メルセデス・ベンツ 2代目AMG Gクラス(3DA-463349/3BA-463260-/3BA-463276)の3つのグレードを徹底比較!おすすめのグレードは「G350d」!?

メルセデス・ベンツ 2代目Gクラス

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一切妥協のないクロスカントリービークルとして、2018年6月に究極の性能を与えられて誕生したメルセデス・ベンツ 2代目AMG Gクラス(3DA-463349/3BA-463260-/3BA-463276)は、オンロード、オフロード共に素晴らしい走行能力を持っています。グレードは3種類ラインナップされているので、それぞれの装備の違いをご紹介します。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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メルセデス・ベンツ 2代目AMG Gクラス G 350 d【価格:1,251万】
メルセデス・ベンツ 2代目AMG Gクラス G 550【価格:1,705万】
メルセデス・ベンツ 2代目AMG Gクラス Mercedes-AMG G 63d【価格:2,218万】

メルセデス・ベンツ 2代目AMG Gクラス G 350 d【価格:1,251万】

「G 350 d」は2代目AMG Gクラスのエントリーモデルであり、3つのグレードの中でもっとも価格を抑えたモデルです。

エンジンには、3.0L 直列6気筒直噴ターボディーゼルエンジンを搭載しており、駆動方式は4WD(四輪駆動)となり、燃費性能はWLTCモードで9.9km/Lになります。

エクステリア(外装)では ヘッドライトでは対向車などで光量を制御してくれるマルチビームLEDライトが搭載され、その他のランプ類でもLED仕様となっています。

インテリア(内装)ではメモリー付パワーシートに、フロントシート(前席)、リアシート(後席)共にシートヒーターが装備されており、12.3インチのディスプレイが2枚並んだワイドディスプレイが採用されています。
安全装備では、レーダーセーフティパッケージにアクティブブレーキアシスト、ブラインドスポットアシストといった、他車との衝突を回避するための機能や、オフロードカメラ機能のついた360°カメラシステムや、後方を横切るクルマを検知して警告をしてくれるリアクロストラフィックアラートといった、運転をサポートしてくれる機能が充実しています。

価格は全グレード中もっとも安価な1,251万円となっています。

メルセデス・ベンツ 2代目AMG Gクラス G 550【価格:1,705万】

「G 550」は「G 350 d」と車体サイズや安全性能に変化はありませんが、左ハンドルのみという特徴があります。

エンジンに4.0L V型8気筒直噴ツインターボエンジンが搭載されており、最高出力310kW(422PS)/5,250~5,500rpm、最大トルク610Nm(62.2kgm)/2,000~4,750rpmを発生します。それに伴い、燃費においてはWLTCモードで7.2km/Lと下がっています。

そして走行性能といった面で、各輪のダンピングを最適に連続可変制御をしてくれるアダプティブダンピングシステムを搭載しています。
エクステリアでは「G 350 d」では18インチだったホイールが19インチへと変わっており、ガラス・スライディングルーフが標準装備となっています。

インテリアでは、Burmesterサラウンドサウンドシステムが搭載されており、それに伴ってスピーカー数が7から15個に増加しています。

価格は1,705万円となっており、「G 350 d」と比べて454万円高くなっています。

メルセデス・ベンツ 2代目AMG Gクラス Mercedes-AMG G 63d【価格:2,218万】

「Mercedes-AMG G 63d」はメルセデス・ベンツ 2代目AMG Gクラスの最上位モデルとなります。

走行性能では、トランスミッションでAMGスピードシフトTCTが搭載されたほか、AMGパラメーターステアリングが搭載され、エンジンは「G 550」と同様のエンジンが搭載されていますが、型式の違う177というエンジンで、最高出力430kW(585PS)/6,000rpm、最大トルク850Nm(86.7kgm)/2,500~3,500rpmとなり、さらなるパワーを生み出します。

燃費に関しては「G 550」よりさらに下がり、WLTCモードで6.6km/Lとなります。


足回りにおいて、AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンショサスペンションに、AMGレッドブレーキ・キャリパー(フロント・リア)と、AMG強化ブレーキシステムが装備され、ホイールは20インチが装着されています。
エクステリアでは、フロントグリルやフロントスポイラーのデザインが変わり、マフラーがツインデザインのAMGパフォーマンスエグゾーストシステムとなっています。

インテリアではステアリングやシート、ダッシュボードがナッパレザー仕様となり、インテリアトリムがピアノラッカーウッド仕様となっています。

価格は2,218万円となっており、「G 550」と比べて513万円高くなっています。
たくましい走行能力を有したメルセデス・ベンツ 2代目AMG Gクラスはエントリーモデルである「G 350 d」でも十分その力を味わうことができます。オフロードでの活躍を期待している方は、上位グレードである「G 550」や「Mercedes-AMG G 63d」で、最大限に「走り」の楽しみを味わうことができるでしょう。

※ 2021年1月現在

商品詳細