4代目レクサス GSでも欠点(デメリット)はあるの?3つの観点で調べてみた!

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今回は、レクサス GSが持つ欠点(デメリット)についてご紹介します。レクサス GSは、レクサスのラインナップでも、フラッグシップであるレクサス LSに次ぐ車格が与えられています。優れた居住性とスポーティな動力性能を与えられた人気のモデルですが、レクサス GSに欠点はあるのでしょうか?

文・PBKK
Chapter
レクサス GSの新たなデザインが個性的すぎる?
レクサス GSは価格が高い?
レクサス GSは燃費が悪い?

レクサス GSの新たなデザインが個性的すぎる?

万人受けする優等生的なイメージだった3代目GS(190型)から一転して、強い存在感を示す個性的な顔つきとなった4代目GS(L10型)ですが、ここに1つの欠点があります。存在感と個性が強いということはその反面、このデザインを受け入れられない層も一定数生まれてしまうということ。

エクステリアデザイン(外装)でいえば、GS 190型とGS L10型を並べて見比べてみると、現行モデルは先代モデルであるGS L10型の面影をほとんど残していないことが分かります。

見方によっては、威圧的ともいえる現行モデルのフロントフェイスは、新車の購入を考えた時に、レクサス GSを選択肢から外してしまう要因となり得るのではないでしょうか。
しかし、押し出し感が強く、特徴的なスピンドルグリルの採用はレクサスのキャラクターアイコンを示すデザインとして、他のラインナップにも引き継がれ続けている部分。一目見てレクサスだと分かるデザインは、上品なだけのモデルでは満足できないユーザーにこそもってこいでしょう。

レクサス GSは価格が高い?

レクサス GSが持つ2つめの欠点として、本体価格の高さが挙げられます。ベースグレードとなるGS300でメーカー希望小売価格が588万8056円。トップグレードなるGS450h バージョンLになると、860万2407円に設定されています。

では、他のモデルはどうなっているのでしょうか。例えば、トヨタのフラッグシップモデル・クラウンではベースグレードの2.0Bで469万1500円。トップグレードの3.5RS アドヴァンスでも703万4500円で購入できてしまいます。

エクステリア・インテリア(内装)の質感やデザインには細かな違いはあるものの、カタログを眺めてみると搭載する機能や安全装備はほとんど変わらないのです。

また、メーカーオプションを限りなく減らし、1つのモデルを1つのパッケージとして、ユーザーにカスタマイズの選択肢を与えない販売方法は、結果として本体価格の高騰を招いてしまっているといえます。
レクサス GSは確かに価格設定は決して安いとは言い難い金額ですが、その価格帯に見合うだけのデザインや走行性能が豊富に備えています。

さらに、国内でもトップクラスのブランド力を誇っているので、運転中も堂々と胸を張れる上質なモデルです。レクサス自体に強いこだわりを持っているユーザーにとっては、価格の高さは関係ないのかもしれません。

レクサス GSは燃費が悪い?

最後に挙げる欠点は、標準モデルの燃費の悪さです。GSにはGS350とGS300にガソリンエンジンモデルがラインアップしていますが、この両モデルの燃費性能が際立って悪いのです。

公称値で最も燃費が悪いのは、9.9km/L(JC08モード)のGS350 バージョンL AWDモデル。公称値でこの数値なので、市街地などでの実測であればさらに悪くなる可能性は大いにあるといえます。

一方でハイブリッドモデルであるGS450hなら全グレードで公称値18.2km/L(JC08モード)。さらに、GS350hでは23.2km/L(JC08モード)がカタログスペックでの燃費性能となっています。
おおよそ倍ほども燃費性能に差がある現状では、レクサスはハイブリッドモデル以外売る気はないのか?と言われてもしかたのないことでしょう。クルマの燃費を気にする現代人にとって、実質的に選択肢を狭めている要因ともなってしまっています。

しかし、そうはいってもGSは展開している4グレードそれぞれに、F-スポーツ・バージョンL・Iパッケージが用意されています。ドライバーの運転頻度や使い方によって、最適なモデルを選べばこの問題は解消できるともいえます。
以上のことから、レクサス GSには3つの欠点があることが分かりました。特徴的なスピンドルグリルを備えたフロントフェイス。メーカーオプションが絞られていることによる、本体価格の高さとカスタマイズ性の少なさ。通常モデルの余りにも悪い燃費性能の3つです。

しかし、レクサス GSは欠点こそ持っているものの、唯一無二の素晴らしいモデルであることは間違いありません。欠点を理解した上で購入できたユーザーだけが、レクサス GSが持つ本当の魅力に気が付くことができるのではないでしょうか。
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