レクサス 3代目ISの特別仕様車を5つご紹介!スタイリッシュな佇まいにさらに磨きがかかったモデルが揃い踏み!

レクサス 3代目IS特別仕様車

2013年のフルモデルチェンジにより誕生したレクサス 3代目IS(3BA-GSE31-BEZLH/ASE30-BEZLZ/6AA-AVE30-BEXLH/AVE35-BEXLH型)には、2021年6月現在いくつかの特別仕様車があります。

今では中古車でしか手に入らないものもありますが、ISが好きならば一度は乗ってみたいと思っている方もいるのではないでしょうか

そこで今回は、ISの特別仕様車を詳しく紹介していきましょう。

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レクサス 3代目ISはどんなクルマなの?
レクサス 3代目IS FスポーツXライン【新車価格:567万2,000円~628万8,000円】
レクサス 3代目IS Fスポーツモードプラス【新車価格:520万円~607万円】
レクサス 3代目IS ブラックシークエンス【新車価格:531万8,000円~643万8,000円】
レクサス 3代目IS Iブルー【新車価格:541万6,000円~655万7,000円】
レクサス 3代目IS Fスポーツモードブラック【新車価格:585万円~700万円】

レクサス 3代目ISはどんなクルマなの?

ISは現行モデルが2013年に登場した、高級スポーツセダンをコンセプトとするクルマです。

日本では歴史が浅いように見えますが、実はトヨタ アルテッツァという名前で1999年から日本の自動車市場には存在していました。

2005年にレクサスが別ブランドとしてトヨタから分離すると、アルテッツァはレクサスブランドに組み込まれ、欧米で採用されていた「レクサス IS」の名をそのまま使うことになったのです。

現行モデルは2013年にフルモデルチェンジをされた3代目ですが、こまごまとしたマイナーチェンジが、ほぼ毎年行われています。

「イヤーモデル制」と呼ばれるこの制度は、海外の自動車メーカーで多く採用されており、レクサスも海外市場出身ということもあって採用している方式なのです。

そのため、同じクルマでも購入する年によって微妙に性能に差があることが珍しくなく、中にはこの制度の過程で姿を消すグレードも存在します。

最新型のISは2020年11月にマイナーチェンジされたもので、全長4,710mm×全幅1,840mm×全高1,440mmという車格を有しています。

歴代ISの中ではもっとも大きいものの、スポーツセダンということもあって運転しづらさはなく、快適なドライブを楽しめるため非常に人気のクルマでもあるのです。

レクサス 3代目IS FスポーツXライン【新車価格:567万2,000円~628万8,000円】

2015年1月に、3代目ISとして初めて登場した特別仕様車が「IS FスポーツXライン」です。

設定されたのは「IS 350」「IS 250」「IS 300h」の3グレードで、このうち「IS 250」はFR(後輪駆動)と4WD(4輪駆動)の2種類の計4種類のラインアップでした。

新車価格は567万2,000円~628万8,000円です。

「Fスポーツ」をベースにしたクルマで、スピンドルグリルやアルミホイールを専用のブラックで塗装することで、もともとスタイリッシュな「Fスポーツ」のエクステリア(外装)をさらに引き締めています。

インテリア(内装)も、「FスポーツXライン」専用に設定されたブラックとスカーレットの2色構成で仕上がっており、通常のISよりもさらにスポーティーさが増しているのが特徴です。

普段なかなか採用されないカラーがアクセントとして利いており、乗る前からワクワクさせるインテリアに仕上がっています。

ボディカラーは、ホワイトノーヴァガラスフレークブラックの2種類が設定されています。

走行性能はベースとなった「Fスポーツ」から変更はなく、高い走行性能はそのままに、より上質な質感を味わうことができるのです。

レクサス 3代目IS Fスポーツモードプラス【新車価格:520万円~607万円】

「Fスポーツモードプラス」は2016年3月に販売された特別仕様車で、新車価格は520万円~607万円です。

ラインアップされたのは「Fスポーツ」ベースの「IS 200t(現IS 300)」「IS 300h」の2車種ですが、「IS 300h」ではFRと4WDでそれぞれ設定されたため、合計3種類がラインアップされました。

「FスポーツXライン」と同じく、走行性能はベースとなった「Fスポーツ」と差はありませんが、大きな違いとしてはメタル調に作られた専用の電動格納式ドアミラーが取り付けられました。

インテリアの面では、通常ではラインアップされていないブラック&ホワイトの専用カラーを採用しており、ところどころにグレーがアクセントとしてあしらわれています。

また、当時は義務化されていなかったオートマチックハイビームを採用したり、プリクラッシュセーフティシステムを搭載しており、安全性能にも磨きがかかっています。

ボディカラーはブラック、ソニックチタニウム、マダーレッドのほか、オプションでホワイトノーヴァガラスフレークとヒートブルーコントラストレイヤリングの5色が設定されました。

「Fスポーツモードプラス」は、「IS 200t」としては最後の特別仕様車となったのです。

レクサス 3代目IS ブラックシークエンス【新車価格:531万8,000円~643万8,000円】

2018年8月に、市販モデルのマイナーチェンジと合わせて登場したのが「ブラックシークエンス」です。

名前にこそ入っていませんが、ベースとなったのは「Fスポーツ」で、その内「IS 300」「IS 300h」「IS 350」の3車種で設定されました。

「Fスポーツモードプラス」同様「IS 300h」ではFRと4WDの2種類あり、計4種類のラインアップで、新車価格は531万8,000円~643万8,000円です。

特別仕様車としての特徴は、「FスポーツXライン」と同じく専用塗装によりブラックに仕上がったアルミホイールとドアミラーが挙げられるでしょう。

見た目にも特別感が演出されている、まさに特別仕様と呼ぶにふさわしいクルマに仕上がっているのです。

走行性能を向上させるため、ステアリングホイールは職人の手によって作られた専用の本杢(もくめ)が使用されています。

奈良で作られた墨で仕上げられた専用のステアリングホイールは、上質感だけではなく操作性にも優れており、まさに特別と言っても過言ではない1台なのです。

また、インテリアにはブラックとレッドが組み合わされた専用カラーが採用されているのも、「ブラックシークエンス」の特徴のひとつといえるでしょう。

レクサス 3代目IS Iブルー【新車価格:541万6,000円~655万7,000円】

2019年10月に、新車価格541万6,000円~655万7,000円で市販モデルと同時に発売されたのが「Iブルー」です。

「Fスポーツ」をベースに作られており、「IS 300」「IS 300h」「IS 350」の3種類でラインアップされました。

「IS 300h」は「ブラックシークエンス」と同じくFRと4WDでそれぞれ設定され、計4種類から選択する形になっています。

操縦の安定性を中心に施されたマイナーチェンジは、同時に発売された「Iブルー」にも適用されています。

また、日本で長年愛され続けている搗色(かちいろ)をモチーフとして採用し、インテリアのカラーコーディネートが行われているのも魅力のひとつでしょう。

ステアリングホイールは藍色に染められた本杢で走行性能に影響が出ないように作り込まれているほか、エクステリアは黒を基調としており、ISのスポーティーな佇まいをにさらに磨きをかけることに成功しています。

さらに、特別装備としてブラック塗装された18インチアルミホイール電動チルト&テレスコピックステアリングコラムを搭載しているのもポイントです。

ボディカラーは5色設定されており、人気のホワイトノーヴァガラスフレーク、グラファイトブラックガラスフレークのほか、マーキュリーグレーマイカ、ラディアントレッドコントラストレイヤリング、ヒートブルーコントラストレイヤリングとなっています。

レクサス 3代目IS Fスポーツモードブラック【新車価格:585万円~700万円】

2020年11月に発売されたばかりの「Fスポーツモードブラック」は、2021年6月現在もっとも新しい、レクサス ISの特別仕様車です。

マイナーチェンジとともにラインアップされたクルマで、ほかの特別仕様車同様、「Fスポーツ」をベースとしています。

採用されたのは「IS 300」と「IS 350」の2種類だけで、どちらもFR限定のラインアップではありますが、ISの特別仕様車としては珍しくハイブリッドモデルでの登場はありませんでした。

新車価格は、585万円~700万円となっています。

名前通りカラーコーディネートをブラック中心にした1台で、ISのスタイリッシュなデザインがより一層引き立つように仕上がっているのです。

マットブラック塗装が施されたアルミホイールは従来の物よりも軽量化されており、ばね下質量の低減に成功しただけでなく、三眼フルLEDヘッドランプLEDフロントターンシグナルランプも装備され、安全面にも磨きがかかっています。

インテリアの面では専用に設計されたステアリングホイールをはじめ、いぶし銀のような特別色が全体的に施されており、上質さとスポーティーさを向上させています。

「Fスポーツ」専用装備であるメーターやシートも採用されており、非常に完成度の高い1台に仕上がっているのです。

ボディカラーは6色のラインアップで、定番のホワイトノーヴァガラスフレーク、グラファイトブラックガラスフレークなども選択できるのも魅力なのではないでしょうか。

「ブラックシークエンス」以降、市販モデルのマイナーチェンジに合わせて発表されるようになった ISの特別仕様車ですが、今後も新たなモデルが登場する可能性があります。

もちろん、上質感やスポーツカーらしさはそのままに、運転する楽しみをさらに高揚させてくれるクルマとなることは間違いないでしょう。

今後も、レクサスの動向から目が離せません。

※2021年6月現在

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道