グレードが1つしかない?!ホンダ 初代ゼスト(JE1/JE2型)の欠点をご紹介

ホンダ 初代ゼスト

ホンダ 初代ゼスト(DBA-JE1/CBA-JE2型)は2006年2月から2012年11月まで販売されていた、ホンダ ライフのプラットフォームを活用した全高の高いハッチバック軽自動車です。

クラストップレベルの低さを実現したテールゲート開口部など、多くの長所を持つクルマです。

そんな初代ゼストにはどのような欠点があるのでしょうか。

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ホンダ 初代ゼストの装備は古い?
ホンダ 初代ゼストは安全装備が少ない?
ホンダ 初代ゼストはグレードが1つしかない?

ホンダ 初代ゼストの装備は古い?

上述したように、ホンダ ゼストは2006年2月から2012年11月まで販売されていたクルマです。そのため、最近のクルマと比較するとどうしても装備の古さが際立ちます。

フロントシート(前席)の装備はとてもシンプルで、インパネ中央にナビやエアコン、室内灯などが装備されています。ですが、これだけの装備しかないというのは、使いやすさという点では非常に魅力的です。

フロントシートの装備がシンプルなゼストですが、エクステリアの装備は充実しています。

エクステリアには電動格納式リモコンカラードドアミラー全面UVカット機能付ガラスウォッシャー付リアワイパーディスチャージヘッドライトなどが装備されています。

電動格納式リモコンカラードドアミラーはスイッチひとつで綺麗に収まるため、駐車時などに役立ちます。ドアミラーには撥水ガラスが採用されているため、雨の日にも快適な視界を確保します。

全面UVカット機能付ガラスは紫外線の約90%をカットしますが、リアドアやテールゲートのガラスにはプライバシー機能も備わっており、車内のプライバシーも守ります。

ウォッシャー付リアワイパーは雨の日の後方視界の確保をサポートし、ディスチャージヘッドライトはハイ/ロービーム、オートレベリング機能付で、より広く、遠くまで照らしてくれます。

ホンダ 初代ゼストは安全装備が少ない?

現在のホンダ車には必ずといっていいほど、ホンダの先進安全技術Honda SENSINGが備わっていますが、ホンダ ゼストにはHonda SENSINGが備わっていません。

Honda SENSINGが備わっていないというのは安全面で少し不安を与えます。しかし、ゼストにも他の安全装備は備わっており、十分に安全な1台であると言えます。

ゼストには安全装備としてEBD付ABSGコントロールやフロント3点式ロードリミッター付プリテンショナーELRシートベルト+運転席ラッププリテンショナーなどがあります。

EBDABSは、急制動時や滑りやすい路面での車輪ロックを防止するABSと、ブレーキング時の前輪と後輪の制動力配分を荷重に応じてコンピューターがコントロールするEBDを組み合わせることで安全性をより高めています。

Gコントロールは、衝突時の衝撃をコントロールすることで人への傷害を軽減するホンダ独自の安全技術です。ゼストのボディにはGコントロールを生かしたコンパティビリティ対応ボディを採用することで、事故保護性能と相手車両への攻撃性低減を実現しています。

フロント3点式ロードリミッター付プリテンショナーELRシートベルト+運転席ラッププリテンショナーは、前方向からの強い衝撃を感知すると、瞬時にシートベルトを巻き取り、一定以上の荷重がかかるとシートベルトを送り出すことで胸への負担を軽減します。

さらに、ゼストには運転席&助手席SRSエアバッグシステムや歩行者傷害軽減ボディ、頭部衝撃保護インテリアなども安全装備として備わっています。

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吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道