HV、EV、FCV、PHVの違いとは?次世代の自動車技術をまとめて紹介!
更新日:2024.09.12
※この記事には広告が含まれます
最近、次世代自動車技術の話題をよく耳にしますよね。ハイブリッド、電気自動車、燃料電池車などなど、違いや意味がよく分からない…という方のために、代表車種も紹介しながら、それぞれの技術について解説していきます!
次世代の自動車技術について|HVとは
ハイブリッドとは英語で、「組み合わさった、混合の」といった意味を表す言葉で、ガソリンで動くエンジンと、電気で動くモーターの2つの動力源の組み合わせであることから、ハイブリッドカーと呼ばれています。
走行状況に応じて、モーター走行かエンジン走行を最適に選ぶことで、燃費のよい走りを実現しています。
また、ガソリン走行をしながら発電をし、充電するため、給電用の新たなインフラが必要ないことが大きな利点に挙げられます。
走行状況に応じて、モーター走行かエンジン走行を最適に選ぶことで、燃費のよい走りを実現しています。
また、ガソリン走行をしながら発電をし、充電するため、給電用の新たなインフラが必要ないことが大きな利点に挙げられます。
HVの代表車種:トヨタ プリウス
ハイブリッド技術の歴史は意外にも古く、最初に発表されたのは1896年、かのフェルディナンド・ポルシェによるものだったと言われています。
当時は、エンジン技術も未熟であったため、モーターを用いてエンジン出力を補助する目的で開発されました。
現在、ハイブリッドカーの代名詞と言える存在が、トヨタ プリウス。1997年、世界で初めての量産ハイブリッド車として登場しました。
当時は、エンジン技術も未熟であったため、モーターを用いてエンジン出力を補助する目的で開発されました。
現在、ハイブリッドカーの代名詞と言える存在が、トヨタ プリウス。1997年、世界で初めての量産ハイブリッド車として登場しました。
次世代の自動車技術について|EVとは
一般的にEVと呼ばれる電気自動車は、外部から充電した電気を動力源としてモーターで走行する、100パーセント電気で走る車です。
そのため、走行時のCO2排出量はゼロとなる、非常に環境に優しい車です。
電気自動車も、ハイブリッドカー同様歴史は古いものの、バッテリー性能の問題などから普及はあまり進んできませんでした。しかし、2000年代以降、バッテリー性能の向上に伴って、十分な性能を持った電気自動車が登場するようになってきました。
そのため、走行時のCO2排出量はゼロとなる、非常に環境に優しい車です。
電気自動車も、ハイブリッドカー同様歴史は古いものの、バッテリー性能の問題などから普及はあまり進んできませんでした。しかし、2000年代以降、バッテリー性能の向上に伴って、十分な性能を持った電気自動車が登場するようになってきました。
EVの代表車種:日産 リーフ
電気自動車で代表的な車種には、日産 リーフが挙げられます。2010年12月に発売が開始されました。
EVといえば!テスラ・モーターズ
次世代の自動車技術について|PHVとは
PHVと略される、プラグインハイブリッドカー。プラグで充電も可能なハイブリッドカーのことです。
従来のハイブリッドカーに比べて大容量の電池を搭載しているため、電池のみでより長距離を走行することができます。
従来のハイブリッドカーに比べて大容量の電池を搭載しているため、電池のみでより長距離を走行することができます。
PHVの代表車種:トヨタ プリウスPHV
PHVの開発に最も力を入れているのが、トヨタ。ハイブリッドカーでおなじみのプリウスから、PHVモデルも販売されています。
次世代の自動車技術について|FCVとは
次世代自動車技術の中でも、最もホットなものが、このFCV、燃料電池車ではないでしょうか。
水素と酸素を化学反応させて電気を作り出す「燃料電池」を搭載し、モーターで走行します。
EVを遥かに凌ぐ航続距離に加え、約3分というエネルギー補給時間の短さが、大きなメリットであると言えます。ただ、これはEVが抱える問題とも同様ですが、水素ステーションの整備が今後の大きな課題として挙げられます。
水素と酸素を化学反応させて電気を作り出す「燃料電池」を搭載し、モーターで走行します。
EVを遥かに凌ぐ航続距離に加え、約3分というエネルギー補給時間の短さが、大きなメリットであると言えます。ただ、これはEVが抱える問題とも同様ですが、水素ステーションの整備が今後の大きな課題として挙げられます。
FCV代表車種:トヨタ ミライ
FCVの代表車種が、トヨタ ミライ。2014年12月15日発売です!!「究極のエコカー」と言われているこのモデル、次世代自動車らしいネーミングですね。
今後、次世代自動車技術はさらなる発展を遂げ、普及が進んでいくことでしょう。将来、ガソリン車が一台も走っていない世界になっているかもしれません。これからの動向にますます注目ですね!
今後、次世代自動車技術はさらなる発展を遂げ、普及が進んでいくことでしょう。将来、ガソリン車が一台も走っていない世界になっているかもしれません。これからの動向にますます注目ですね!