トヨタ 2代目bBのオーディオ装備とは？オーディオ以外の機能性を高めるオプションも紹介

2代目bBはちょっとワルぶったエクステリア(外装)や、イルミネーションが特徴的なインテリア(内装)など高い個性を持ち味としています。

特にクルマ型Music Playerというテーマで開発され、いつも音楽に囲まれた暮らしをクルマで具現化するという立ち位置は非常に個性的です。そのため装備やオプションも、オーディオ関連のものが目立ちます。

2代目bBは年式により様々なグレードが展開されていましたが、2016年モデルには「S」「Z」「S煌 (きらめき)」「Z煌(きらめき)」の4グレードがありました。

このうち「煌」の名を冠する2グレードは、ノー マルの2モデルよりもさらに高級感が追求されています。

トヨタ 2代目bBに用意されるオーディオのメーカーオプションは、「S」「Z」と「S煌(きらめき)」「Z煌 (きらめき)」で若干異なります。

「S煌」「Z煌」ではオーディオが標準装備されていますが、オプションでオーディオレスを選び、後付けで自分の好きなオーディオを取り付けることが可能でした。

反対に「S」「Z」の場合はオーディオレスが標準で、「煌」で標準のオーディオをオプションで選択することができました。

オーディオレスを選択するユーザーのオプションとしては、HDDナビゲーションシステムもありました。

そのオーディオ機能としては、CDやAM/FMラジオに加え、DVDやMDも再生可能でした。さらに内蔵HDDに音楽を保存することもでき、サウンドライブラリーとして流すことができたのは、当時としては画期的な機能でした。

トヨタ 2代目bBには、他にも様々なオプションも用意されていました。

安全面のメーカーオプションとしては、運転席・助手席のSRSサイドエアバッグと前後席のSRSカーテンシールドエアバッグがあります。

2代目bBはSRSエアバッグが標準で装備されていますが、標準では前方からの衝突にしか対応しないため、サイドエアバッグにより側方からの衝突の際も安全性が増します。

多くのモデルに装備されているフロントフォグランプは、「S煌」「Z煌」に標準装備されますが、「S」 「Z」でもメーカーオプションで装着することが可能でした。また霧の中で自車を認識させて安全性を高めるリヤフォグランプは、全グレードにディーラーオプションで設定されていました。

物理的なキーを差し込む必要のないキーフリーシステムは、車内に置くだけでエンジン始動が可能なため、今や廉価グレード以外ほとんどのモデル・グレードで標準装備されるようになりまし た。

トヨタ 2代目bBはクルマ型Music Playerというコンセプトを全面に打ち出したモデルで、オーディオ性能やイルミネーションにこだわりがみられます。

その個性、特にオーディオの性能をさらに高めるオプションはメーカーオプションが多く、中古車を選ぶ際は車両自体に加え、オプション装備の有無という観点も必要となります。

中でも気を付けたいのは、オーディオ関連の装備やオプションです。

オーディオのヘッドユニットやナビゲーションは現在の市販品に交換が可能ですが、後付けできないスピーカーやイルミネーションは、グレードにより充実度が異なるので注意が必要です。

※2021年4月現在