&スノーボードホルダー

アウトドア派ならどれかひとつは取り付けていきたいアタッチメントといえます。

アタッチメントはオーナー自身で脱着可能なので、使うシーンに合わせて付け替えても良いかもしれません。

ただし、自分で脱着を行う場合は、天井部分を傷つけないように注意しましょう。

自信がなければ、ディーラーや整備工場に持ち込んで交換してもらうことをおすすめします。

フォルクスワーゲンが誇るコンパクトハッチバックであるポロの収納機能は、オプションを追加することでさらに拡大することがわかりました。

しかし、オプションをあれやこれやと追加すれば良いという問題でもないので、選ぶ際は慎重に検討すると良いでしょう。
ポロは標準仕様のままでも高い収納機能を持っていますが、オプションを追加することでさらに高い収納機能を得ることができます。

乗りやすく利便性も高いクルマなだけに、自分にあった収納機能を付けることで、利便性はさらに向上するでしょう。

先にも述べましたが、オプションは付ければ便利ですがなんでもあれば良いというものでもありません。

難しい判断かもしれませんが、必要な分の収納機能を検討して装着することをおすすめします。

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