トヨタ 2代目bBはどんなクルマ?最終型モデルとモデルチェンジ前の初代の違いをご紹介!(QNC20/QNC21型)

トヨタ 2代目bB

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トヨタ bBはバンをカスタムして乗るアメリカのストリートカルチャーをヒントに開発された5人乗りの小型トールワゴンです。初代bBのベースはトヨタ 初代ヴィッツのプラットフォームを採用しています。

若者をターゲットにしたbBですが、コンパクトで取り扱いやすいサイズ感と、角張ったアメリカンなデザインによるスペース効率の高さから、世代を問わず人気を博した1台となっています。

フルモデルチェンジしたトヨタ 2代目bB(QNC20/QNC21型)の特徴を初代モデルとの違いも合わせて紹介していきます。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
トヨタ 2代目bBはエクステリアとインテリアのデザインを一新!
トヨタ 2代目bBはオーディオ関連の装備が充実!
トヨタ 2代目bBは環境性能を考慮したエンジンに刷新!

トヨタ 2代目bBはエクステリアとインテリアのデザインを一新!

トヨタ 2代目bBは、初代bBと異なりプラットフォームをトヨタ パッソ/ダイハツ ブーンをベースに開発、最小回転半径を0.6m縮小して4.9mとし、小回りの利くストレスのないハンドリングをドライバーに提供しています。

ボディタイプは初代bBと同様に5ドアハッチバックのトールワゴンですが、エクステリア(外装)はボクシーなプロポーションを踏襲しながらも、新しくうねるような曲線やキャラクターラインを各所に取り入れたアグレッシブなスタイリングにデザインを一新しています。

ボディサイズは、全長3,785mm×全幅1,690mm×全高1,635mm、ホイールベース2,540mmとなっています。初代bBと比べると、全長を160mm短くコンパクトにしつつ、ホイールベースを40mm伸ばすことで、室内空間に余裕が生まれ居住性を高めています。

インテリア(内装)は使い勝手の良いシートアレンジが特徴的です。通常は5人が広々とくつろげる車内空間ですが、フロントシート(前席)、リアシート(後席)ともにフルリクライニングできるため、カウチソファのようなくつろぎ空間の演出や、長尺物でもしっかりと積載できるスペースの創出も可能です。

トヨタ 2代目bBはオーディオ関連の装備が充実!

トヨタ 2代目bBはクルマ型Music Playerをコンセプトに、オーディオ関連の装備を充実しています。臨場感溢れるサウンドとシンクロした雰囲気あるイルミネーションが輝くスピーカー&イルミネーションシステムがドライブの気分を高揚させてくれます。

グレード別にスピーカーの数が異なる点も特徴です。「Z」「S」では4つ、「Z 煌」「S 煌」には11つものスピーカーが標準装備されています。

さまざまなサウンドデザインを選択できる4つのオーディオモードを搭載しています。ライブ感に触れたい時・まったりと音を楽しみたい時・トークのBGMとして・リラックスしたい時など、シチュエーションやフィーリングに合った最適なオーディオモードを4つ選択可能です。

オーディオのシチュエーションに合わせたイルミネーションコントロールも可能です。音連動イルミネーションのClub、心地よい揺らぎの法則で光るRelax、静かに照らされた落ち着きのあるラウンジを連想させるStaticの3つのイルミネーションモードを楽しめます。

トヨタ 2代目bBは環境性能を考慮したエンジンに刷新!

トヨタ 2代目bBは環境性能を考慮したエンジンに刷新して、より環境にやさしい快適なドライビングを実現しています。

エンジン種類は初代bBと変わらず水冷直列4気筒DOHCですが、低排出ガス性能を高めたダイハツ製1.3L K3-VE型エンジンと新開発のダイハツ製1.5L 3SZ-VE型エンジンを採用しています。

ダイハツ製1.3L K3-VE型エンジンは高い動力性能と低燃費を両立して、低・中速域で豊かなトルクを発揮します。平成17年基準排出ガス75%低減レベルを取得、2WD(2輪駆動)車は平成22年度燃費基準を達成しています。スペックは最高出力68kW(92PS)6,000rpm、最大トルク123Nm(12.5kgm)4,400rpmです。

ダイハツ製1.5L 3SZ-VE型エンジンは高速道路や峠道でもストレスを感じさせない頼もしい走りだけでなく、同排気量クラストップレベルの低燃費を実現しています。

1.3L K3-VE型エンジン同様に、平成22年度燃費基準を達成、平成17年基準排出ガス75%低減レベルの認定を国土交通省より受けています。スペックは最高出力80kW(109PS)6,000rpm、最大トルク141Nm(14.4kgm)4,400rpmです。
トヨタ 2代目bBは、1.3Lと1.5Lのエンジン、FF(前輪駆動)と4WD(4輪駆動)のバリエーションからラインアップが構成されていました。

曲線が美しいエクステリアデザインと使い勝手の良いシートアレンジ、さまざまなシチュエーションで楽しめるオーディオ&イルミネーション搭載で、初代bBよりも幅広い世代に支持された人気車種と言えるでしょう。

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