スズキ スペーシアカスタムの欠点(デメリット)は?

スペーシアカスタム

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スペーシアカスタムはスズキが誇る人気の軽ハイトワゴンです。軽自動車でありながら、広大な室内空間と充実の安全機能を両立させ、幅広い層から支持されています。そんなスペーシアカスタムは、魅力的な長所があれば改良を願う欠点も持ち合わせています。今回は、スペーシアカスタムの欠点についてご紹介していきます。

文・PBKK
Chapter
スズキ スペーシアカスタムは燃費が悪い?
後部座席(リアシート)の乗り心地は?
価格が高い?

スズキ スペーシアカスタムは燃費が悪い?

スペーシアカスタムのそれぞれのグレードの燃費は以下の通りです。

JC08モード燃費(走行燃料消費率)
HYBRID GS:2WD=28.2km/L / 4WD= 26.4km/L
HYBRID XS:2WD=28.2km/L / 4WD= 26.4km/L
HYBRID XSターボ:2WD=25.6km/L / 4WD=24.0km/L

スペーシアカスタムの先代モデルは最高燃費が32.0km/L(JC08モード燃費)ありました。それと比べて現行モデルは乗り心地の良さや車体の軽量化に伴い、燃費が下回ったと言われています。しかしライバル車のホンダ N-BOXは1番燃費が良いものでも27km/Lなので、スペーシアカスタムは軽自動車の中ではダントツに燃費の良さが評価されています。

後部座席(リアシート)の乗り心地は?

スペーシアカスタムの欠点として、後頭部座席の乗り心地の悪さが挙げられています。ライバル車であるN-BOXと比べて、後席は若干硬めの仕上がりになっており、シートと一体型のヘッドレストです。前席のヘッドレストは調節可能ですが、後席はベンチシートのタイプとなっているため、乗車時の揺れが懸念されています。

さらに「突き上げが気になる」というユーザーからの声も挙がっています。スペーシアカスタムは、マイルドハイブリッドによる静粛性の高い走りで高評価を獲得していますが、それが裏目に出てしまい、突き上げが目立つと考えられています。

また軽ハイトワゴンであるスペーシアカスタムは、ゆとりのある広い室内を確保するために車高が高く設定されています。そのため、風が強い日に横風を受けたり、高速道路などの加速する場面で車体にふらつきが生じる場合があります。

これはスペーシアカスタムのみならずハイトワゴンには付き物の欠点なので、あまりにもふらつきや揺れが心配な場合はハイトワゴン以外のクルマを選択するのがおすすめです。

価格が高い?

スペーシアカスタムの新車価格は以下の通りです。

HYBRID GS:2WD 157万6800円 4WD 169万7760円
HYBRID XS:2WD 169万0200円 4WD 181万1160円
HYBRID XSターボ:2WD 178万7400円 4WD 190万8360円

全車に装備されている「衝突被害軽減ブレーキ」を非装着すると5万9400円引かれますが、トップグレードを選択するとオプションや諸経費費用を含め200万を超えるので、コンパクトカーよりも価格が高いと言われています。

しかし、スペーシアカスタムは高いだけではなく価格相応の優れた動力性能を備えているので、軽自動車で200万超えたくないという方はスタンダードグレードなど価格が抑えられたクルマを検討するのがおすすめです。
広い室内空間と高い居住性に加え優れた安全性能を持つハイトワゴンのスペーシアカスタムですが、使用しているうちに不満が漏れてしまうこともあるでしょう。ぜひ購入前に気になる部分をピックアップし、試乗などでしっかりとチェックしてから購入しましょう。
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