大ヒット韓国ドラマ「梨泰院クラス」にも登場!?話題のメルセデス・ベンツのEVについて解説!

メルセデスのEQC

昨今、動画配信サービスの発達によって第4次韓流ブームが巻き起こりましたが、中でも話題となっているのが『梨泰院クラス』。

劇中、主人公がメルセデスのEVに乗っていたことも大きな話題となった作品です。

今回は、梨泰院クラスでパク・ソジュンが演じる主人公パク・セロイが運転していたメルセデス・ベンツのEVの正体に迫ります。

Chapter
韓流ブームと梨泰院クラスについてチェック!
メルセデスのEQCとは?
EQCの先進性と、クリーンを表現するデザインに注目!

韓流ブームと梨泰院クラスについてチェック!

毎年、年末になると発表される流行語大賞ですが、2020年にノミネートされた言葉の中には、「第4次韓流ブーム」という単語がありました。

日本国内でも爆発的なヒット作となったペ・ヨンジュン主演のドラマ『冬のソナタ』に始まり、音楽業界に颯爽と現れたK-POPというジャンル。

SNSの発達により広まった韓国コスメやメイク、ファッションだけでなく、第4次には再び韓国ドラマが火付け役となってブームを巻き起こしています。

その裏側には、動画を視聴するためのオンデマンドサービスの普及があり、各自動車メーカーも韓国ドラマが持つ影響力を認知しているのです。

中でも特徴的なのが、主要登場人物が乗るのは全てメルセデスという作品、『梨泰院クラス』でしょう。

このドラマは韓国国内で2020年1月から3月まで全16回で構成された作品で、同名のWEB漫画を原作とし、主演にはパク・ソジュンを抜擢しています。

ソウル市内で飲食店の激戦区として知られている梨泰院(イテウォン)を舞台に、飲食業界でのし上がろうとする若者たちの挑戦と成功、挫折を描いたストーリーです。

劇中ではAクラスセダンやCLS、さらにはGLEなど多くのメルセデスベンツのモデルが登場しますが、中でも視聴率16.5%を記録した最終回には、メルセデスベンツの長い歴史の中でも初となるEV、EQCが登場。

主人公が成功した姿と共に、視聴者を驚かせました。

メルセデスのEQCとは?

メルセデスベンツのEQCは、2019年の7月4日に発表されたブランド史上初のEVモデルです。

販売価格は400 4MATICが1,080万円、55台限定で販売された発売記念特別仕様車のEdition 1886が1,200万円に設定されていました。

EQCはクーペスタイルのSUVであり、ベースとなっているのはGLCで、ボディサイズは全長4761mm×全幅1884mm×全高1628mmです。

フロント/リアのアクスルにモーターを1つずつ搭載する4WD(4輪駆動)のシステムを採用しており、システム合計での出力は最高出力408PS/最大トルク765Nmを発生させる、とてもパワフルなスペックとなっています。

80kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載することで、航続可能距離はWLTCモードでおよそ400キロを実現。

50kWまでの急速充電にも対応しているのです。

EQCの先進性と、クリーンを表現するデザインに注目!

SUVならではのマッシブなスタイルと、ルーフラインが滑らかにウエストラインに伸びていくクーペの流麗なスタイルを融合したスタイリングが特徴的なEQC。

マルチビームLEDを採用したヘッドライトと大型のグリル、それをぐるりと囲むブラックのパネルが目を引きます。

サイドに開けられたエアインテークはハイグロスブラックに仕上げられ、隙のない高級感を演出してくれます。

そして、ヘッドライトの内部や専用デザインホイールのスポーク、フェンダーのバッジには鮮やかなブルーでアクセントを追加。

ディティールアップの役割を果たすと共に、EQCならではの先進性やクリーンさを静かに主張します。

また、インテリアでは従来のメルセデスらしさに追従しており、ステアリングや操作系は、他の内燃機関モデルとほぼ変わらないデザインを採用しています。

シートやドアパネルの1部には淡いインディゴブルーのレザーを採用することで、ブラックのツートンにすることで、EQCが持つイメージを加速しているのです。

メルセデス・ベンツで初めてのEVとなったEQC。

そのスペックやデザイン、先進性や環境性能もさることながら、本体価格も1,000万円を超える高級車です。

ドラマ『梨泰院クラス』内で、韓国国内の外食産業のトップに立った主人公にはピッタリのクルマだといえるのではないでしょうか。

※2021年6月現在

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道