トヨタ エスティマを中古で買うなら?ハイブリッドとガソリン車どっち?
更新日:2024.09.09
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1990年から2019年まで3世代に渡り販売されていたトヨタ エスティマ。3列シートミニバンのエスティマは「トヨタの天才タマゴ」と称して販売され、3世代とも3列シート車としては独特のタマゴのようなフォルムが特色なモデルです。
文・西川 昇吾
文・西川 昇吾
トヨタ エスティマは2代目・3代目へと、どう改良されマイナーチェンジしたのか?
1990年にデビューした初代エスティマは、床下にエンジン&トランスミッションを配置したミッドシップ方式を採用し、カットモデルからそのレイアウトを見た多くの自動車業界関係者が驚かされました。
また当時「バン」と言えば四角いデザインが多かったですが、天才タマゴとトヨタが称したエスティマのエクステリアデザインは、3列シートのバンながら丸みを帯びた独特のデザインで注目を浴びました。初代エスティマは1990年から1999年と長いモデルライフを誇りましたが、2000年に2代目へとバトンタッチしました。
また当時「バン」と言えば四角いデザインが多かったですが、天才タマゴとトヨタが称したエスティマのエクステリアデザインは、3列シートのバンながら丸みを帯びた独特のデザインで注目を浴びました。初代エスティマは1990年から1999年と長いモデルライフを誇りましたが、2000年に2代目へとバトンタッチしました。
2代目エスティマは初代モデルで採用されたミッドシップレイアウトから一般的なFFレイアウトに変更されましたが、丸みを帯びたタマゴ型のエクステリアデザインはそのままで販売されました。
この2代目エスティマは発売されると大ヒットとなり、2000年の新車乗用車販売台数第3位となりました。またこの2代目からハイブリッドモデルが追加されたのも大きなトピックスと言えるでしょう。
この2代目エスティマは発売されると大ヒットとなり、2000年の新車乗用車販売台数第3位となりました。またこの2代目からハイブリッドモデルが追加されたのも大きなトピックスと言えるでしょう。
最終モデルとなってしまった3代目は2006年1月にデビュー。2019年11月まで販売されました。コンセプト面では大きな変更はありませんが、プラットフォームやエンジンを一新し、自動車としての正常進化を受けたのが3代目登場直後の印象です。
またハイブリッドモデルはCVTモデル向けのハイブリットシステムTHS–Cから、プリウスなどと同じシステムであるTHS–Ⅱとなり、より燃費向上に特化したシステムとなりました。
またハイブリッドモデルはCVTモデル向けのハイブリットシステムTHS–Cから、プリウスなどと同じシステムであるTHS–Ⅱとなり、より燃費向上に特化したシステムとなりました。
そして3代目の特徴は何と言ってもフルフラット収納が可能な3列目シート。これにより荷物を積載に自由が生まれるのはもちろん、2列目を後方に持っていけばリムジンのように足が伸ばせます。
以降、2008年12月・2012年5月・2016年6月と3度のマイナーチェンジを受け、近代化改修を受けるような形となりますが、残念ながら2019年11月に販売終了となってしまいました。
以降、2008年12月・2012年5月・2016年6月と3度のマイナーチェンジを受け、近代化改修を受けるような形となりますが、残念ながら2019年11月に販売終了となってしまいました。
トヨタ エスティマの世代別のエンジン仕様とハイブリッドモデル
エスティマの購入を検討する上で重要になるのはパワートレインでしょう。まず初代は2.4Lガソリンエンジンのみですが、5ナンバーサイズとなる派生車種エミーナとルシーダがあります。こちらは2.4Lガソリンエンジンと、2.2Lディーゼルエンジンがラインアップされています。
2代目は2.4L 4気筒モデルと3.0L V6モデル、そしてハイブリッドモデルというラインアップ。3代目は2.4L 4気筒モデルと3.5L V6モデル、そしてハイブリッドモデルというラインアップになります。自身が求める性能や使用状況に合わせて最適なモデルを選ぶのがエスティマを購入する際に重要なポイントとなるでしょう。
2代目は2.4L 4気筒モデルと3.0L V6モデル、そしてハイブリッドモデルというラインアップ。3代目は2.4L 4気筒モデルと3.5L V6モデル、そしてハイブリッドモデルというラインアップになります。自身が求める性能や使用状況に合わせて最適なモデルを選ぶのがエスティマを購入する際に重要なポイントとなるでしょう。
トヨタ エスティマの中古車情報をチェック!
30年近く販売されていたエスティマは、2020年1月現在の車両平均価格は157.3万円、ハイブリッドは189.7万円となっていますが、中古市場相場もピンキリといった印象。ただ最後のモデルチェンジが行われた2016年以降の個体は現在でも200万円を超える個体がほとんどで、ハイブリッドになると300万円を超える個体もチラホラといった具合。
初代モデルのミッドシップがいいというマニアも一部にはいますが、基本的には安全装備が充実している3代目の最終型をオススメしたいところです。
初代モデルのミッドシップがいいというマニアも一部にはいますが、基本的には安全装備が充実している3代目の最終型をオススメしたいところです。