トランスミッションはM4クーペのみ6速MT!現行型4シリーズ・クーペのパワートレインをご紹介

BMW 4シリーズ 2020

現行型4シリーズ・クーペには2Lターボ、3Lターボ、そして3Lツインターボの3種類のエンジンが各グレードのキャラクターに合わせて搭載されています。

トランスミッションは8速ATが基本ですが、高性能モデルなどには専用セッティングが施されているものが組み合わされています

今回は、現行型4シリーズ・クーペのエンジンとパワートレインのバリエーションについて解説します。

文・写真/萩原 文博

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現行型4シリーズ・クーペは全てのエンジンに「ツイン・パワー・ターボ」「バルブトロニック」「ダブルバノス」を搭載
現行型4シリーズ・クーペのトランスミッションは8速ATが基本
現行型4シリーズ・クーペはFRが基本だが、M440i xDriveのみ独自の四輪駆動システムを搭載

現行型4シリーズ・クーペは全てのエンジンに「ツイン・パワー・ターボ」「バルブトロニック」「ダブルバノス」を搭載

まず、エントリーモデルに位置付けられる420i/420i Mスポーツには、最高出力182ps、最大トルク300Nmを発揮する2L直列4気筒ターボエンジンを搭載しています。

このエンジンにはBMWが「ツイン・パワー・ターボ」と呼ぶツインスクロール・ターボチャージャーを搭載。

他にも、スロットルバルブを廃し吸気バルブのリフト量を自在に変化させることで吸入空気量を制御する、いわゆる可変バルブ機構の「バルブトロニック」

さらに可変カムシャフトタイミング機構の「ダブルバノス」を搭載することで、7.5秒の0-100km/h加速タイムを実現するスポーティな走りを実現。

さらに、WLTCモードで13.4km/Lという燃費性能を実現しています。

上級グレードのMパフォーマンス・モデルM440i xDriveには、最高出力387ps、最大トルク500Nmを発する3L直列6気筒ターボエンジンを搭載しています。

このエンジンにも「ツイン・パワー・ターボ」や「バルブトロニック」、「ダブルバノス」が採用され、パワフルな走りに寄与。

4.5秒の0-100km/h加速タイムを実現するとともに、WLTCモード燃費は11.2km/Lを実現しています。

そしてMハイ・パフォーマンス・モデルと呼ばれるM4クーぺ/M4クーぺ・コンペティションには、上記2機種に採用している「バルブトロニック」や「ダブルバノス」に加えて、2基のモノスクロール・ターボチャージャーを組み合わせた3L直列6気筒エンジンを搭載しています。

M4クーぺの最高出力は480ps、最大トルクは550Nm、M4クーペ・コンペティションの最高出力は510ps、最大トルクは650Nm。

0-100km/h加速タイムはM4クーペが4.2秒、M4クーペ・コンペティションが3.9秒を誇ります。

現行型4シリーズ・クーペのトランスミッションは8速ATが基本

現行型4シリーズ・クーペに搭載されているトランスミッションは8速ATが基本で、M4クーペには6速MTが組み合わされています。

8速ATはBMWがステップトロニックと呼ぶトルクコンバーター式で、M440i xDriveにはよりダイナミックな走りを演出する8速スポーツATを搭載しています。

そしてM4クーペ/M4クーペ・コンペティションにはドライブロジック付きのMステップトロニックを搭載。

これは驚くほど素早い変速が可能で、極めてスポーティかつダイナミックな走りから快適性や燃費性能を重視したクルージングまで好みの走行スタイルに応じて、3つのシフト・プログラムから選ぶことができます。

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現行型4シリーズ・クーペはFRが基本だが、M440i xDriveのみ独自の四輪駆動システムを搭載

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ