【プロ解説】ジャガーF-PACE(Fペイス)をグレードの違いを徹底解説!!

ジャガー F-PACE R-SPORT 2.0L D180 Eiger Grey 萩原文博

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ジャガー初のSUVとして2015年に登場したF-PACE。2018年12月に発表した2019年モデルからは、ハイパフォーマンスグレードのSVRをラインナップに追加し、全14グレードとなりました。ここでは、F-PACEのグレード別の違いを紹介しましょう。

文/写真・萩原文博

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博
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ジャガーF-PACE(Fペイス)のグレード一覧を紹介
ジャガーF-PACE(Fペイス) PUREを解説
ジャガーF-PACE(Fペイス) PRESTIGEを解説
ジャガーF-PACE(Fペイス)PORTFOLIOを解説
ジャガーF-PACE(Fペイス) R-SPORTを解説
ジャガーF-PACE(Fペイス) Sを解説
ジャガーF-PACE(Fペイス)SVRを解説
【ジャガー F-PACE 】ジャガー(JAGUAR)初のSUV! スポーツカーブランドが作るSUVの走りとは?JAGUAR F-PACE R-SPORT 2.0L D180

ジャガーF-PACE(Fペイス)のグレード一覧を紹介

F-PACEは搭載するエンジンによって設定されているグレードが異なります。2つの出力の異なる仕様を用意する2L直列4気筒ガソリンターボエンジンと2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンはPURE、PRESTIGE、PORTFOLIO、R-SPORTという4グレードをそれぞれ設定しています。

3LV型6気筒スーパーチャージャー付ガソリンエンジンを搭載するS、そして5L V型8気筒スーパーチャージャー付ガソリンエンジンを搭載するSVRの合計14グレードとなっています。それでは、主要装備を比較してみましょう。

ジャガーF-PACE(Fペイス) PUREを解説

ラグジュラリーラインと呼ばれるF-PACEの中で最もベーシックなグレードとなるのが、「PURE」です。

主要装備は以下のものとなります。
・18インチアルミホイール“スタイル1022”
・キセノンヘッドライト(LEDシグネチャー付)
・ヘッドライトパワーウォッシュ
・ラックステックシート
・10ウェイパワーシート(フロント、運転席メモリー付)
・メタルスカッフプレート(ラゲージスペース)
・自動防眩ルームミラー
・グロスブラックトリムフィニッシャー
・ソフトグレインレザーステアリングホイール
・Touch Pro、MERIDIANサウンドシステム
・プレミアムカーペットマット
・クロムサイドウィンドウサラウンド
・イルミネーテッドアルミニウムフロントトレッドプレート(JAGUARロゴ入り)
・ヘッドライニング(スエードクロス)

ジャガーF-PACE(Fペイス) PRESTIGEを解説

同じラグジュアリーラインのPRESTIGEになると主要装備(PUREの主要装備に追加または代替)として、グレインレザーシート、スポーツステアリング、追加電源ソケット、ラックステックインストルメントパネルトップ、センタコンソールストレージサラウンドフィニッシャー(サテンクロム)となり、本革シートが標準装備となり、インテリアの質感が向上しています。

ジャガーF-PACE(Fペイス)PORTFOLIOを解説

そして、ラグジュアリーラインの最上級モデルとなるのが、2017年12月に追加されたPORTFOLIOです。このグレードは、PRESTIGEの主要装備に追加または代替として、18インチアルミホイール“スタイル1018”を標準装備するのをはじめ、パーフォレイテッドウィンザーレザーラグジュアリーシート、コンフィギュラブルアンビエントインテリアムードライト、エッチドアルミニウムトリムフィニッシャーを採用するなど、ラグジュアリーなインテリアが特徴となっています。

ジャガーF-PACE(Fペイス) R-SPORTを解説

スポーツラインのベーシックモデルがR-SPORTです。R-SPORTの主要装備(PUREの主要装備に追加又は代替)として、R-SPORTボディキット(R-SPORTフロントグリル&リアバンパー、ボディ同色ドアクラッディング〈サテンブラックフィニッシャー〉、サテンクロームラジエターグリルサラウンド&サイドパワーベント)、19インチアルミホイール“スタイル5038”(グレーダイアモンドターンドフィニッシュ)、グロスブラックサイドウィンドウサラウンド前席用メタルスカッフプレート、ラックステック&テクニカルメッシュスポーツシート、サテンクロームパドルシフト、フロントフォグランプ、コンフィギュラブルダイナミクス、ブライトメタルペダルとなり、外観のデザインやアルミホイールがインチアップされます。

そしてSの主要装備はR-SPORTの主要装備に追加または代替として以下のものが装着されます。
・20インチアルミホイール“スタイル5035”(グレーダイアモンドターンドフィニッシュ)
・Sボディキット(Sフロント&リアバンパー、ボディ同色Sドアクラッディング〈サテンクロムフィニッシャー〉
・アダプティブLEDヘッドライト(シグネチャー付)、グレインレザー&スエードクロススポーツシート
・10ウェイパワーフロントシート
・メッシュアルミニウムトリムフィニッシャー、
・アダプティブ・ダイナミクス、ブレーキキャリパー(レッド)

といったように、専用の外観デザイン、20インチのアルミホイールそして赤のブレーキキャリパーなどスポーティさを主張するアイテムを纏っています。 

ジャガーF-PACE(Fペイス) Sを解説

そしてSの主要装備はR-SPORTの主要装備に追加または代替として以下のものが挙げられます。

・20インチアルミホイール“スタイル5035”(グレーダイアモンドターンドフィニッシュ)
・Sボディキット(Sフロント&リアバンパー
・ボディ同色Sドアクラッディング〈サテンクロムフィニッシャー〉
・アダプティブLEDヘッドライト(シグネチャー付)、グレインレザー&スエードクロススポーツシート
・10ウェイパワーフロントシート、メッシュアルミニウムトリムフィニッシャー
・アダプティブ・ダイナミクス
・ブレーキキャリパー(レッド)
といったように、専用の外観デザイン、20インチのアルミホイールそして赤のブレーキキャリパーなどスポーティさを主張するアイテムを纏っています。

ジャガーF-PACE(Fペイス)SVRを解説

ハイパフォーマンスグレードのSVRは、一回り大きなエアインテークをもつフロントバンパー、エンジンルームの冷却を高めるボンネットベント、高速走行安定性を向上させるフェンダーベント、揚力と抗力を低減させるリア・フリップ・スポイラー、テール下に配置したリア・サイドベント、気流を整えエアロダイナミクスを高めるリア・サイドストレーキなど専用パーツを多数採用した外観となっています。

また、装着するアルミホイールは21インチの5スプリットスポーク“スタイル5080”(ダイアモンドターンフィニッシュ)となっています。インテリアは側面のサポートを強化したスリムライン。スポーツシート、エンボス加工の「SVR」ロゴを配したダイヤモンドキルト・シート、スポーツ・シフト・セレクター、アルミニウム製パドルシフトと「SVR」ロゴ付レザーステアリングホイールを装着しています。

そのほか、SVR向けには特別に調整・最適化したクイックシフト・トランスミッション、電動パワーアシスト据えたリング、インテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス、アダプティブ・ダイナミクス、トルクベクタリング、ダイナミック・スタビリティコントロール、AWDシステムを搭載し、他のモデルとは一線を画すスペシャルモデルとなっています。F-PACEはグレードによってエンジンはもとより、内外装の仕様に大きな差があることがわかります。

【ジャガー F-PACE 】ジャガー(JAGUAR)初のSUV! スポーツカーブランドが作るSUVの走りとは?JAGUAR F-PACE R-SPORT 2.0L D180

2016年に日本デビューを果たした、ジャガー F-PACE。デビューから4年経った現在では、SUV市場は激戦を極めます。スポーツカー作りを得意とするジャガー、初のSUVは今でも競争力はあるのでしょうか。河西啓介がチェックします。

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