トヨタ 新型MIRAIのシートアレンジを徹底解説|後部座席の倒し方は?
更新日:2024.09.09
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今回は、トヨタ 新型MIRAIのシートアレンジについて紹介していきます。
新型MIRAIは2020年12月9日に発売された、トヨタの新型FCV(燃料電池車)です。2014年にデビューした初代MIRAIは4人乗りだったのに対し、新型MIRAIは5人乗りになっています。そんな初代MIRAIよりますます進化した新型MIRAIのシートアレンジは一体どうなっているのでしょうか。
新型MIRAIは2020年12月9日に発売された、トヨタの新型FCV(燃料電池車)です。2014年にデビューした初代MIRAIは4人乗りだったのに対し、新型MIRAIは5人乗りになっています。そんな初代MIRAIよりますます進化した新型MIRAIのシートアレンジは一体どうなっているのでしょうか。
トヨタ 新型MIRAIの後部座席(リヤシート)は固定式
一般的なセダンはリヤシート(後席)を倒してラゲッジルーム(荷室)と繋げることが可能ですが、新型MIRAIのリヤシートは固定式で背もたれを倒すことができません。そこにはFCVならではの構造が関係しているようです。
燃料電池車は強固で頑丈な水素タンクを必要とするため、ガソリンエンジン車に比べて燃料タンクのスペースを大きく取らなければなりません。
新型MIRAIでは快適な空間を崩すことなく配置するために、この水素タンクをリヤシートの下部のほか、ラゲッジルーム床下前部にも配置しています。そのためリヤシートを動かすことができず固定式になっているのです。
燃料電池車は強固で頑丈な水素タンクを必要とするため、ガソリンエンジン車に比べて燃料タンクのスペースを大きく取らなければなりません。
新型MIRAIでは快適な空間を崩すことなく配置するために、この水素タンクをリヤシートの下部のほか、ラゲッジルーム床下前部にも配置しています。そのためリヤシートを動かすことができず固定式になっているのです。
一方でラゲッジルームには9インチのゴルフバックが3個も入る十分な空間が確保され、ラゲッジルームフロア下は工具入れも備わっています。
また、リヤシートのセンターアームレスト部分には空調やオーディオを調整できる多機能なタッチ式コントロールパネルが装備され、これによりリヤシートの人でもエアコンや音響環境の調整を可能としています。加えて青白い光りを放つ足元照明も完備し、夜間や暗闇での乗り降りの際につまずいたりする危険性を軽減しています。
また、リヤシートのセンターアームレスト部分には空調やオーディオを調整できる多機能なタッチ式コントロールパネルが装備され、これによりリヤシートの人でもエアコンや音響環境の調整を可能としています。加えて青白い光りを放つ足元照明も完備し、夜間や暗闇での乗り降りの際につまずいたりする危険性を軽減しています。
トヨタ 新型MIRAIの助手席ヘッドレストは前に倒れる!?
このように新型MIRAIのリヤシートはシートアレンジが難しいものの、利便性を向上させるさまざまな機能が備わり、そのなかには「可倒式の助手席ヘッドレスト」という独特の機構もあります。
新型MIRAIのフロントシート(前席)はシートの高さ、背もたれの角度、前後位置の調整・座面前端の高さ調整に加えて、助手席のヘッドレストに前方への可倒機能が備わっており、これによりリヤシートの開放感や快適性の向上させているほか、ラゲッジルームには収納できない長さの荷物を一時的に収納するための機能として活用することも不可能ではありません。
トヨタ公式Webサイトでは新型MIRAIのラゲッジルームは全長750mm×全幅1,000〜1,459mmとされていますが、車内は全長1,805mm×全幅1,595mmの空間が確保されているため、助手席ヘッドレストを倒すことでより広大な積載スペースとすることができます。これは新型MIRAIならではのシートアレンジの一つと言えるでしょう。
トヨタ公式Webサイトでは新型MIRAIのラゲッジルームは全長750mm×全幅1,000〜1,459mmとされていますが、車内は全長1,805mm×全幅1,595mmの空間が確保されているため、助手席ヘッドレストを倒すことでより広大な積載スペースとすることができます。これは新型MIRAIならではのシートアレンジの一つと言えるでしょう。
トヨタ 新型MIRAIのフロントシート(前席)にはシートバックハンドルを装備
さらに、新型MIRAIにはシートバックハンドル(手すり)が装備されています。オプション装備として杖ホルダーも装着可能となっている点も見逃せません。シートバックアシストグリップは「つり革タイプ」「シンプルタイプ」など用途に合わせてカスタマイズもできるようにもなっています。
加えて、フロントシートのアームレストと一体化しているセンターコンソール後端には、1,500WのアクセサリーコンセントとUSB充電端子も搭載されています。
今では生活必需品となっている携帯電話の充電や、必要なものさえ揃えればTVゲームなどもできます。アクセサリーコンセントとUSB充電端子が搭載されたことにより、退屈せずに長時間のドライブをすることが可能です。
加えて、フロントシートのアームレストと一体化しているセンターコンソール後端には、1,500WのアクセサリーコンセントとUSB充電端子も搭載されています。
今では生活必需品となっている携帯電話の充電や、必要なものさえ揃えればTVゲームなどもできます。アクセサリーコンセントとUSB充電端子が搭載されたことにより、退屈せずに長時間のドライブをすることが可能です。
このように新型MIRAIはFCVという独特のメカニズムによってさまざまな制約があるなかで、一般的なセダンと変わらない快適性を備え、ドライバーだけでなく、乗る人全員が快適に過ごすことができる1台と言えます。気になった方はぜひ一度トヨタ販売店に足を運んでみてくださいね。