メルセデスベンツ 初代GLCの欠点は?

メルセデスベンツ 初代GLC

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今回はメルセデスベンツ 初代GLC(3DA-253915C/3DA-253915/5BA-253984/5LA-253953/3DA-253315C/3DA-253315/5BA-253384/5LA-253353型)の欠点を紹介します。

洗練された力強いエクステリアと高い実用性と快適性がアクティブなライフスタイルをサポートするSUV型のGLCと、流麗なクーペフォルムによりSUVにスポーツカーの官能を与えた唯一無二のSUVであるGLCクーペの2種類のボディタイプがラインナップされている初代GLC。

そんな初代GLCにはどのような欠点があるのでしょうか。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
メルセデスベンツ 初代GLCは車格が大きく運転しにくい?
メルセデスベンツ 初代GLCは価格設定が高め?
メルセデスベンツ 初代GLCのラゲッジルームはライバル車よりも小さい?

メルセデスベンツ 初代GLCは車格が大きく運転しにくい?

メルセデスベンツ 初代GLCの車格は少し大きめとなっています。

初代GLCの車格はグレードによって異なりますが、全長4,670〜4,740mm×全幅1,890〜1,930mm×全高1,600〜1,645mmとなっています。車格が大きくなればその分、運転時に気を遣う機会が多くなり、どうしても運転が難しくなってしまいます。

しかし、初代GLCにはメルセデスベンツが長年の研究で生み出した世界最高水準の安全機能が備わってどんな時も絶大な安心感で包み込んでくれます。

安全機能としては、もしもの場合にクルマを安全に停止させるアクティブエマージェンシーストップアシストや急発進を抑制するドライブアウェイアシスト、駐車スペースから出る際の危険回避をサポートするリアクロストラフィックアラートなどが備わっています。

アクティブエマージェンシーストップアシストは、一定時間以上ドライバーがステアリングから両手を離しているのをシステムが検知すると警告音が鳴って注意を促します。警告音でドライバーが反応しない場合には、さらに警告音を鳴らしながら減速し、完全に停止します。

ドライブアウェイアシストは、車両前方や後方の約1m以内に障害物が検知された場合には、その方向に進むギアを選択してアクセルを踏んでも時速2km以上の速度が出ず、誤発進を抑制します。

リアクロストラフィックアラートは、駐車スペースからバックで出る際に、後方を横切る車両などを検知すると、表示と音で警告し、必要な場合には自動ブレーキで危険を回避します。

メルセデスベンツ 初代GLCは価格設定が高め?

メルセデスベンツ 初代GLCは一般的な国産車と比較して高めの価格設定となっており、国産車よりも購入のハードルが高くなっています。

車体価格は「GLC 220d 4MATIC」が708万円、「GLC 300 4MATIC」が796万円、「GLC 350e 4MATIC」が899万円、「GLC 220d 4MATICクーペ」が740万円、「GLC 300 4MATICクーペ」が828万円、「GLC 350e 4MATICクーペ」が932万円となっています。

購入時にはこの車体価格に加え、オプションや税金などもかかるため、総支払額は1,000万円を超えることを考えておかなくてはならないでしょう。ここまでの価格になると、一般的には手を出すことが難しいです。

価格だけを見れば高く感じるかもしれませんが、初代GLCにはその価格に見合うだけの充実した装備や高級感のあるインテリアが備わっています。

また、上述したように、これまでメルセデスが80年以上にわたって研究してきた世界最高水準の安全装備が初代GLCには備わっており、万一の際にも安心の1台だと言えるでしょう。

さらに、初代GLCはなんといってもメルセデスベンツの販売しているクルマです。フロントとリアにはメルセデスベンツのロゴがあしらわれており、ブランド価値で見ても十分にその価格に見合っています。

これらのことを加味すると、初代GLCはお買い得な1台であるように感じます。

メルセデスベンツ 初代GLCのラゲッジルームはライバル車よりも小さい?

メルセデスベンツ 初代GLCのラゲッジルーム(荷室)容量は、通常時でGLCが550L、GLCクーペが500L、拡大時でGLCが1,600L、GLCクーペが1,400Lとなっていますが、ライバル車と比較してラゲッジルーム容量は十分なのでしょうか。

ライバル車であるボルボ XC60のラゲッジルーム容量は、通常時で468〜505L、拡大時で1,395〜1,444L、BMW X3のラゲッジルーム容量は、通常時で550L、拡大時で1,600Lとなっています。

GLCであればX3と同等、GLCクーペであればXC60と同等の容量であることがわかります。このことから、初代GLCのラゲッジルームはライバル車と比較しても十分な容量が確保されていると言えるでしょう。

十分な容量が確保されている初代GLCのラゲッジルームですが、使い勝手も抜群です。リアシートは4:2:4分割可倒式となっており、乗車人数や荷物の大きさに合わせて自由なシートアレンジが可能です。

また、テールゲートには運転席のスイッチやエレクトロニックキーで開閉できるEASY-PACK自動開閉テールゲート、リアバンパーの下に足を近づけるだけでテールゲートの開閉ができるふっとトランクオープナーが全車に標準装備されています。

初代GLCのラゲッジルームは十分な容量と便利な機能により、欠点ではなく長所であると言えそうです。
今回は、メルセデスベンツ 初代GLCの欠点について紹介しました。

初代GLCには車格の大きさや購入時の価格など、いくつかの欠点がありましたが、そのどれもが充実した機能や装備により補われており、むしろ長所であると言えることがわかりました。

紹介しきれないほど多くの魅力が詰まった初代GLC。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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