レクサス 初代NXのインパネを徹底解説！高級感だけじゃない便利でおすすめ機能も紹介

まずはレクサス NXの概要を見ていきます。

NXのボディサイズは全長4,640mm×全幅1,845mm×全高1,645mmとなっています。

エクステリア(外装)デザインは、レクサスの特徴的なフロントグリルが採用されておりSUVらしい力強さを表現しています。

フロントグリル同様に、レクサスのアイデンティティである三眼フルLEDヘッドランプ、NXとしての個性を表現する三角に配置されたL字の超小型LEDランプユニット、リア部分に配置されたL字のフルLEDリアコンビネーションランプの採用により、レクサスのスポーティさを演出しています。

また、NXには安全な運転をサポートするレクサス独自の先進安全システムである、LEXUS Safety System＋が搭載されています。

LEXUS Safety System＋には単眼カメラで認識した最高速度や車両侵入禁止などの道路標識をマルチインフォメーションディスプレイに表示・必要な場合には表示の反転や点滅で告知するロードサインアシストが装備されています。

加えて、ミリ波レーダーとカメラにより先行車や歩行者を検知し、衝突の危険性があるとシステムが判断した場合にブザーとディスプレイで危険を知らせ、必要な場合には自動的にブレーキを作動させるプリクラッシュセーフティなど、先進安全機能が装備されています。

レクサス NXのインパネは他の乗用車同様に、運転に必要な各種情報を表示する重要な役割を持っています。そのインパネには具体的にどの様な情報が表示されるのかを見ていきます。

NXには2連メーターが採用されておりその間には、ナビディスプレイと連携してドライバーに情報を与える4.2インチTFTマルチインフォメーションディスプレイが備わっています。

ディスプレイには簡易ナビ、オーディオ情報、ハンズフリー電話の着信通知などが表示されます。ステアリングホイールに装備されたスイッチで画面の切り替えが可能で、メーターの文字や指針は自発光式になっています。

また、高精細の10.3インチワイドディスプレイには最新世代のG-Linkが装備されており、ルート検索や交通情報の表示、セキュリティ機能、音声対話サービスなどの情報を得ることができ、渋滞予測は短期、中期、長期の3つのレンジを複合的に組み合わせた手法で、細かく分析された最適なルートを選択することが可能です。

他にもオプション機能として、ウインドシールドガラスの視野内に車速やレーン表示・簡易ナビなどの、運転に必要な情報を投影するヘッドアップディスプレイが用意されており、進行方向から最大限、目を離すことなく情報を得ることができます。

レクサス NXのインパネには冬でも手元が暖かく快適に運転することができるステアリングヒーターを起動させるスイッチや、リアシート(後席)の電動格納スイッチなどの各種スイッチが集約されています。

ステアリングホイールにもオーディオや電話、音声操作、マルチインフォメーションディスプレイのモードを切り替えるスイッチが搭載されており、運転手が運転に集中しながら各機能を操作することが可能です。

ダッシュボード中央に配置されたクラシックなアナログ式の時計は室内の高級感を際立たせます。

また、運転席と助手席の間にあるセンターコンソールには、長時間のドライブには欠かせないドリンクホルダーやスマートフォンなどの電子機器の充電するために必要なUSB端子が搭載されています。

他にも、センターコンソールにはCDや財布などを小物を収納可能なスペースや、スマートフォンやサングラスなどさらに小さなモノを収納するのに役に立つフタ付きのボックス、大型のスマートフォンがきっちりと収まるトレイなどが装備されています。

さらに、ティッシュケースなどの大きなものを収納できる大型のグローブボックス、ペットボトルや冊子・ノートなどを収納できるフロントドアポケットなど便利な収納機能が多く搭載されています。

今回はレクサス NXのインパネについてご紹介しました。

NXのインパネには高級感を演出すると同時に、利便性を兼ね備えた装備が多く搭載されているということがわかりました。

グレードによって標準装備されている機能も違ってきますので、購入をする際には自分が何の機能が必要なのかをじっくりと考えた上で決定することをお勧めします。