ホンダ Honda e の後部座席の使い勝手は?

ホンダ 新型Honda eのフロントシートとリアシート

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今回は2020年10月30日に発売予定の新型Honda eのリアシート(後部座席)の使い勝手に迫っていきましょう。新型Honda eは、ホンダ初の新型電気自動車(EV)で、先進テクノロジーが詰め込まれた一台です。

インパネに世界初の5つのスクリーンを水平配置したワイドビジョンインストルメントパネルなどの先進装備が採用されています。そんな最先端の新型Honda eのリアシートにはどんな特徴があるのでしょうか。

文・PBKK

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
ホンダ Honda eのリアシートの乗り心地は?
ホンダ Honda eのリアシートは荷室にもなる!
ホンダ Honda eのリアシートには充実した装備を搭載!

ホンダ Honda eのリアシートの乗り心地は?

ホンダ 新型Honda eの室内は、自宅のリビングにいるようなリラックスできる空間を目指しました。各所に取り付けられているパネルには、ウッド調パネルを採用し温かみのある印象を受けます。そのほかにもスイッチ類の数を必要最低限にして操作する人の負担を減らしシンプルな操作性を実現しました。

また、天井にはサンシェード付きのスカイルーフを装備。紫外線や赤外線をカットするガラスを採用することで、肌への健康被害を心配せずに解放感のあるドライブを楽しむことができます。
新型Honda eのリアシート(後部座席)は、そんな優しくリラックスできるような空間となっています。シートには、フロントシートとリアシート共通でファブリックシートを採用。肌触りがよくどこか落ち着くようなシート地にすることで、座っている間も十分にリラックスできるよう考慮されています。

クルマの後部にモーターを積んでいるためリアシートは少し前寄りに設置されています。そのため、膝下とフロントシート(前部座席)との間はこぶしひとつ分ですが、座面の角度によって想像よりも深く腰掛けることができます。

ホンダ Honda eのリアシートは荷室にもなる!

ホンダ 新型Honda eのリアシートは、自宅のリビングにいるようなリラックスできる居心地の良さがあります。それを実現しているのが肌触りの良いシート地や余裕のある座り心地、室内の各所にみられる充実した装備です。続いては、リアシートの実用性についてみていきましょう。

新型Honda eのリアシートは、シートを前面に倒すことが可能。しかし6:4や4:2:4分割可倒式リアシートのように一部のシートだけを倒すことはできず、リアシートの全面を倒す必要があります。

リアシート全面を倒すことによって実現するのが、カーゴスペースの拡張です。その容量は565Lにも及び、シートを倒すことによって生まれる段差もほとんどないので、使い勝手はバツグンです。

リアシートを倒す手順はたったの2つだけ。まずヘッドレストを下げて、次に背もたれのレバーを引いてシートを前面に倒すだけです。また、ラゲッジルーム(荷室)には、使い勝手をよくしてくれるLEDラゲッジルームランプコンビニフックなどが装備されています。

ホンダ Honda eのリアシートには充実した装備を搭載!

最後にみていくのは、リアシート(後部座席)に取り付けられた装備です。未来を見据えて開発され最新テクノロジーがふんだんに盛り込まれた新型Honda e。そのリアシートにはどんな装備が取り付けられているのでしょうか。

まず一つ目が、リアシートへの忘れ物を知らせてくれるのがリアシートリマインダーです。この機能はHonda eで初めて採用されました。走行を終えて停止した際に、荷物の置き忘れと乗員がまだいることをメーター表示と警告音で知らせてくれます。
2つ目は上位グレードのHonda e Adavanceのみとなりますが、プレミアムサウンドシステムが採用されています。リアシートを含む室内の各所に設定された専用設計のスピーカーと外部アンプに加えてセンタースピーカー、大容量サブウーファーが376Wの大音量を出力し、さながら映画館にいるような臨場感を提供します。

また収納面では、運転席と助手席の背面にが取り付けられたシートバックポケットに雑誌や書類といった大きさのあるものから、携帯や財布といった小物まで入れることができる使い勝手の良い収納が用意されています。
ホンダ 新型Honda eのリアシートには、リラックスできる居心地の良さとシートを倒すことでカーゴスペースとして利用できる実用性など、充実した装備が搭載されていることがわかりました。

しかし今回みたのは新型Honda eのリアシートというごく一部。新型Honda eの全体に目を配ってみるとさらなる驚きが待っているはずです。
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