ホンダ 初代CR-Zのシートアレンジを徹底解説|後部座席の倒し方は?(DAA-ZF2)
更新日:2024.09.09
※この記事には広告が含まれます
今回は、ホンダ 初代CR-Z(DAA-ZF2型)のシートアレンジについて紹介します。
初代CR-Zは、ハイブリッド車とスポーツカーの特徴を融合させたホンダの意欲作です。初登場の2010年当時はトヨタのプリウスとアクアのヒットにより、ハイブリッド車が一般化し、ブームになっていました。
時代の流れに乗ったものの、後期型へのマイナーチェンジが行われただけで、2代目が作られることはありませんでした。
そんな初代CR-Zについて、掘り下げていきましょう。
初代CR-Zは、ハイブリッド車とスポーツカーの特徴を融合させたホンダの意欲作です。初登場の2010年当時はトヨタのプリウスとアクアのヒットにより、ハイブリッド車が一般化し、ブームになっていました。
時代の流れに乗ったものの、後期型へのマイナーチェンジが行われただけで、2代目が作られることはありませんでした。
そんな初代CR-Zについて、掘り下げていきましょう。
ホンダ 初代CR-Zとはどんなクルマ?
ホンダ 初代CR-Zはコンセプトカーが2007年の東京モーターショーに出品されたのが、初お披露目となったクルマです。2009年に市販版に近いものが発表された後、2010年2月に正式リリースとなりました。
当時話題性が大きかったハイブリッド車でありながら、スポーツカーというコンセプトは一部で話題になりました。
しかし、1.5Lエンジンはスポーツカーとしては不十分でした。さらに、ハイブリッドシステムを搭載しているために重量が大きくなり、スポーツカー愛好家にはスルーされてしまいました。ハイブリッドシステムもプリウスほど本格的なものではなく、ハイブリッド車として見ても魅力に欠けてしまいます。
2012年9月に後期型へとマイナーチェンジし、エンジンが高回転・高出力のi-VTECに経円光、リチウムイオン電池を搭載して高電圧化しました。
エンジンのスペックはオートマの場合、最大出力87kW(118PS)/6,600rpm、トルク144Nm(14.7kgf・m)/4,800rpmです。モーターの最大出力は15kW(20PS)/2,000rpm、最大トルクが78Nm(8.0kgf・m)/1,000rpmになっています。
そのうえ、走行中にボタンを押すことで力強い加速が味わえるPLUS SPORTモードも追加されました。ハイブリッド車としても、スポーツカーとしても、大きく進化したのですが、結局売上は伸びませんでした。
マイナーチェンジの少し前に、トヨタ 86が発売されたことからスポーツカー愛好家にはスルーされてしまったのです。
量産ハイブリッドスポーツカーとしては良いクルマではありますが、不運かつ不遇な名車となってしまいました。
当時話題性が大きかったハイブリッド車でありながら、スポーツカーというコンセプトは一部で話題になりました。
しかし、1.5Lエンジンはスポーツカーとしては不十分でした。さらに、ハイブリッドシステムを搭載しているために重量が大きくなり、スポーツカー愛好家にはスルーされてしまいました。ハイブリッドシステムもプリウスほど本格的なものではなく、ハイブリッド車として見ても魅力に欠けてしまいます。
2012年9月に後期型へとマイナーチェンジし、エンジンが高回転・高出力のi-VTECに経円光、リチウムイオン電池を搭載して高電圧化しました。
エンジンのスペックはオートマの場合、最大出力87kW(118PS)/6,600rpm、トルク144Nm(14.7kgf・m)/4,800rpmです。モーターの最大出力は15kW(20PS)/2,000rpm、最大トルクが78Nm(8.0kgf・m)/1,000rpmになっています。
そのうえ、走行中にボタンを押すことで力強い加速が味わえるPLUS SPORTモードも追加されました。ハイブリッド車としても、スポーツカーとしても、大きく進化したのですが、結局売上は伸びませんでした。
マイナーチェンジの少し前に、トヨタ 86が発売されたことからスポーツカー愛好家にはスルーされてしまったのです。
量産ハイブリッドスポーツカーとしては良いクルマではありますが、不運かつ不遇な名車となってしまいました。
ホンダ 初代CR-Zのフロントシートのアレンジ
フロントシート(前席)の機能は、シンプルです。シート自体には目立った機能が無く、運転者の快適性を保つための工夫がされています。
シートの奥に体が自然と引き込まれるような感覚が得られる形状になっており、どのような体型の人でもホールド感が得られます。座面両脇には硬度が高めのサイドサポートがあり、高い安定感を実現しています。
さらに、背もたれのサイドサポート部は2ピース構成です。これが、ホールド感を高めるのに一役買っています。
また、運転席ハイトアジャスターが搭載されており、運転席の座面位置を上下に調整可能です。ステアリングのテレスコピック&チルト機能もあり、ドライブポジションを最適化しやすくなっています。
シートの奥に体が自然と引き込まれるような感覚が得られる形状になっており、どのような体型の人でもホールド感が得られます。座面両脇には硬度が高めのサイドサポートがあり、高い安定感を実現しています。
さらに、背もたれのサイドサポート部は2ピース構成です。これが、ホールド感を高めるのに一役買っています。
また、運転席ハイトアジャスターが搭載されており、運転席の座面位置を上下に調整可能です。ステアリングのテレスコピック&チルト機能もあり、ドライブポジションを最適化しやすくなっています。
ホンダ 初代CR-Zの後部座席(リアシート)のアレンジ
ホンダ 初代CR-Zにはワンタッチ可倒式リアシートが搭載されています。フロントシートから手を伸ばしても、ワンアクションで倒せるのでアレンジが楽です。リアシート(後席)はフルフラットになるので、ラゲッジルームの拡張もできます。
ただし、リアシートは一体式のベンチシートです。左右分割で倒すことができません。リアシートに一人でも座っていればフラットにはできないので、注意が必要です。あくまでも一人または二人で乗車する際、ラゲッジルームを拡張して荷物を積み込むための機能になっています。
ラゲッジルームの容量は214Lと、二人旅行の荷物を積み込むことができる大容量です。リアシートをフルフラットにすれば、ゴルフバッグが二つ入ります。リアシートを立てたままだとしても、トランク二つ分ほどのスペースが確保可能です。
アウトドアだと、少し物足りない可能性があります。例えば自転車ですが、ロードバイクのフレームは寝かせればギリギリ入るかどうかといったところです。マウンテンバイクは入りません。ミニベロや折りたたみであれば問題なく入ります。
キャンプ用具はそれぞれを小さく折りたためば入りますが、多すぎるとギリギリといったところでしょう。
しかし、アウトドア向けの車種ではないので、買い物や旅行、ゴルフや釣りなどのちょっとしたアウトドア程度に使えれば十分なのではないでしょうか。
ただし、リアシートは一体式のベンチシートです。左右分割で倒すことができません。リアシートに一人でも座っていればフラットにはできないので、注意が必要です。あくまでも一人または二人で乗車する際、ラゲッジルームを拡張して荷物を積み込むための機能になっています。
ラゲッジルームの容量は214Lと、二人旅行の荷物を積み込むことができる大容量です。リアシートをフルフラットにすれば、ゴルフバッグが二つ入ります。リアシートを立てたままだとしても、トランク二つ分ほどのスペースが確保可能です。
アウトドアだと、少し物足りない可能性があります。例えば自転車ですが、ロードバイクのフレームは寝かせればギリギリ入るかどうかといったところです。マウンテンバイクは入りません。ミニベロや折りたたみであれば問題なく入ります。
キャンプ用具はそれぞれを小さく折りたためば入りますが、多すぎるとギリギリといったところでしょう。
しかし、アウトドア向けの車種ではないので、買い物や旅行、ゴルフや釣りなどのちょっとしたアウトドア程度に使えれば十分なのではないでしょうか。
ホンダ 初代CR-Zのシートアレンジについて紹介してきました。
スポーツカーという名目で作られたクルマであるため、フロントシートに関してはやはり十分な機能が備わってはいますが、リアシートについては他のクルマと比べるとどうしても見劣りしてしまう部分があります。
しかし、シートアレンジを工夫し、ライフスタイルに合わせ使うことで十分ユーザーの期待に応えてくれるクルマとなるでしょう。
※ 2021年3月現在
スポーツカーという名目で作られたクルマであるため、フロントシートに関してはやはり十分な機能が備わってはいますが、リアシートについては他のクルマと比べるとどうしても見劣りしてしまう部分があります。
しかし、シートアレンジを工夫し、ライフスタイルに合わせ使うことで十分ユーザーの期待に応えてくれるクルマとなるでしょう。
※ 2021年3月現在