マツダ 3代目MPV(DBA-LY3P型)のリアシートの使い勝手はいかに
更新日:2024.09.09
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マツダ 3代目MPV(DBA-LY3P型)は、1988年から2016年まで3代に渡り製造・販売された5ドアミニバンです。
3代目MPVはスポーツカーの発想で、ミニバンを変えるというキャッチコピーのもとつくられ、エンジンなどがスポーティな仕様になったことで話題を呼びました。
今回はそんな3代目MPVのリアシート(後席)の特徴と座り心地についてご紹介します。
3代目MPVはスポーツカーの発想で、ミニバンを変えるというキャッチコピーのもとつくられ、エンジンなどがスポーティな仕様になったことで話題を呼びました。
今回はそんな3代目MPVのリアシート(後席)の特徴と座り心地についてご紹介します。
マツダ 3代目MPVのリアシートにはドライブを快適にする様々なカラクリが隠されている
マツダのミニバンと言えば、カラクリシートが特徴的です。
マツダ プレマシーでは、センターウォークスルー6人掛けシートのような見た目から、カラクリ7thシートを引き出して7人乗りに変形させるという機構を搭載し、話題になりました。
マツダ MPVにも、カラクリシートが搭載されています。真ん中の空間のあるキャプテンシートは、一見するとカラクリシートが隠されているようには見えません。しかし、シートを横移動させてベンチシートにすることで、乗車人数を一人分増やすことができるのです。
座り心地に関しては申し分ありません。足元の空間も広々としており、運転手が多少シートを後ろに下げたとしても、リアシートに座っている人が窮屈になることはないでしょう。
シート自体の硬さも程よく、運転席ほど硬くはありませんが、長時間座っていても苦になるほどではありません。座ると座面のクッションが自然に沈み込み、体を包んでくれます。
さらに、MPVにはオットマンが搭載されており快適性は抜群です。オットマンの取り出し方法も、レバーを引き上げるだけというシンプル操作となっています。
わざわざ手でシートの下から引っ張り出さなくてよく、格納もレバーを引き上げて足で押し下げるだけで完了する便利な仕様となっています。
ただ、シートを変形させて3人がけベンチシートにすると、少し狭いです。プレマシーにあった補助席のようなシートではないため、本来2人がけの空間を3人で共有することになります。変形機構自体は素晴らしいですが、実用性はあまり高くありません。
マツダ プレマシーでは、センターウォークスルー6人掛けシートのような見た目から、カラクリ7thシートを引き出して7人乗りに変形させるという機構を搭載し、話題になりました。
マツダ MPVにも、カラクリシートが搭載されています。真ん中の空間のあるキャプテンシートは、一見するとカラクリシートが隠されているようには見えません。しかし、シートを横移動させてベンチシートにすることで、乗車人数を一人分増やすことができるのです。
座り心地に関しては申し分ありません。足元の空間も広々としており、運転手が多少シートを後ろに下げたとしても、リアシートに座っている人が窮屈になることはないでしょう。
シート自体の硬さも程よく、運転席ほど硬くはありませんが、長時間座っていても苦になるほどではありません。座ると座面のクッションが自然に沈み込み、体を包んでくれます。
さらに、MPVにはオットマンが搭載されており快適性は抜群です。オットマンの取り出し方法も、レバーを引き上げるだけというシンプル操作となっています。
わざわざ手でシートの下から引っ張り出さなくてよく、格納もレバーを引き上げて足で押し下げるだけで完了する便利な仕様となっています。
ただ、シートを変形させて3人がけベンチシートにすると、少し狭いです。プレマシーにあった補助席のようなシートではないため、本来2人がけの空間を3人で共有することになります。変形機構自体は素晴らしいですが、実用性はあまり高くありません。
マツダ 3代目MPVはシートアレンジも選択肢が豊富で自由自在
カラクリシートは、先述したとおりキャプテンシートを横移動させてベンチシート化する機能です。変形自体はスムーズにできるためストレスはありません。
さらに、3列目にもカラクリシートが搭載されています。シートにあるストラップを引くと座面クッションが沈み込み、座面の上にシートバックが格納され、フラットスペースが姿を表すという機構です。2列目のカラクリシートより変形が楽で、実用性も高いと言えるでしょう。
オプションにパワーパッケージがあり、これを搭載させていればスイッチひとつで元のシートに戻すことができます。
2列目シートには横移動だけでなく、レバーひとつで操作できる前後調節機構、前後ロングスライドも搭載されており、シートアレンジとして活用が可能です。
3列目のシートアレンジとしては、6:4分割可倒式が採用されている点が挙げられます。レバー操作によって3列目シートを倒し、ラゲッジルームの延長として使える点が便利です。
さらに、3列目にもカラクリシートが搭載されています。シートにあるストラップを引くと座面クッションが沈み込み、座面の上にシートバックが格納され、フラットスペースが姿を表すという機構です。2列目のカラクリシートより変形が楽で、実用性も高いと言えるでしょう。
オプションにパワーパッケージがあり、これを搭載させていればスイッチひとつで元のシートに戻すことができます。
2列目シートには横移動だけでなく、レバーひとつで操作できる前後調節機構、前後ロングスライドも搭載されており、シートアレンジとして活用が可能です。
3列目のシートアレンジとしては、6:4分割可倒式が採用されている点が挙げられます。レバー操作によって3列目シートを倒し、ラゲッジルームの延長として使える点が便利です。
マツダ 3代目MPVのリアシートをより上手に使いこなす方法
マツダ MPVの2列目に搭載されたカラクリシートは、3人が座るには少し窮屈です。シートを連結させることで無理やり3人座れるようにする仕様なので、快適性は今一つなのです。この機構は、2列目に長物を載せたいときに使うと良いでしょう。
さらに、3列目をフラットにしてラゲッジルームの延長としたうえで、2列目すらも積載スペースとして活用するという使い方もできます。2列目はフルフラットにはなりませんが、大きくリクライニングすることが可能です。
例えば3列目とラゲッジルームにバッグなどの荷物を置き、釣り竿などの長物を2列目に置いておくという積載も可能です。このとき、オットマンが床への橋渡し役となり、アームレストが落下防止のための柵になります。載せるものへの負荷を最大限減らせるため大変便利です。
また、3列目は人が乗るには少々窮屈なので、完全にラゲッジルームの延長として割り切って使うのも良いでしょう。
さらに、3列目をフラットにしてラゲッジルームの延長としたうえで、2列目すらも積載スペースとして活用するという使い方もできます。2列目はフルフラットにはなりませんが、大きくリクライニングすることが可能です。
例えば3列目とラゲッジルームにバッグなどの荷物を置き、釣り竿などの長物を2列目に置いておくという積載も可能です。このとき、オットマンが床への橋渡し役となり、アームレストが落下防止のための柵になります。載せるものへの負荷を最大限減らせるため大変便利です。
また、3列目は人が乗るには少々窮屈なので、完全にラゲッジルームの延長として割り切って使うのも良いでしょう。
マツダ MPVはシートアレンジや抜群の走行性能など、良い面もたくさんありますがところどころに惜しい部分があるクルマです。
2列目の快適性はとても高いものの、カラクリシートに関しては実用性に疑問が残ります。3列目は機構が便利ではあるものの、人が座るには窮屈です。
MPVのリアシートの良いところをフル活用すれば、快適性の高いミニバンと言えるのではないでしょうか。
※2021年5月現在
2列目の快適性はとても高いものの、カラクリシートに関しては実用性に疑問が残ります。3列目は機構が便利ではあるものの、人が座るには窮屈です。
MPVのリアシートの良いところをフル活用すれば、快適性の高いミニバンと言えるのではないでしょうか。
※2021年5月現在