スズキ ソリオバンディットの新型モデル(MA37S)とモデルチェンジ前の違い

スズキ 新型ソリオバンディット

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大きな進化を遂げ3代目として発売となったスズキ 新型ソリオバンディット(MA37S)。お客様の意見にしっかりと耳を傾け、それに応えたクルマとなっており、スズキが自信を持って送り出した完成度の高いクルマとなっています。

そこで今回は2代目ソリオバンディットから、どのような変化があったのかを紹介していきます。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
スズキ 新型ソリオバンディットのエクステリア(外装)の変化
スズキ 新型ソリオバンディットのインテリアの変化
スズキ 新型ソリオバンディットの機能面や乗り心地の進化!
スズキ 新型ソリオバンディットは安全性能が進化!

スズキ 新型ソリオバンディットのエクステリア(外装)の変化

エクステリア面では、ヘッドライトにおいて上下2段構えのデザインは変わりませんが、スズキ 2代目ソリオバンディットとポジションランプとヘッドランプの上下関係が入れ替わっています。

また、フロントグリルはより立体感のある形状へと変化しており、ダイナミックさと繊細さを両立させた雰囲気となっています。ボディーカラーではグリッターバイオレットパール、メロウディープレッドパール、フレイムオレンジパールメタリックが新設定されています。

ボディーサイズでは、全長70mm、全幅20mmほど先代より上回っていますが、最小回転半径の4.8メートルを維持しています。特に全長で伸びた分を主にラゲッジルーム(荷室)にあて、2代目ソリオバンディットよりも100mmも広く作られており、より使い勝手が良くなっています。

スズキ 新型ソリオバンディットのインテリアの変化

インテリア(内装)面においては、スズキのコンパクトカーでは初搭載となるカラーヘッドアップディスプレイが注目を集めています。

こちらは運転席正面にあるパネルに速度表示や燃費、さらには標識認識などの運転時の情報が表示される機能で、視点移動の機会を減らすといった安全性や、高級車にのみに搭載されるイメージという希少性に、興味を持って問い合わせする方が多いそうです。

センターにあるメーターパネルはドライバーが見やすいよう運転席側に向けて角度がつけてあります。メーター内にあるマルチインフォメーションも4.2インチのものが採用されており、より見やすくなっています。 

そして唯一無くなった機能がパドルシフトです。これは手動でギアチェンジを出来るよう、ステアリングホイールの奥に装着されていましたが、スズキ 新型ソリオバンディットでは廃止されています。ストロングハイブリッド同様に需要面という背景があるようです。

スズキ 新型ソリオバンディットの機能面や乗り心地の進化!

スズキ 2代目ソリオバンディットでは2種類のハイブリットを選ぶことができ、マイルドハイブリッドとストロングハイブリッドの2本設定でしたが、今回はマイルドハイブリッドの1本のみとなっています。

便利機能としてスライドドアに予約ロック機能が搭載されました。閉じている最中に携帯リモコンのボタンを押すことで、ドアロックの予約が可能なので、ドアが閉まり切るのを待つことなくロックすることができます。

運転席からのスライドドア操作ボタン位置が、ドリンクホルダー左からドリンクホルダー下に移動し、その他のボタンと共に集約されています。その他に、ラゲッジルームにあったACソケットが後席右に移動しました。

インパネ(インストルメントパネル)周りでは、センター下にUSBポートが2つ装備されていたり、ドリンクホルダーが紙パックを置けるような四角い形状だったのが、ペットボトルの安定性がなかったことから、丸底を加えて2段底になっているといったような変化があります。

そして新たな機能としてスリムサーキュレーターが搭載されており、これにより室内の温度差を減らします。アンダーボディーにはハーテクトを採用しており、骨格を滑らかな構造に仕上げています。また、部品を骨格の一部にするといった方法などで補強部品を減らすことで、性能の向上と軽量化を実現しています。

その他にもリアサスペンションのストローク量拡大と、スプリングの変更により、乗り心地の柔らかさを向上させ、静粛性を高めるために天井部での接合に高減衰マスチックシーラーを採用し、雨音やこもり音を低減させて乗り心地の良さに進化をもたらしています。

スズキ 新型ソリオバンディットは安全性能が進化!

安全装置に大きな変化はないのですが、それぞれ性能が良くなっています。まずはアダプティヴクルーズコントロール機能ですが、40km/h以下で再設定の必要がありましたが、今回から全車速対応となりました。また、新たに標識認識機能を搭載し、より安全性を高めています。

ヘッドアップディスプレイには標識認識機能の表示もしますので、一時停止や車両進入禁止、はみ出し通行禁止など見落としやすい標識も運転中にしっかり確認が出来るようになるため、うっかり違反のような状況を回避することが出来ます。
スズキ 新型ソリオバンディットは今回のフルモデルチェンジにあたって、お客様からの需要の高いポイントを優先して作られており、スズキの本気度が伝わります。特に2代目ソリオバンディットからの買い替えをお考えの方は、確かな進化を感じることが出来ると思いますので、一度試乗などに行かれてみてはいかがでしょうか。

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