スズキ 4代目スイフトスポーツ(ZC33S型)のリアシートはスポーツモデルながらもゆったり快適!その使い勝手の良さを解説

スズキ 4代目スイフトスポーツ

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スズキ 4代目スイフトスポーツ(ZC33S型)は、2017年にフルモデルチェンジされたスポーツハッチバックです。

歴代スイフトスポーツで最も大きなボディサイズをもち、初の3ナンバーとなりました。

ボディサイズの拡大に伴い、リアシート(後席)の使い勝手はどのようになっているのでしょうか。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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スズキ 4代目スイフトスポーツとはどんなクルマ?
スズキ 4代目スイフトスポーツのリアシートの使い勝手は?
スズキ 4代目スイフトスポーツのリアシートの乗り心地は?

スズキ 4代目スイフトスポーツとはどんなクルマ?

2017年のフルモデルチェンジにより4代目となった現行スイフトスポーツは、先代までの規格を超え5ナンバー車から3ナンバー車になっており、全長3,890mm×全幅1,735mm×全高1,500mmのボディサイズをもっています

3ナンバーのため重量税・自動車税に不安を持つ方もいますが、エンジンはダウンサイジングターボの1.4L直列4気筒ターボに変更され、車両総重量も1tを切ります。

そのため、3代目スイフトスポーツよりもむしろ各種税金は軽減できる設定になっているのです。

また、エンジンのダウンサイジングによるエンジン出力の不安はありません。燃料をハイオク仕様に変更したことと、それに伴う各種チューニングの結果、先代モデルよりも出力はさらに向上させることに成功しています。

現行モデルではないもの、かつてはモータースポーツカテゴリーの1つであるJWRCにも参戦していました。

2004年にはスズキ初のドライバーズチャンピオンが誕生するなど、そのポテンシャルは高く、今でも人気のあるクルマでもあるのです。

スズキ 4代目スイフトスポーツのリアシートの使い勝手は?

では、スズキ スイフトスポーツのリアシートに迫っていきましょう。

スポーツタイプのためリアシートには期待をしない声も多くありますが、スイフトスポーツに関しては違います。

車内はボディの大きさからは考えられないぐらいゆったりとした空間が広がっており、長時間のドライブでも疲れにくい形になっています。

シートそのものの質感も良いほか、ヘッドレストも上下に調整できる仕様になっており、身長や体格に合わせて調整できるのが強みです。

リアシートでも調整可能なヘッドレストを載せているスポーツタイプのクルマは、そう多くありません。ベースがスイフトという街乗りに特化したクルマだからこそ、成し得た業ともいえるでしょう。

若干、姿勢が立ち気味になることや座面がやや短く感じることを除けば、これと言って悪い点はありません。

スポーツカーに乗りたい方も街乗り中心で使いたい方も、どちらも満足できる1台に仕上がっているといえそうです。
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