【プロ解説】ジャガーF-PACE(Fペイス) の維持費を徹底解説!!

ジャガー F-PACE R-SPORT 2.0L D180 Eiger Grey 萩原文博

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ジャガーF-PACE(Fペイス) の維持費はいくら?。2016年に日本デビューを果たした、ジャガー F-PACE。デビューから4年経った現在のSUV市場は激戦を極めます。その激戦区の中で、ジャガーF-PACE(Fペイス) の維持費に対して、エンジン、燃費、税金などに注目し解説していきます。

文/写真・萩原文博

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博
Chapter
ジャガーF-PACE(Fペイス) の燃料代を解説
ジャガーF-PACE(Fペイス) の燃料代を解説
ジャガーF-PACE(Fペイス) の税金事情を解説
【ジャガー F-PACE 】ジャガー(JAGUAR)初のSUV! スポーツカーブランドが作るSUVの走りとは?JAGUAR F-PACE R-SPORT 2.0L D180

ジャガーF-PACE(Fペイス) の燃料代を解説

国産車では燃料が価格の安い軽油を使用するディーゼル車のほうが、ガソリン車より車両本体価格が高くなると言うケースが多く、その差額をペイするためには年間かなりの走行距離が必要となります。

したがって長距離ドライブが多い人に燃料代の安いディーゼル車がオススメということになります。


ジャガーF-PACE(Fペイス) の燃料代を解説

しかし、今回試乗したジャガーF-PACEは試乗したR-SPORTで比較すると、ディーゼルエンジン搭載車が772万円、2Lガソリン車の250ps仕様が780万円。そして300ps仕様が844万円とそれぞれ8万円、56万円ガソリン車のほうが高くなっています。

しかもガソリン車の使用燃料はハイオクで、現在全国平均の価格が152円。一方のディーゼル車の使用燃料である軽油は118円と1L当たり34円差となっています。

ジャガーF-PACE(Fペイス) のディーゼル仕様はコスパが高い?!

タンク容量はディーゼル車が60L、ガソリン車が83Lで、空の状態で満タンにすると、ディーゼル車は7080円。ガソリン車は12616円と約5000円の差が付いてしまいます。

しかも燃費性能はJC08モードで...。
・ディーゼル車は15.8km/L
・250ps仕様のガソリン車は12.2km/L
・300ps仕様のガソリン車は11.2km/Lです。

そこで満タン時の航続走行距離を計算するとディーゼル車は948km、250ps仕様のガソリン車が1012km、300ps仕様車は929kmで今回試乗したディーゼル車の燃料代におけるコストパフォーマンスの高さが光ります。


ジャガーF-PACE(Fペイス) の税金事情を解説

ただ、ディーゼル車はアドブルーという液体を補充しないと走行できなくなるので注意が必要です。 

燃料代だけでなく、ディーゼル車はエコカー減税対象車となっており、税金面でも優遇されています。車両本体価格ではガソリン車との価格差はそれぞれ、8万円、56万円でしたが、税金などの諸費用を含めるとこの差はもっと広がります。この価格差をオプション装備に費やして、装備を拡充したほうが今後のカーライフだけでなく、クルマを手放す時も有利に働くでしょう。

【ジャガー F-PACE 】ジャガー(JAGUAR)初のSUV! スポーツカーブランドが作るSUVの走りとは?JAGUAR F-PACE R-SPORT 2.0L D180

2016年に日本デビューを果たした、ジャガー F-PACE。デビューから4年経った現在では、SUV市場は激戦を極めます。スポーツカー作りを得意とするジャガー、初のSUVは今でも競争力はあるのでしょうか。河西啓介がチェックします。

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