スズキ スペーシアの特別仕様車を一挙解説|標準仕様車との違いは?

スペーシアXリミテッド

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スズキのスペーシアは、ファミリーなどをはじめとする幅広い層に人気の軽ハイトワゴンです。スペーシアには、販売期間や販売台数の限られたモデルである特別仕様車がいくつも用意されています。

標準装備のされていないオプション装備や、特別仕様車限定色を選択できるなど、通常モデルにはない便利で嬉しい機能が備わった仕様となっています。今回は、スズキ スペーシアの特別仕様車をご紹介していきます。

文・PBKK
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スペーシアの特別仕様車は充実した安全装備を持つ
新型スペーシアの特別仕様車は福祉車両も

スペーシアの特別仕様車は充実した安全装備を持つ

軽自動車初の機能や快適機能を装備したスペーシアの特別仕様車です。

スペーシア Xリミテッド
スズキの特別仕様車スペーシア Xリミテッドは2014年6月12日に発売を開始しました。自然吸気のNAエンジンを搭載した「Xレーダーブレーキサポート装着車」をベースに、フロントやリヤのメッキパーツの各種スポイラーなどによるエアロパーツを使用し、洗練されたボディデザインを採用しています。

インテリアは黒基調でグレーの専用シート表皮やシルバーのアームレストを採用し、シックな印象に仕上げています。さらに夜間の視認性を高める「ディスチャージヘッドランプ」「オートライトシステム」なども特別装備されています。

また両手が塞がっているときに便利な「後席両側ワンアクションパワースライドドア」や、前席には寒い日に体の芯から温めてくれる「シートヒーター」紫外線約99%カットと赤外線カットを両立した「プレミアムUV&IRカットガラス」の搭載など充実の快適装備です。

スペーシア Xリミテッドのカラーバリエーションは、特別仕様車専用色の「アーバンブラウンパールメタリック」「クールカーキパールメタリック」「スチールシルバーメタリック」をはじめとする全5色をラインナップしています。

スペーシア Gリミテッド
スズキの特別仕様車スペーシア Gリミテッドは2015年12月21日に発売を開始しました。ターボエンジン搭載のスペーシア「T」同様に、LEDイルミネーションのメッキフロントグリルが特徴です。黒基調のシックなインテリアも、特別仕様車に相応しい高級感を演出しています。

価格を抑えながらもCVTによる低燃費を実現させているスペーシアシリーズの中でも人気のモデルです。スペーシア「G」がベースとなっており、軽自動車初の衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」を特別装備しています。

2つのステレオカメラで人や車両などの障害物を検知し、衝突回避または衝突被害を軽減してくれる機能です。また「誤発進抑制機能」「車線逸脱警報機能」「ふらつき警報機能」「先行車発進お知らせ機能」「エマージェンシーストップシグナル」の機能がセットで搭載されており、充実した安全装備です。

さらに「後席両側ワンアクションパワースライドドア」「スライドドアクローザー」「運転シートリフター」などの利便性の高い快適装備もされています。

新型スペーシアの特別仕様車は福祉車両も

スズキの福祉車両ウィズシリーズから、スペーシアをベースにした福祉車両を2013年10月28日に発売を開始しました。その後、スペーシアのフルモデルチェンジに伴い、2018年2月9日に新型スペーシアの車いす移動車の発売を開始しています。

スペーシア 車いす移動車は、介助する方の負担軽減を目指し、車両後部の電動ウインチのスロープをリモコン操作によりワンアクションで開閉できるようになっています。ベースであるスペーシア同様の広い室内に、車いすでのスムーズな乗り降りをプラスした利便性の高い福祉車両となっています。

さらに安全運転を支援するスズキの予防安全技術「セーフティサポート」を採用し、衝突回避、衝突被害を軽減する衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラサポートシステム」を標準装備しています。車いす乗員用の3点式シートベルトと車いすをしっかりと固定する4点式ベルト、安心感のある手すりなど充実した安全装備です。

また乗り降りをサポートする「乗降グリップ」や、後席の足元に温かい風を送り込む「リヤーヒーターダクト」など車内での快適装備も十分です。
スペーシアにはさまざまなグレードの特別仕様車が用意されています。スペーシアの魅力である広い室内と充実した安全装備に加え、特別仕様車ならではの特別機能が十分詰まっていて魅力的です。ノーマルのスペーシアのみならず、ぜひスペーシアの特別仕様車にも注目してみてください。
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