BMW 2代目X1のリアシートは広い!シート機構と快適性を徹底解説

BMW 2代目X1

言わずとしれたドイツの自動車メーカー BMWにはさまざまなモデルがあり、中でも2代目X1は、高級SUVの代表的なモデルです。

セダンタイプのBMWとは全く異なるシルエットでありながらも、SUVとしては落ち着いた雰囲気のエクステリア(外装)が特徴的な1台ですが、リアシート(後席)の使い勝手は如何ほどなのでしょうか。

Chapter
BMW 2代目X1はどんなクルマなの?
BMW 2代目X1のリアシートの作りと広さをチェック!
BMW 2代目X1のリアシートの機能をチェック!

BMW 2代目X1はどんなクルマなの?

前述したとおり、BMW X1はドイツの自動車メーカーBMWから販売されている高級SUVです。

SUVは、スポーツ・ユーティリティ・ヴィークルの略となっており、スポーティに走らせることを主目的としつつ、日常の足などさまざまな用途で使うことを想定して作られているクルマです。

はじめてX1がお披露目されたのは、2009年9月に開催されたフランクフルトモーターショーでした。BMWのSUVシリーズ「Xモデル」の4番目のモデルで、同シリーズの中では最小モデルという位置づけでもあります。

2015年にフルモデルチェンジを行い、2代目になりました。初代はFR(後輪駆動)ベースでしたが、2代目ではFF(前輪駆動)ベースに変更されたのが大きな特徴です。

初代は走り重視のユーザーから「個性的で質の高い走り」のクルマとして人気だったものの、室内空間が狭いところが大きな不満点になっていました。

FFになっても質の高さは建材で、走り重視のユーザーからも変わらず支持されています。そのうえFFの恩恵により室内空間が拡大したことで快適性が高くなり、居住空間を重視したいユーザーからの評価も高いのです。

BMW 2代目X1のリアシートの作りと広さをチェック!

X1は、BMWのSUVシリーズの中で最も小さいサイズで、エクステリアを見てもこじんまりとしているのがわかります。一見狭そうに感じるかもしれませんが、リアシートに乗り込んでみると印象は一変するでしょう。

まず、X1の後部座席はニークリアランス(足元空間)が広く、大人が二人座った程度では狭さを感じることは早々ありません。大人二人と子供一人で座ったとしても、窮屈さはなく、背が高い方でも膝を伸ばすことが可能です。

全長4,455mmx全幅1,820mmx全高1,610mmと、先代から全高が67mm高くなったことにより座面高も高くなり、リアシートからの視界も広がっています。

また、オプション装備ではありますが、電動パノラマ・ガラス・サンルーフも備わっています。これは開口部が大きく、リアシートに明るさと開放感を与えてくれる装備で、フロント・パネルのスイッチひとつで、チルト・アップとスライドができるのです。

これを搭載していると、リアシートの開放感は他のSUVでは得られないほど高くなるでしょう。

面は少し硬めになっているので、運転席であれば長時間の運転による疲労を軽減させるため、程よい硬さと言えるでしょう。

一方、ただ座っているだけのリアシートは少し柔らかめのほうが快適性は高くなります。SUVのリアシートとしては程よい塩梅の硬さに仕上げられており、快適性は優秀といえます。

BMW 2代目X1のリアシートの機能をチェック!

X1のリアシートは、さまざまな調整が可能な点も大きな魅力です。

バックレストは40:20:40の2分割可倒式となっており、6段階にリクライニングすることが可能なので、人それぞれ快適性が高いポジションを探すことができるでしょう。そのうえ、シートは60:40に分割でき、前後に130mmスライドするようになっているので、シートアレンジも自由自在にできます。

リアシートのセンターには、カップホルダー付きのアームレストが備わっています。

ベンチシートの中央は子供を座らせることも可能ですが、使わないときはアームレストを引き出しておくと便利なうえに、飲み物と一緒にドライブを楽しむこともできるのです。

アームレストとカップホルダー、そして自在に動くバックレストがあるだけでも、旅行等の長距離ドライブの快適性は格段に上がるのではないでしょうか。

SUVは走りを楽しむクルマとして人気になっている側面もありますが、日本においては「趣味と実用性の両立」が人気の秘訣といえそうです。

X1のリアシートを見れば、日本人がSUVに求める「家庭でも使いやすい実用性」が十分備わっていることがわかるでしょう。

走りを楽しみたいけれど、快適性を犠牲にしたくないという方はX1の購入を検討してみるのも良いかもしれません。

※2021年6月現在

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道