ダイハツ タントの使い勝手を徹底レビュー!
更新日:2024.12.09

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「毎日にゆとりが生まれる、ミラクルな使い勝手」とダイハツがアピールする、タントの使い勝手。タントの代名詞でもあるミラクルオープンドアの使い勝手をさらに昇華させ、ミラクルウォークスルーパッケージとして、さまざまな便利機能が備えられていますが、ダイハツの「使い勝手」へのこだわりは、それだけではないのです。
筆者が試乗で感じたタントの便利機能をご紹介します。
文・吉川 賢一/写真・エムスリープロダクション 鈴木 祐子
筆者が試乗で感じたタントの便利機能をご紹介します。
文・吉川 賢一/写真・エムスリープロダクション 鈴木 祐子
ダイハツ タントのスペック表
ダイハツ タント(2019年7月モデル) | |
---|---|
新車価格 | 122~202.4万円 |
中古車価格 | 7.2〜226万円 |
ボディタイプ | 軽自動車 |
全高 | 1,755~1,805mm |
全幅 | 1,475mm |
全長 | 3,395mm |
燃費 | 18.2~22.7km/L(WLTC複合モード) |
燃料 | - |
車両重量 | 880~990kg |
ドア数 | 5ドア |
乗車定員 | 4名 |
排気量 | 658cc |
駆動方式 | フロント |
トランスミッション | CVT |
ハンドル | 右 |
最小回転半径 | 4,400~4,700mm |
前輪サイズ | - |
後輪サイズ | - |
タントを徹底レビュー!その①|一歩先を行く使い勝手!ミラクルウォークスルーパッケージ
先代までのミラクルオープンドアの利便性をさらにグレードアップ。まさに開け閉めスムーズで乗り降りカンタン、車内移動ラクラクなパッケージの主な機能は、以下の通りです。
・運転席ロングスライドシート(福祉車両を除く、Xグレード以上に標準装備)
世界初の運転席ロングスライドシート(最大540mm)を採用。これによって、運転席をスライドさせれば、座ったまま、横を「くるっ」と向いて、後席の子供の世話をする、といったこともでき、また、子供を抱っこしたまま助手席側から乗って、子供をチャイルドシートに座らせ、そのまま運転席へ移動、ということも可能。また、極狭な駐車場でも活躍してくれそうな機能です。
世界初の運転席ロングスライドシート(最大540mm)を採用。これによって、運転席をスライドさせれば、座ったまま、横を「くるっ」と向いて、後席の子供の世話をする、といったこともでき、また、子供を抱っこしたまま助手席側から乗って、子供をチャイルドシートに座らせ、そのまま運転席へ移動、ということも可能。また、極狭な駐車場でも活躍してくれそうな機能です。
・軽初!助手席イージークローザー(Xグレード以上に標準装備)
半ドア状態まで閉じれば、あとはモーターが引き込んでくれるこの機能。力のないお子さんや高齢者の方が自分でドアを閉め、半ドア状態となっても、閉め直す必要はなくなります。
半ドア状態まで閉じれば、あとはモーターが引き込んでくれるこの機能。力のないお子さんや高齢者の方が自分でドアを閉め、半ドア状態となっても、閉め直す必要はなくなります。
・軽初のスライドドア自動オープン!ウェルカムオープン機能(助手席側はXグレード以上に標準装備)
クルマを降りる際に、予め予約をしておくと、次にクルマに乗る際に、ドアに近づくだけで、キーに反応して自動的にドアが開きます。両手にたくさんの荷物、もしくはお子さんを抱っこしているとき、誰もが夢見た機能でしょう。
クルマを降りる際に、予め予約をしておくと、次にクルマに乗る際に、ドアに近づくだけで、キーに反応して自動的にドアが開きます。両手にたくさんの荷物、もしくはお子さんを抱っこしているとき、誰もが夢見た機能でしょう。
・パワースライドドア、閉まるまでの時間って意外と長い!タッチ&ゴーロック機能(助手席側はXグレード以上に標準装備)
急いでいるとき、ロックをするためにパワードアが閉まるのを待っているとき、ありますよね。キーを携帯していれば、パワースライドドアが閉まりきる前に、ドアが閉まった後のロックをすることができます。地味に便利な機能、といえるでしょう。
急いでいるとき、ロックをするためにパワードアが閉まるのを待っているとき、ありますよね。キーを携帯していれば、パワースライドドアが閉まりきる前に、ドアが閉まった後のロックをすることができます。地味に便利な機能、といえるでしょう。
・ライフスタイルの変化に合わせて後付け可能なものも!ミラクルオートステップ&ラクスマグリップ(ディーラーオプション、一部メーカーオプション)
ミラクルオートステップは、助手席ドアと助手席側スライドドアの開閉に連動して、電動でステップが展開・格納してくれ、ラクスマグリップは助手席や、運転席もしくは助手席シートバックに装着が可能。これまた、小さなお子さんや高齢者の方に、やさしい機能です。
・後席だけじゃない!ほぼ直角に開くフロンドドア(全車)
実はフロントドアがほぼ直角に開くこともミラクルウォークスルーパッケージに一役買っています。特に、Bピラーのない助手側のフロントドアがほぼ直角に開くことで、ミラクルオープンの効果を最大限に引き出しているのです。
ミラクルオートステップは、助手席ドアと助手席側スライドドアの開閉に連動して、電動でステップが展開・格納してくれ、ラクスマグリップは助手席や、運転席もしくは助手席シートバックに装着が可能。これまた、小さなお子さんや高齢者の方に、やさしい機能です。
・後席だけじゃない!ほぼ直角に開くフロンドドア(全車)
実はフロントドアがほぼ直角に開くこともミラクルウォークスルーパッケージに一役買っています。特に、Bピラーのない助手側のフロントドアがほぼ直角に開くことで、ミラクルオープンの効果を最大限に引き出しているのです。
タントを徹底レビュー!その②|そのほかにも、こんな便利機能が!
・直感的に分かる!TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ(Xグレード以上に標準装備)
視線移動が少なくなるよう配置された液晶ディスプレイ。ディスプレイ左端に、安全・安心のコンテンツやオートエアコンのステータスなど、さまざまな運転情報を表示してくれます。直感的に把握できる表示で、運転に集中するべき状況で、絶妙なアシストをしてくれるアイテムとなっています。
視線移動が少なくなるよう配置された液晶ディスプレイ。ディスプレイ左端に、安全・安心のコンテンツやオートエアコンのステータスなど、さまざまな運転情報を表示してくれます。直感的に把握できる表示で、運転に集中するべき状況で、絶妙なアシストをしてくれるアイテムとなっています。
・後席から操作できる、前席シートアレンジ(ロングスライドは装着車のみ、助手席リクライニングはXグレード以上)
運転席、助手席とも、シートバックにシートアレンジのためのスイッチがあります。運転席ロングスライドをするためには、運転席足元にあるボタンでロックを解除する必要がありますが、そのボタンがシートバックにも備わっており、ボタンで解除し、レバーを引くことで、運転席ロングスライドが可能となります。助手席シートバックにあるレバーは、助手席を前方へロングスライドさせるためのレバーです。また助手席は、背もたれ上部にあるレバーで背もたれを前へ倒すことも可能。後席から前席のシートアレンジを操作できるのは、これまた超便利。
運転席、助手席とも、シートバックにシートアレンジのためのスイッチがあります。運転席ロングスライドをするためには、運転席足元にあるボタンでロックを解除する必要がありますが、そのボタンがシートバックにも備わっており、ボタンで解除し、レバーを引くことで、運転席ロングスライドが可能となります。助手席シートバックにあるレバーは、助手席を前方へロングスライドさせるためのレバーです。また助手席は、背もたれ上部にあるレバーで背もたれを前へ倒すことも可能。後席から前席のシートアレンジを操作できるのは、これまた超便利。
・ドアロック連動フリューエルリッド(全車標準装備)
輸入車では見かける機能ですが、国産車では珍しい、給油口のドアロック連動機能。ガソリンスタンドで給油をお願いしたのち、ぼーっとしていて「給油口開けてください!」と言われなくても済みます。
輸入車では見かける機能ですが、国産車では珍しい、給油口のドアロック連動機能。ガソリンスタンドで給油をお願いしたのち、ぼーっとしていて「給油口開けてください!」と言われなくても済みます。
・シート表皮の撥水加工(標準系標準シート)
カスタム系以外の標準シートは、撥水加工となっています。ファブリックの心地よさもありつつ、飲み物をこぼしても染み込まずにさっと拭き取ればOK。汚れを気にすると、どうしてもシートは暗い色にしたくなりますが、そうすると車内が暗い雰囲気に。タントなら明るい車内で汚れを気にすることなく、どんどん飲食ができます。
カスタム系以外の標準シートは、撥水加工となっています。ファブリックの心地よさもありつつ、飲み物をこぼしても染み込まずにさっと拭き取ればOK。汚れを気にすると、どうしてもシートは暗い色にしたくなりますが、そうすると車内が暗い雰囲気に。タントなら明るい車内で汚れを気にすることなく、どんどん飲食ができます。
ライバルのスペーシアやN-BOXにはないタントの魅力と言えばミラクルオープンドアですが、今回ご紹介した通り、一度知ってしまったら、手放せなくなりそうな機能ばかり。
ライバルのN-BOXやスペーシアも、それぞれに便利機能が搭載されていますが、実際に筆者が試乗をして、車内が最も広く感じたのは、助手席側が大きく開くタントでした。気になる方は是非一度、実物をチェックされることをお勧めします。
ライバルのN-BOXやスペーシアも、それぞれに便利機能が搭載されていますが、実際に筆者が試乗をして、車内が最も広く感じたのは、助手席側が大きく開くタントでした。気になる方は是非一度、実物をチェックされることをお勧めします。