日産 3代目ティアナ(L33型)の便利なオプションを紹介！

クルマのオプション装備には、大きく分けてメーカーオプションとディーラーオプションの2種類があります。このうちメーカーオプションは、生産ラインで装着するオプションですが、2021年1月時点で日産 3代目ティアナの新車はもう販売されていないので、中古車に装備されているかを特に注意して確認しておきたいです。

ガラスルーフを装着できたのは、「XL」「XL ナビAVMパッケージ」「XV ナビAVMパッケージ」の3グレードです。

また、「XE」は最廉価グレードのため、一部の安全装備が簡略化されており、「XE」専用のメーカーオプションとして、安全機能がセットになった装備が設定されていました。

内容としてはSRSカーテンエアバッグやLDW・BSW・アラウンドビューモニターなどがあり、「XLナビAVMパッケージ」「XV ナビAVMパッケージ」と同等の安全装備にすることができました。

このセットオプションにはNissan Connectナビやステアリングスイッチなども含まれており、3代目ティアナのドライブをいっそう便利で快適にしています。このグレードを購入する人は注目しておきたいポイントといえます。

日産 3代目ティアナに用意されていたディーラーオプションは、他車用と同様に購入後も装着できますが、新車販売は終了しているので、純正のオプションも購入できません。

それでもサードパーティー製のものやオーディオメーカー製のものなど、社外品で代用することが可能な装備が多いです。純正品にこだわらなければ、ここで紹介するオプションはさほど重視しなくてもいいかもしれません。

ナビゲーションシステムは、メーカーオプションに加えディーラーオプションのものを選ぶこともできました。前ユーザーがオーディオレスで使用していない限りは、何らかのオーディオやナビが装着されているはずです。ディーラーオプションのナビを装着している中古車であれば、最新の機能を備えた市販品に買い替えることもできます。

ETCやドライビングレコーダーも、後付けが可能なオプションです。ETCは、あまり古いものだと現行規格に合致しないものがありますし、ドライビングレコーダーの機能も日進月歩です。必要に応じて交換も可能です。

また、ディーラーオプションには、フロアカーペットやマッドガード・リヤスポイラーなど一般的なものも含まれます。しかしマッドガードやリヤスポイラーなどの外装部品は、3代目ティアナ用として発売されているものを探し出すのが難しいため、こだわる人はついている個体を探し出す必要があります。

近年、各自動車メーカーからメーカーオプションとして用意されるナビゲーションシステムは、スマートフォンとの連携機能や通信機能によるナビゲーション+αのサービス提供を行っています。

日産 3代目ティアナをはじめとした日産車の場合はNissan Connectがそれにあたり、使いこなすことでよりカーライフを豊かにすることができます。

地図を最新のものに更新できるOTA自動更新や最短ルート探索、家でルート設定ができるドアtoドアナビといった機能は、3代目ティアナのナビゲーションをより便利に使うことができます。またApple CarPlay/Android Autoやスマートデバイス連携などの機能は、3代目ティアナの車内をエンタテインメントな空間に変えることができます。

さらにNissan ConnectにはオペレータサービスやSOSコール、離れたところからでもドアロックなどが行えるリモート機能もあるため、万が一の場合でも不安なくドライブが可能です。

日産 3代目ティアナは同車の高級4ドアセダンとして標準の装備が充実しており、特に上位グレードではノーマルでも高い満足感が得られます。一方他の車種と同様、目的にあったオプションがあれば、より快適に使いこなすことができます。

2020年に販売終了した3代目ティアナは中古車でしか購入できなくなったため、現状で装備されているオプションを見て、購入するかどうかを判断することになります。

必ずしも、ついているオプション全てを必要としないこともあるかもしれませんが、「余分なものがついている」という視点でなく「必要な機能が備わっている」という視点で中古車を選びたいところです。

※ 2021年1月現在