マツダ 3代目MPV(DBA-LY3P)の乗り心地を解説｜評判の安全機能も紹介！

マツダ MPVには、スポーツカーの発想で革新した走りの性能と、ミニバンらしい室内スペースの両立を実現しています。

そんな革新的な走行性能を実現しているエンジンは、当時で言えば国内唯一のSU-LEV（米国における「極超低排出ガス車」で、世界で最も厳しいとされる）を達成したターボエンジンのMZR 2.3 DISI TURBOを搭載しています。さらにミニバン専用にチューニングを施し、大排気量V6エンジンに匹敵する高トルクかつ高出力を実現しています。

環境性能においては大排気量V6を超え、10・15モード燃費はFF(前輪駆動)車で11.0km/Lとクラストップの性能となっています。

それだけでなく、フロントには新設計の高剛性ボディーとマクファーソンストラット式、リアではマルチリンク式サスペンションを採用することで、ミニバンの常識を超えるハンドリング性能、操縦安定性を可能としています。

また、運転席から3列目シートまで快適に会話や音楽が楽しめる上質な空間を実現するため、トップクラスの遮音性能やロードノイズの低減も実現しています。

マツダ MPVには革新的なデザインが採用され、快適で上質な空間を実現しています。

車輪をボディーの4隅に配置したロー＆ワイドでスタイリッシュなデザインにすることで、3列目のシートでも快適にくつろげる室内レイアウトを可能としています。

エクステリアデザインには、モダンアピアランスパッケージと、スポーツアピアランスパッケージがラインアップされています。

モダンアピアランスパッケージでは、安らぎの車室空間を感じられるように、落ち着いたモダンテイストの仕様となっています。スポーツアピアランスパッケージでは、運転が楽しくなるようなアグレッシブなスポーツイメージの仕様となっています。

インテリアは光による車室内空間の立体的な表現やスイッチ類の操作感に統一することで、高い上質感を実現していることに加えて、エクステリア同様にハイスタイル、スポーツスタイルの2種類をラインアップしています。

マツダ MPVには、衝突時の衝撃エネルギーを車両全体に分散させ吸収しながらキャビンの変形を抑える、マツダ独自の高剛性・安全ボディーMAGMAが採用されています。さらに、最新の先進安全技術であるASTが採用されており、標準装備で十分な安全機能が搭載されています。

その他にも、車速が約15km/h以上で前走車や障害物へ衝突する可能性があると判断したときに、メーター内のディスプレイや警報により衝突の危険性を知らせてくれるマツダ・プリクラッシュ・セーフティ・システムや、ハンドル操作に連動してコーナリング時の視認性をサポートしてくれるAFS、3列目までをカバーしてくれる大型のSRSカーテンエアバッグなどをオプション設定することも可能です。

また、乗車員の安全装備だけに留まらず、歩行者保護の観点からも安全装備が備えられています。歩行者を保護するためにボンネットとエンジンの隙間を広げているほか、衝撃吸収効率を高めるためにボンネットおよびカウルグリルはクラッシャブル構造を採用しています。

以上のように、MPVには乗車員だけでなく歩行者にも安全装備が搭載されており、次世代ピープルムーバーと言われるにふさわしい、多彩で最新の安全技術が採用されています。

マツダ MPVの乗り心地は、快適な乗り心地をサポートする走行性能や快適で上質な車室内を実現しているデザイン、そして高い安全性能によって実現しています。

気になった方はぜひ、中古車ショップへ足を運び、MPVの乗り心地を体験してみてください。

※2021年5月現在