ランドローバー レンジローバースポーツはどんなクルマ?

ランドローバー社のレンジローバーといえば、ラグジュアリーさとタフな走破性を両立させたハイエンドSUVモデル、という印象だと思います。さて、同社がラインナップしているレンジローバースポーツはどのようなモデルなのでしょうか。
文・YOSHIT
ランドローバーのレンジローバースポーツとはどんなモデル?
ランドローバーのレンジローバースポーツは、2005年に発表されたラグジュアリー感とスポーティさを兼ね備えたSUVモデル。まだスタイリッシュなSUVマーケットの黎明期、ポルシェ・カイエンが過分なスポーツ性をもたらし、これが人気を博しました。
レンジローバースポーツはポルシェ・カイエンに対してのランドローバーからの回答、また対抗モデルだったといえます。レンジローバースポーツのポイントとしては…
・超強力なパワーユニット
・圧倒的な走破性能
・力強くスポーティなフォルム
こういった点ではないでしょうか。
カイエンに対抗するモデルだけあって、パワーユニットのインパクトもさることながら、RVモデルの先駆けブランドならではの悪路走破性能をもたらしているのも大きな要素です。(最大渡河水深850mm)
まだ未舗装路や悪路の多い新興国の富裕層にも大いに訴求するモデルだった、というわけです。
ガソリン・ディーゼル・PHEVモデルの違いは?
レンジローバースポーツにはグレードに応じて様々なパワーユニットが用意されています。
クリーンディーゼル仕様(V6スーパーチャージャー)
総排気量:2,992cc
最高出力:190kW / 258ps
最大トルク:600Nm
トランスミッション:8速オートマチックトランスミッション
燃料消費率(JC08モード):12.6km/L
PHEV仕様(p400e 2.0Lエンジン)
総排気量:1,997cc
最高出力:297kW / 404ps
最大トルク:640Nm
トランスミッション:8速オートマチックトランスミッション
燃料消費率(JC08モード):不明
ガソリン仕様(3.0L i6直6ターボ)
総排気量:2,996cc
最高出力:294kW / 400ps
最大トルク:550Nm
トランスミッション:8速オートマチックトランスミッション
燃料消費率(JC08モード):不明
ガソリン仕様(5.0L V8スーパーチャージャー)
総排気量:4,999cc
最高出力:386kW / 525ps(SVR:423kW / 575ps)
最大トルク:625Nm(SVR:700Nm)
トランスミッション:8速オートマチックトランスミッション
燃料消費率(JC08モード):7.6km/L
太いトルクと環境性能を両立したディーゼル、走行性能を犠牲にせずハイスペックと環境性能を持っているPHEV、400PSの3.0Lガソリン直6ターボに加え500PSを超える圧倒的パワーを持つ5.0L ガソリンエンジンと、魅力的なパワーユニット展開となっているのが興味深いところです。