トヨタ ヤリスの9つのグレードを徹底比較!おすすめの4WDモデルはこれだ!!
更新日:2021.07.09
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トヨタ ヤリスは、国内外で人気を誇る、ハッチバック型のコンパクトカーです。国内では1999年にトヨタ 初代ヴィッツとして登場しましたが、海外ではトヨタ 初代ヤリスとして販売され、2005年に2代目、2010年に3代目がデビュー。そして2020年2月のフルモデルチェンジの際に、ヴィッツを海外同様のヤリスという名前に統一したことで、国内にトヨタ 初代ヤリスとして誕生しました。
ヴィッツから数えると長い歴史を持つトヨタ 初代ヤリスですが、現在はどのようなグレードがラインナップされているのか、各グレードの特徴とともに紹介していきます。
ヴィッツから数えると長い歴史を持つトヨタ 初代ヤリスですが、現在はどのようなグレードがラインナップされているのか、各グレードの特徴とともに紹介していきます。
トヨタ 初代ヤリス X “Bパッケージ” 1.0L【139万5,000円】
トヨタ 初代ヤリスのなかでもっとも安価なグレードが「X “Bパッケージ”」 です。
快適装備はもちろん、トヨタ独自の安全装備である「Toyota Safety Sense」や、セカンダリーコリジョンブレーキといった安全装備も省略され、駆動方式も2WD(前輪駆動)のみとなるなど、非常にシンプルな構成となっています。
そのぶん価格は139万5,000円とリーズナブルで、軽自動車並みの価格となっています。
快適装備はもちろん、トヨタ独自の安全装備である「Toyota Safety Sense」や、セカンダリーコリジョンブレーキといった安全装備も省略され、駆動方式も2WD(前輪駆動)のみとなるなど、非常にシンプルな構成となっています。
そのぶん価格は139万5,000円とリーズナブルで、軽自動車並みの価格となっています。
トヨタ 初代ヤリス X 1.0L【145万5,000円】
「X」は「X”Bパッケージ”」で省略された「Toyota Safety Sense」やセカンダリーコリジョンブレーキなどの装備が標準搭載され、オートマチックハイビームが追加されるなど安全性能を向上させたスタンダードグレードです。
エンジンは「X”Bパッケージ”」同様、排気量1L 直列3気筒の1KR-FE型で、最高出力51kW(69PS)/6,000rpm、最大トルク92Nm(9.2kgm)/4,400rpmを発揮。
駆動方式は2WDのみで、価格は145万5,000円と「X “Bパッケージ”」から6万円アップしています。
エンジンは「X”Bパッケージ”」同様、排気量1L 直列3気筒の1KR-FE型で、最高出力51kW(69PS)/6,000rpm、最大トルク92Nm(9.2kgm)/4,400rpmを発揮。
駆動方式は2WDのみで、価格は145万5,000円と「X “Bパッケージ”」から6万円アップしています。
トヨタ 初代ヤリス X 1.5L【154万3,000円〜】
「X 1.5L」は、トヨタ 初代ヤリスのなかでも標準的なグレードにあたるモデルで、駆動方式やトランスミッションなどにさまざまなバリエーションが設定されています。
エンジンは排気量1.5L 直列3気筒に拡大されたM15A-FKS型へ変更され、最高出力88kW(120PS)/6,600rpm、最大トルク145Nm(14.8kgm)/4,800〜5,200rpmにアップ。
トランスミッションには伝達効率に優れるCVTと、新たに6速MT(マニュアルトランスミッション)を設定しているほか、CVTには4WD(4輪駆動)もラインナップされ、幅広いニーズに応えられる仕様となっています。
価格は、6速MTがもっとも低く154万3,000円、CVTの2WDが159万8,000円、4WDが183万1,000円となっています。
エンジンは排気量1.5L 直列3気筒に拡大されたM15A-FKS型へ変更され、最高出力88kW(120PS)/6,600rpm、最大トルク145Nm(14.8kgm)/4,800〜5,200rpmにアップ。
トランスミッションには伝達効率に優れるCVTと、新たに6速MT(マニュアルトランスミッション)を設定しているほか、CVTには4WD(4輪駆動)もラインナップされ、幅広いニーズに応えられる仕様となっています。
価格は、6速MTがもっとも低く154万3,000円、CVTの2WDが159万8,000円、4WDが183万1,000円となっています。
トヨタ 初代ヤリス G 1.0L【161万3,000円】
「G 1.0L」は下位グレード「X 1.0L」からインテリア(内装)などの質感を高めたモデルです。
エンジンは排気量1L 直列3気筒の1KR-FE型となっていますが、インテリアカラーはマルチファブリックカラーに変更可能となっているほか、運転席メーターがアナログ式からデジタル式になったことで、スッキリとしたシンプルなデザインとなりました。
ディスプレイオーディオも7インチから8インチへ拡大され、ウィンターシーズンに必須のシートヒーターも標準装備されるなど、充実した各種快適装備が魅力的ですね。
また、「G 1.0L」からはツートンカラールーフが採用されるなど、外見上の違いも見て取れます。
駆動方式は2WDのみで、価格は161万3000円と、同じ排気量のエンジンを搭載する「X 1.0L」に比べて15万8,000円アップしています。
エンジンは排気量1L 直列3気筒の1KR-FE型となっていますが、インテリアカラーはマルチファブリックカラーに変更可能となっているほか、運転席メーターがアナログ式からデジタル式になったことで、スッキリとしたシンプルなデザインとなりました。
ディスプレイオーディオも7インチから8インチへ拡大され、ウィンターシーズンに必須のシートヒーターも標準装備されるなど、充実した各種快適装備が魅力的ですね。
また、「G 1.0L」からはツートンカラールーフが採用されるなど、外見上の違いも見て取れます。
駆動方式は2WDのみで、価格は161万3000円と、同じ排気量のエンジンを搭載する「X 1.0L」に比べて15万8,000円アップしています。
トヨタ 初代ヤリス G 1.5L【170万1,000円〜】
「G 1.5L」は「X 1.5L」同様に、「G 1.0L」をベースにエンジン排気量を拡大させたグレードです。
基本的装備やオプションの内容は「G 1.0L」を踏襲していますが、エンジンは排気量1,5L 直列3気筒のM15A-FKSへと変更され、組み合わされるトランスミッションもCVTと6速MTの2種類に。さらにCVTには2WDと4WDが設定されている点も「X 1.5L」と同様となっています。
価格は6速MTの方が低い点も同じで、6速MTが170万1,000円、CVTでは2WDが175万6,000円、4WDが195万4,000円となり、「X 1.5L」との価格差は2WDはそれぞれ15万8,000円、4WDは12万3,000円となっています。
基本的装備やオプションの内容は「G 1.0L」を踏襲していますが、エンジンは排気量1,5L 直列3気筒のM15A-FKSへと変更され、組み合わされるトランスミッションもCVTと6速MTの2種類に。さらにCVTには2WDと4WDが設定されている点も「X 1.5L」と同様となっています。
価格は6速MTの方が低い点も同じで、6速MTが170万1,000円、CVTでは2WDが175万6,000円、4WDが195万4,000円となり、「X 1.5L」との価格差は2WDはそれぞれ15万8,000円、4WDは12万3,000円となっています。
トヨタ 初代ヤリス Z 1.5L【187万1,000円〜】
「Z 1.5L」は、トヨタ 初代ヤリスの中で、上級グレードに位置づけられたグレードです。
Zシリーズでは他グレードに設定されている排気量1L 直列3気筒の1KR-FE型は無く、エンジンは排気量1.5L 直列3気筒のM15A-FKSのみとなり、上級グレードにふさわしいパフォーマンスを備えています。6速MTの設定があるのも嬉しいポイントですね。
インテリア(内装)ではシートが上質なファブリック素材となり、座り心地が向上。また、シフトノブは本革仕様、フロントコンソールはローズメタリック素材へとなり高級感を高めています。
Zシリーズでは他グレードに設定されている排気量1L 直列3気筒の1KR-FE型は無く、エンジンは排気量1.5L 直列3気筒のM15A-FKSのみとなり、上級グレードにふさわしいパフォーマンスを備えています。6速MTの設定があるのも嬉しいポイントですね。
インテリア(内装)ではシートが上質なファブリック素材となり、座り心地が向上。また、シフトノブは本革仕様、フロントコンソールはローズメタリック素材へとなり高級感を高めています。
エクステリアではホイールのデザインも刷新され、大きさは14インチから15インチとサイズアップし、さらに安定した走りをみせてくれます。ヘッドランプは3灯式フルLEDヘッドランプへ変更され、リヤルーフスポイラーが大型化するなど、随所にデザインの変更が見受けられます。
一方で価格は上昇し、6速MTが187万1,000円、CVTの2WDが192万6,000円、4WDが212万4,000円となり、「G 1.5L」との価格差は各モデルそれぞれ17万円となっています。
一方で価格は上昇し、6速MTが187万1,000円、CVTの2WDが192万6,000円、4WDが212万4,000円となり、「G 1.5L」との価格差は各モデルそれぞれ17万円となっています。
トヨタ 初代ヤリス HYBRID X 1.5L【199万8,000円~】
トヨタ 初代ヤリスには、ガソリンエンジンの他にもハイブリッドシステムを搭載したグレードがラインナップされています。
「HYBRID X 1.5L」は、そのなかでもっとも価格を抑えたグレードとなり、ガソリンエンジンモデルの「X 1.5」と同様の装備となっています。
一方でパワーユニットは強化され、M15A-FKS型エンジンにモーターを組み合わせ、エンジンとモーターを組み合わせた場合はシステム最高出力126kW(171PS)、最大トルク261Nm(26.6kgm)を発生。燃費性能も向上し、実際の走行状況に近いとされるWLTCモードで、「X 1.5L」が21.6km/Lに対し、「HYBRID X 1.5L」は36km/Lに達しています。
「HYBRID X 1.5L」は、そのなかでもっとも価格を抑えたグレードとなり、ガソリンエンジンモデルの「X 1.5」と同様の装備となっています。
一方でパワーユニットは強化され、M15A-FKS型エンジンにモーターを組み合わせ、エンジンとモーターを組み合わせた場合はシステム最高出力126kW(171PS)、最大トルク261Nm(26.6kgm)を発生。燃費性能も向上し、実際の走行状況に近いとされるWLTCモードで、「X 1.5L」が21.6km/Lに対し、「HYBRID X 1.5L」は36km/Lに達しています。
また、ハイブリッドモデルにはトヨタ独自の4WDハイブリッドシステム「E-Four」を搭載した4WDも設定され、こちらも30.2km/Lの優れた燃費性能を誇ります。
価格は、2WDが199万8,000円、E-Fourを搭載した4WDが224万1,000円となり、それぞれの価格差は24万3,000円となっています。
価格は、2WDが199万8,000円、E-Fourを搭載した4WDが224万1,000円となり、それぞれの価格差は24万3,000円となっています。
トヨタ 初代ヤリス HYBRID G 1.5L【213万円~】
「HYBRID G 1.5L」も、ガソリンエンジンモデルの「G 1.5L」と共通の装備や仕様となり、下位グレードに対してディスプレイオーディオが大型化され、シートヒーターが搭載されるなど、快適装備が充実。
一方で、運転席メーターはハイブリッドモデル専用デザインとなるなど、ガソリンエンジンモデルとの差が演出されている点も見逃せません。
一方で、運転席メーターはハイブリッドモデル専用デザインとなるなど、ガソリンエンジンモデルとの差が演出されている点も見逃せません。
価格は、2WDが213万円、4WDが233万8,000円からとなり、「HYBRID X 1.5L」に比べて2WDが13万2,000円、4WDが9万7,000円アップしています。
トヨタ 初代ヤリス HYBRID Z 1.5L【229万5,000円~】
トヨタ 初代ヤリスのハイブリッドモデル最上位にして、初代ヤリスの全グレードで最高のプライスタグを付けているモデルが「HYBRID Z 1.5L」です。
ガソリンエンジンモデルの「Z 1.5L」と同じく、インテリアの随所には本革やローズメタリックといった高級感を感じさせる素材を採用しているほか、タイヤとホイールのサイズアップされています。
価格は、2WDが229万5,000円、4WDが249万3,000円となり、ハイブリッドモデルでもっとも安価な「X 1.5L」から2WDが29万7,000円、4WDでも25万2,000円アップしています。
ガソリンエンジンモデルの「Z 1.5L」と同じく、インテリアの随所には本革やローズメタリックといった高級感を感じさせる素材を採用しているほか、タイヤとホイールのサイズアップされています。
価格は、2WDが229万5,000円、4WDが249万3,000円となり、ハイブリッドモデルでもっとも安価な「X 1.5L」から2WDが29万7,000円、4WDでも25万2,000円アップしています。
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街乗りやちょっとした買い物はもちろん、旅行や長距離移動も快適にこなせるトヨタ 初代ヤリス。なかでもハイブリッドモデルは優れた燃費性能を持つことから、高い経済性も備えたモデルとなっています。
4WDモデルはトヨタ独自のハイブリッド4WDシステム「E-Four」を搭載したことで、4WDでありながらガソリンエンジンモデルを大きく上回る燃費性能を見せています。
特に、「HYBIRID G 1.5L」はさまざまな快適装備を備えつつ、上級グレードよりも価格を抑えていることから、おすすめの4WDグレードと言えるのではないでしょうか。
※ 2020年10月現在
4WDモデルはトヨタ独自のハイブリッド4WDシステム「E-Four」を搭載したことで、4WDでありながらガソリンエンジンモデルを大きく上回る燃費性能を見せています。
特に、「HYBIRID G 1.5L」はさまざまな快適装備を備えつつ、上級グレードよりも価格を抑えていることから、おすすめの4WDグレードと言えるのではないでしょうか。
※ 2020年10月現在