合法に公道を全開できるラリースタッドレースをご存じですか?
更新日:2024.09.09
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公道を合法で全開走行できる。サーキットなどのクローズドコースでないと、そんな機会はないのでは? と思う人も多いはず。もちろん条件付ではあるのだが、「ないことは、ない」のだ。
文・塚田 勝弘
文・塚田 勝弘
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- 合法下で公道を全開走行できるのか?
合法下で公道を全開走行できるのか?
1つはラリー。2020年にラリージャパンが復活するが、筆者が昔2回取材した際は、林道も含めた公道を全開走行する様子に興奮した覚えがある。リエゾンと呼ばれる一般公道を走る区間では、道路交通法などの法規に従ってラリーカーが移動するから、間近でラリー車を体感できる。
ラリージャパンにエントリーする一般ドライバーには難しいが、各地でラリーは開催されている。「全日本ラリー」は、一般公道(主に林道や未舗装路、砂利)などを使って全国各地で盛り上がっている。
ほかにも、クラシックカーやレーシングカーが走る「浅間山ヒルクライム」も有名だ。さらに、愛知県の「新城ラリー」「JMRC群馬ラリー」などもある。そのほか、費用は掛かるが、箱根ターンパイクなどを貸し切って全開走行することも可能だ。
ほかにも、クラシックカーやレーシングカーが走る「浅間山ヒルクライム」も有名だ。さらに、愛知県の「新城ラリー」「JMRC群馬ラリー」などもある。そのほか、費用は掛かるが、箱根ターンパイクなどを貸し切って全開走行することも可能だ。
警察の許可が下りにくい、と言われている日本に比べると、海外は公道レースが盛んで、有名なのはF1の「モナコグランプリ」「ル・マン24時間レース」などのほか、F1はオーストラリア・シンガポールなどが有名だ。アジアでは「マカオGP」などがあげられる。
オートバイではマン島の「TTレース」、メキシコのラリーである「バハ1000」、パリダカの愛称で知られる「ダカールラリー」、アメリカの「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」なども有名だ。
オートバイではマン島の「TTレース」、メキシコのラリーである「バハ1000」、パリダカの愛称で知られる「ダカールラリー」、アメリカの「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」なども有名だ。
ほかにも、公道ラリーも根付いていて、観客すれすれで全開走行(もちろん悲惨な事故も多いが)を見ることができる。ここに挙げたもの以外にも様々なところで公道レースが行われている。興味のある方は一度、調べてみると面白いかもしれない。