スズキ 6代目エブリィのシートアレンジを徹底解説|後部座席の倒し方は?(DA17V)

スズキ 6代目エブリィ

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コンパクトな車体とは裏腹に、広々とした車内スペースを備えることで人気を集めるのがスズキ 6代目エブリィ(DA17V型)です。商用車として活躍する機会も多い車で、「人の働きやすさを大切にした設計」とアピールされている通り、軽ワゴンの中では抜群の実用性を誇ります。

車中泊という視点からみても、優れた点や広いスペースを持つ6代目エブリィはどんなシートアレンジができるのでしょうか。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
スズキ 6代目エブリィのフロントシート(前席)をアレンンジすると?
スズキ 6代目エブリィの後部座席(リアシート)はアレンジでより快適に!
スズキ 6代目エブリィはシートアレンジ次第で旅行やキャンプもお手の物!
スズキ 6代目エブリィは純正アクセサリーでシートアレンジがさらに楽しく!

スズキ 6代目エブリィのフロントシート(前席)をアレンンジすると?

スズキ 6代目エブリィはグレードや商用モデル、常用モデルにより多少異なるものの、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,895mmの車体に対し、荷室長1,910mm×荷室幅1,385mm×荷室高1,240mmという、余裕のある広い車内スペースを持ちます。

コンパクトな普通車並みの空間ですから、大人四人がくつろぐには十分で、これは軽自動車としては異例のことです。

座面がベンチ形式となるフロントシートは、前後調整幅が230mmと非常に大きいので、運転しやすく疲れにくいポジションを取りやすいのが特徴です。

さらに、リアシートに高級車に装備されることの多いシートヒーター機能が装備されているので、冬場の運転の頼もしい味方になってくれるでしょう。

また、ファブリックシートを採用しているグレードもあり、滑りにくく座り心地も良いので、長距離ドライブも快適です。

スズキ 6代目エブリィの後部座席(リアシート)はアレンジでより快適に!

スズキ 6代目エブリィのリアシートは、座席横のレバーを引くことで前後にスライドでき、左右の座席が独立して動かせるのも大きなポイントと言えます。リクライニング機能も備えていますから、疲れた時のベッド代わりにもなってくれるでしょう。シートスライドやリクライニング機能を使えばより快適に気分良くドライブできること間違いなしです。

また、6代目エブリィのリアシートには、商用モデルの一部グレードを除き、足元から温まるヒーター機能が装備されますが、その効き目はシートスライドやリクライニング機能を使っても、全く阻害されません。

スズキ 6代目エブリィはシートアレンジ次第で旅行やキャンプもお手の物!

スズキ 6代目エブリィのラゲッジルーム(荷室)は、四人乗車時でも1123Lです。大型車として有名なトヨタ ランドクルーザー プラドのラゲッジルームが、二名乗車時で974Lですから、1123Lというのは軽自動車のみならず、普通車も含めて規格外の広さだということがお分かりいただけるでしょう。

商用車として活躍しているだけあって、荷物を積む・運ぶというのは6代目エブリィが最も得意とする分野です。1123Lの容量があれば、キャンプ道具や釣り道具なども余裕をもって一式運ぶことができます。

6代目エブリィは運転席以外のシートを完全に前倒しにすることができるため、サーフボードやスキー板、ゴルフバッグといった長尺物も楽に積み込むことができます。リアシートを左右とも前倒しにすれば、室内高が十分ですので自転車を二台乗せることも可能です。

さらに、全てのシートを後ろへ倒せば、広大なベッドの出来上がりです。以前は大型SUVの特権だった車内泊にも、楽々対応してくれるでしょう。

スズキ 6代目エブリィは純正アクセサリーでシートアレンジがさらに楽しく!

スズキ 6代目エブリィには、メーカーからシートアレンジのためのアクセサリーが別売りで多く用意されています。ここでは二つほどご紹介しておきましょう。

一つ目は二段ベッドセットです。リアシートを前倒しにして生まれたスペースに設置するもので、文字通り上下に二人が寝ることができます。レジャー時はもちろん災害時にも重宝するアクセサリーですが、これは6代目エブリィが広いラゲッジルームを持つからこそ装備できるものでしょう。室内空間の広さ軽ワゴン第一位の名は伊達ではありません。

二つ目はベッドクッションです。全ての座席を前倒しにするとベッド代わりに使えることはすでにご紹介しましたが、これはその上に敷くクッションです。シート面でできる凹凸をフラットにしてくれて肌触りも良好ですし、純正アクセサリーですから寸法もピッタリなので、これがあれば車内泊はさらに快適になることでしょう。
広大な室内空間と、充実の安全装備で大活躍のスズキ 6代目エブリィのシートアレンジは、シンプルではありますが、その広さや快適さから十分な乗り心地を楽しむ事ができそうです。

また、実用性が高いので、アレンジ次第で長距離ドライブや車中泊、キャンプなどにも適していると言えるでしょう。

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