テニスプレイヤー錦織圭選手に由来するモデルも！ジャガー 2代目XF(LDA-JB2NA/CBA-JB2GA型)の特別仕様車をご紹介

更新日：2021.08.25

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今回は、ジャガー 2代目XFに用意されていた特別仕様車をご紹介します。

2代目XFはEセグメントに属する4ドアのダイナミック・ラグジュアリー・サルーンですが、歴代ジャガー車の要素が随所に散りばめられたデザインで一目でジャガーとわかるのが特徴です。

2021年4月現在、2代目XFは継続して新車が販売されていますが、これまでに登場した特別仕様車をいくつか取り上げ、カタロググレードとの違いをご説明します。

吉田恒道｜よしだつねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」（扶桑社）など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」（学習研究社）がある。

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Chapter: ジャガー 2代目XFとは快適な乗り心地と抜群のハンドリングを両立したプレミアムサルーン; ジャガー 2代目XF「KEI NISHIKORI EDITION」; ジャガー 2代目XF 「JET DIESEL EDITION」

XFの中古車一覧

ジャガー XF 3.0 ラグジュアリーオートライト ETC バックカメラ

本体価格

57.8万円
支払総額

73.2万円

年式：2009年
走行距離：4.1万km
車検：R.8年03月
なし

ジャガー XF 2.0 プレミアムラグジュアリーナビ☆バックカメラ☆ETC☆クルコン

本体価格

124万円
支払総額

136.8万円

年式：2013年
走行距離：6.6万km
車検：車検整備付
なし

ジャガー XF 2.0 ラグジュアリーワンオーナー本革シート純正ナビ

本体価格

79.3万円
支払総額

88万円

年式：2014年
走行距離：8.1万km
車検：R.7年10月
なし

ジャガー XF 2.0 プレミアムラグジュアリー 20インチアルミ/レザーシート/MERI

本体価格

101万円
支払総額

104.6万円

年式：2013年
走行距離：4.9万km
車検：R.6年11月
なし

ジャガー XF 2.0 プレミアムラグジュアリー車検8年4月本革シートシートヒーター

本体価格

69万円
支払総額

75万円

年式：2013年
走行距離：9.6万km
車検：R.8年04月
なし

ジャガー XFの中古車一覧を見る

ジャガー 2代目XFとは快適な乗り心地と抜群のハンドリングを両立したプレミアムサルーン

ジャガー 2代目XFは、2015年に現行型として発売されました。

ボディの75％にアルミニウムを使用した軽量モノコック構造のボディをもち、理想的な50：50の前後重量配分バランスを実現させています。

またサスペンション方式としてフロントにダブルウィッシュボーン式を、リヤにはインテグラルリンク式を採用することで、快適な乗り心地と抜群のハンドリングを高い次元で両立させています。

パワートレインとしては、2.0Lのターボエンジンと3Lのスーパーチャージャーエンジンに加え、2.0Lのディーゼルターボエンジンがグレードにより使い分けられています。

そのうち今回紹介する特別仕様車では、「KEI NISHIKORI EDITION」には2.0Lターボエンジンが、「JET DIESEIL EDITION」には2.0Lディーゼルターボエンジンが搭載されます。

駆動方式はFR(後輪駆動)に加え、グレードによっては4WD(4輪駆動)モデルもラインアップされています。トランスミッションとしては全グレードで8速ATが用いられています。

ジャガー 2代目XF「KEI NISHIKORI EDITION」

ジャガー 2代目XF「KEI NISHIKORI EDITION」は、「プレステージ」をベースとして2017年に発売されました。

それまで発売された「F-TYPE KEI NISHIKORI EDITION」、「XE KEI NISHIKORI EDITION」に続く、第3弾のジャガー特別仕様車として登場しています。

そのグレード名は、ジャガーのブランド・アンバサダーである日本を代表するプロテニスプレイヤー選手である錦織圭に由来しており、錦織選手とのコラボレーションモデルとして50台限定で発売されました。

ボディカラーは、20台限定のブリティッシュレーシンググリーンと、30台限定のグレイシャーホワイトという2色が用意されています。どちらもテニスのウィンブルドン選手権を彷彿とさせるもので、天然芝やテニスウェアをイメージしたボディカラーです。

「KEI NISHIKORI EDITION」のエクステリア(外装)はブラックのイメージで統一され、フロントグリルやサイドパワーベントをはじめとした各部分のディテールが黒で仕上げられています。また18インチのアロイホイールもグロスブロックのものが装着され、「KEI NISHIKORI EDITION」を精悍に彩ります。

「KEI NISHIKORI EDITION」は洗練されたインテリア(内装)も特徴のひとつで、高級車ブランドとしてのジャガーらしさが現れており、プレミアム感がいっそう引き立てられています。

快適性や安全性を高める特別装備も充実しています。360度パークディスタンスコントロールは、駐車するときや駐車場からの発進時に、他の車両の接近や障害物を感知しドライバーに注意喚起をします。

パークアシストは縦列駐車や並列駐車・出庫などをサポートし、ドライバーが行うのはブレーキ・アクセルのペダル操作のみという便利な機能です。

サラウンドカメラシステムは、ボディ各部に搭載したカメラにより、車両の周囲ほぼ360度の視界を確保する機能です。10.2インチの静電式タッチスクリーンに表示することで、駐車時の不安を軽減します。

「KEI NISHIKORI EDITION」に装備されるこれらの特別機能はXFの魅力を引き立たせるだけでなく、最新の運転をサポートをすることでドライバーの負担を和らげています。

ジャガー 2代目XF 「JET DIESEL EDITION」

ジャガー「JET DIESEL EDITION」は「プレステージ」をベースとし、2016年に30台限定で発売された特別仕様車です。

「JET DIESEL EDITION」には2.0L 直列4気筒INGENIUMディーゼルターボエンジンが搭載されており、最高出力は132kW(180PS)/4,000rpmという数値を誇ります。低回転域から発生するディーゼルならではの十分なトルクは、8速のATを介し後輪を駆動します。

また「JET DIESEL EDITION」には特別仕様にふさわしく、ステアリングホイールヒーターや電動サンルーフ・電動式トランクリッドなど人気の高い様々なオプションが装備されています。

そのインテリアカラーはジェットをベースにしたもので、ブラックパックやグロスブラックフィニッシュのアロイホイールとともに統一感のあるイメージを醸成しています。

ボディカラーは、イタリアンレーシングレッドとアンモナイトグレーの2色が用意されており、インテリアカラーであるジェットとの絶妙なコントラストも印象的です。

「JET DIESEIL EDITION」は790万円と、ベースの「プレステージ」より100万円ほど車両価格が上がっていますが、それにふさわしい標準やオプションの装備が備わっています。デザイン性や快適性・上質感がより高められており、相当の価値があると言えるでしょう。

ここまでジャガー 2代目XFの特別仕様車の中から、現行型に設定されていた2モデルをピックアップしました。

特別仕様車には在庫整理・販売のテコ入れ的意味合いをもつものが多い中、2代目XFの特別仕様車は真の意味で特別なモデルとして、高級感ブランドであるジャガーのプレミアム感が色褪せることなく、よりお得に購入ができます。

どちらのモデルも新車は完売していますが、2021年4月時点では、それぞれ1台ずつ中古車が確認できているので、わずかながら中古車として流通する可能性も残っています。

運よくオーナーになれた人は、高い満足感が得られるでしょう。

※2021年5月現在