スズキ 3代目ワゴンRスティングレー(MH55S/MH95S型)の2つのグレードを徹底比較!おすすめハイブリッドグレードはこれだ!!

スズキ・3代目ワゴンRスティングレー

スズキ ワゴンRの派生車種として登場したワゴンRスティングレー。初代ワゴンRスティングレーは、2008年に発売された4代目ワゴンRからラインナップに加わり、以降はワゴンRのモデルチェンジに合わせて新型がデビュー。

現在は初代から数えて3代目にあたる、スズキ 3代目ワゴンRスティングレー(MH55S/MH95S型)が販売されています。今回は、そんな3代目ワゴンRスティングレーの各グレードについて紹介していきます。

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スズキ 3代目ワゴンRスティングレー HYBRID X【価格:150万1,500円〜】
スズキ 3代目ワゴンRスティングレー HYBRID T【価格:165万3,300円〜】

スズキ 3代目ワゴンRスティングレー HYBRID X【価格:150万1,500円〜】

スズキ 3代目ワゴンRスティングレーのエントリーグレードにあたるモデルが「HYBRID X」です。

エントリーグレードは快適装備などが必要最低限にとどめられることが少なくありませんが、3代目ワゴンRスティングレーはスズキ 6代目ワゴンRの上級車種という位置づけであるため、「HYBRID X」でも基本的な装備が充実しています。

エクステリア(外装)ではエアロ形状のフロントバンパーやリアバンパーに加えて、サイドアンダースポイラー、ルーフエンドスポイラーなどを装着し、ベースとなった6代目ワゴンRよりもシャープな外観を演出しています。

ドアにはメッキ加飾されたドアハンドルが奢られ、バンパーや外装の形状を変更しただけではなく、質感が高められている点も見逃せないポイントです。

ヘッドランプも6代目ワゴンRから形状が大きく変更された専用LEDヘッドランプを装備。ドアミラーもLEDを採用したサイドターンランプが備わり、リヤコンビネーションランプにもLEDが使われています。

インテリア(内装)ではブラックを基調とした落ち着いた雰囲気が特徴です。

運転席と助手席のサンバイザー裏にバニティーミラーを標準装備。ダークバイオレットパール色のドアアームレストを備え、インサイドドアハンドルもメッキ加飾されています。

運転席にはシートリフター機能が付き、本革巻のステアリングにはチルト機構が備わっていることから適切なドライビングポジションを得られます。また、最大2,450mmの室内長はサーフボードやゴルフバッグなども収納でき、幅広いニーズに応えられるよう多彩なシートアレンジが可能となっています。

エンジンは最高出力36kW(49PS)/6,500rpm、最大トルク40Nm(4.1kgm)/5,000rpmを発揮するR06D型を搭載。

さらに最高出力1.9kW(2.6PS)/1,500rpm、最大トルク40Nm(4.1kgm)を発生するモーターを組み合わせ、システム最高出力37.9kW(51.6PS)最大トルク98Nm(10kgm)を誇り、伝達効率に優れるCVTを組み合わせることで良好な燃費を実現。

実際の走行状況に近いとされるWLTCモード燃費で2WD(前輪駆動)モデルが25.2km/L、4WD(4輪駆動)モデルが24.2km/Lとなり、軽自動車としては充分なスペックを誇ります。

価格は2WDが150万1,500円、4WDが162万4,700円となり、標準装備の多さを考慮すればお買い得の1台となっています。

スズキ 3代目ワゴンRスティングレー HYBRID T【価格:165万3,300円〜】

「HYBRID T」は、スズキ 3代目ワゴンRスティングレーの上級グレードにあたるモデルです。

下位グレードの「HYBRID X」から基本的な機能や装備がさらに充実し、フロントシート(前席)にはサイドエアバッグやカーテンエアバッグが標準装備となるなど安全性も向上しています。

快適装備ではクルーズコントロールシステムが追加され、長距離移動や旅行の際にドライバーの負担を軽減。一方でステアリングにはパドルシフトが備わり、「HYBRID X」では14インチだったアルミホイールが15インチへとサイズアップ。ハンドリングはよりシャープとなり、メリハリのあるドライビングを楽しむことも可能です。

また、フロントブレーキがベンチレーテッドディスクに変わり、ブレーキの許容熱量が増えている点も見逃せません。

その他にも「HYBRID X」と同様に、セキュリティアラームシステムやイモビライザー、ライト消し忘れ警告ブザーなどの機能が備わり、6代目ワゴンRの上級車種にふさわしい多彩な機能が装着されています。

エンジンスペックや燃費性能は「HYBRID X」と変わりませんが、価格は2WDが165万3,300円、4WDが177万6,500円となり、「HYBRID X」に比べて2WDと4WDそれぞれ15万1,800円高い値段設定となっています。

3代目ワゴンRスティングレーはどちらのグレードもハイブリッドモデルとなり、エンジンや燃費などの性能に差が無く、両者の違いは快適装備の数となっています。

上級グレードの「HYBRID T」はクルーズコントロールシステムパドルシフトなど、長距離ドライブで威力を発揮する装備が充実していることから、長距離を移動したり旅行にもクルマを使う場合は「HYBRID T」、市街地や近距離の移動が中心となる場合は「HYBRID X」がおすすめと言えるのではないでしょうか。

※ 2020年9月現在

吉田 恒道

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道